UFOロボ グレンダイザー2

宇門大介・デュークフリード

賛否の分かれるグレンダイザーですが、甲児の扱いはもとより、この作品の主人公のデュークフリード(宇門大介)のスカした感じがいやだ、という意見もよく聞きます。確かに、普段の大介は腰も低く、戦いに関しても逃げ腰(特に初期)なくせに、いざ戦いになるとちょっと偉そうになったりします。でも順を追って見てみるとどちらかといえば「いっぱいいっぱい」な時の方が多く、いつも汗だくになってギリギリの線で敵を倒すことの方が多いように思われます。特に64話・66話のピンチの際には私もテレビの前で手に汗握りながら応援しました。1話で甲児に悪態をつく大介を見て、次回から見るのをやめてしまった方にはぜひ今一度見ていただきたい作品です。毎回一生懸命地球を守ろうとする姿を見ることができると思います。

故郷フリード星が宇宙征服を企むベガ星人に攻撃、滅ぼされてしまったので「フリード星の守り神」グレンダイザーに乗って脱出、地球に不時着した所を宇門博士に引き取られ、地球人として暮らし始める・・という設定なのですが、この大介さんは地球に馴染みすぎている上、元王子様とは思えないほど庶民的だったのです。おまけに、戦いの時は苦悩したりしてかっこいいけど、それ以外の時は意外とのんびりしていてちょっと天然なのがまた素敵でした。 衝撃的だったのが、寝巻きがモモヒキだったことです。アニメの男性キャラの寝姿といえば、上半身裸にズボンか青系の縦縞パジャマが多いのですが、なぜか大介さんは上半身裸に金色のペンダント、下はモモヒキというすごいアンバランスな組み合わせでした。最初は我が目を疑い、あれは白いパジャマのズボンなんだと自分に言い聞かせようとしたのですが、やっぱりどう見てもモモヒキにしか見えない・・。後に、ちゃんとパジャマ(やっぱり青の縦縞)を上下着ているシーンも出てきましたが、似合ってなかったです(笑)。初期の頃の大介は顔も濃く、服装もなんとなくオッサンっぽくて(ベストやズボンの裾がビラビラになっているのが唯一の若さの証明・・)あかぬけなかったのですが、中盤からオレンジ色のラガーシャツ(?)にジーンズという若々しいスタイルになりました。あのどこが分け目か分からなかった前髪もセンターパーツになり、わかりやすくなりました。

あとは「世紀末王道秘伝書」で紹介されていた44話。かの有名なお祭りのシーンですが、少女を元気づけるためとはいえ、ひょっとこのお面をかぶって無言で踊る姿も忘れられない名(迷)シーンです。それ以外にもお正月に羽根突きをしたり、凧揚げを手伝ったり、もちを食べたり、大介は大人でシリアスなキャラクターでしたが、そういう息抜きの場面がたくさんあったことで愛嬌のある部分を見せていたと思います。声優の富山敬さんの優しそうな声もピッタリでした。また、内気な性格だというのも気に入ったところです。なんとなく親近感が湧くのです。 地球がベガ星人に攻撃されるのはそこにグレンダイザーとデュークフリードがいるからだ、という理由から大介は甲児が戦いに参加するのをずっと渋っていて、自分ひとりで戦うことにこだわっていました。正式に「一緒に戦おう」と団結したのはなんと36話で、甲児の新機「ダブルスペイザー」と合体することになってからでした。30話では、フリード星脱出の際の腕の古傷がが胸にまで達すると死んでしまう、という恐ろしい設定が登場。主人公が死ぬことはないとわかっていても、度々悪化するその傷が痛々しくてみていてハラハラしました(>_<)最終回近くでその件についてはあっさり解決しますが、本気で「よかったね、大介さん」と思いました。

毎回、作画監督によって絵柄が大きく変化する70年代アニメ。 大介さんの顔もさまざまです。初期はガッチリ系・劇画調だったけど後半に向かうにつれてスリムであっさりしたお顔に・・。しかし、どちらも捨てがたいですね。 小松原さんや荒木さんもいいけど、菊地さんの絵柄もイイ。



兜甲児

今回は、このアニメの中では脇役でありながら主人公を食うほどの人気者・兜甲児君について紹介したいと思います。

甲児は「マジンガーZ」の主人公ですが、後番組の「グレートマジンガー」でも、後半のグレートマジンガー&剣鉄也の危機を救いに出演、さらにその後番組の「グレンダイザー」でも「人気があるから」との理由で登場することになったというすごい経歴の持ち主です。 私も、甲児がいなかったらこんなにグレンダイザーを好きになっていなかったと思うほど思い入れの強いキャラクターなのですが、グレンダイザーでの甲児の扱いについては賛否両論・というよりやっぱり不満を持つ人の方が多いんでしょうね。確かにTFOに乗って出撃してはやられ、大介の乗るグレンダイザーに助けられるというのは、「Z」からずっと見ていて「甲児君ってカッコイイ!!」と思っていた当時の子供達にとっては納得できないことだったと思います。私は「グレン」→「グレート」→「Z」という反則技な順番で見たので、「Z」の甲児がムチャクチャな行動を取って敵を倒すのが逆に「何で??」という感じでした。私個人としては「Z」の甲児君は乱暴だし、ちょっと言動がキツイような感じがしたので断然「グレンダイザー」の甲児君の方が好きです。 それは、リアルタイムで見ていない、ということと大人になってから見た時の感想であって、もし自分も子供の頃にリアルタイムでこのシリーズに出会っていたらまた違った感想を持っていたかもしれません。

前置きが随分長くなってしまいましたが、グレンダイザーの甲児君はとてもカッコよくて素晴らしいキャラクターです。いつもネガティブで内気な大介とは正反対のさっぱりした明るい性格で、作品自体を明るい雰囲気にしていました。ムックなどによると「3枚目になった」等と書かれていますが、「Z」の時も充分に3枚目だったような・・・。社交的な性格で、あまり他人に心を開こうとしない大介に対して、誰とでも友達になれるタイプのよう。中途半端な態度を取り、他のキャラ(主にひかるさんとか(笑))を怒らせてしまう大介さんをフォローしたりもしてました。大介も「Z」からの親友、ボスとの仲を見て「あんなにいい仲間がいて羨ましい」「甲児君は幸せだなぁ。こんなにいい友達がいて」と羨ましがっていました。気が短く、無謀な出撃をしては大介や所長に「無茶するな」と怒られるのが初期のパターンでしたが、ダブルスペイザーというカッコイイメカが登場してからは本格的に大介のサポートに周り大活躍するのでした。私の意見としては、TFOは出さずに最初の何話かはメカに乗らず科学者として所長をサポート、それからダブルスペイザーを作って戦闘に参加、という感じにすれば少しは不満も少なかったのではと思います。(まぁ、マジンガーZに乗らないのなら、どんな設定にしても同じかもしれませんが・・)

甲児は、前半では大介の親友でありライバル(と本人が言っていた)として描かれていましたが、徐々に大介を慕う弟分のような雰囲気になっていきました。それまではいかにもアニキ的なキャラだったので、これに違和感を感じた人も多いと思いますが、兄弟っぽくすることで二人のピリピリした感じがなくなってよかったのではないかと思います。ヤンチャな性格ながら、とても礼儀正しく、甲児は人の名前を呼ぶ時に仲間だろうが子供だろうが必ず「さん」「君」付けで呼ぶのです。アニメの男性キャラというのはお互いを呼び捨てにすることが多いので、甲児&大介も途中からそうなるんだろうな、と思っていたら二人は最後まで「大介さん!」「甲児君!」と呼び合っておりました。

甲児は大変アツい人物で、そもそもTFOでグレンダイザーをサポートしようと毎回頑張ること自体すごいのですが、TFOを破壊されてからダブルスペイザーができるまでの間にもジープに銃(サイクロン砲)を取り付けただけの簡易メカ(?)でグレンダイザーをサポートしたり、執念を見ることができます。36話では、今まで35回も「グレンダイザー」を放映しているにもかかわらず、未だに一人で戦おうとしている大介に「人」という字を例にとって金☆先生のような説教をしてみたり(後で所長のフォローが入るが、人間は一人では生きていけないんだよ、ということ。さすがの大介もそれ以来本格的に甲児のサポートを受けることを了承する)、72話では昔の婚約者に会いに行く大介をそっと護衛したりします。

書ききれないほどありますが、一番感動したのが73話で、最終決戦にまたも一人で戦いに行こうとする大介を涙ながらに止めるシーンです。「オレは利口じゃないかもしれねぇが、男と男の約束だけは忘れないつもりだ」というセリフはずっとグレンダイザーを見ていれば感動すること間違いなしです。特に「利口じゃないかもしれない」というのが沁みる(T_T) 。その他にも、何の前触れもなくいきなりひかるに恋してみたり(未だに納得できない・・)、マリアに思いを寄せられたり(甲児、なぜかマリアからのアプローチに全く気づかず。)ファンとしては見所が盛りだくさんです。本当に、語りつくせない思いです(笑)。 次回はシリーズの中でダ ントツお気に入りヒロインのマリアちゃんについて書きます★

大人っぽいルックスの大介と区別する為か、全体的に小柄で幼いイメージで描かれる甲児君。でも、グレートマジンガーでお父さんと対面を果たす回はどう見ても10代には見えないほど老け込んでいたので、これで良かったと思う。 それにしても、何も知らずにグレンダイザーの絵柄だけ見たらきっと多くの人が甲児君を主人公だと思うだろうなぁ・・。

牧場ひかる

このアニメの真のヒロイン、ひかるさんです。

ある意味、グレンダイザーを語る上で欠かせないキャラですね(^_^;) ひかるといえば、最初の頃は地味でしたが大介に憧れる普通のヒロインでした。 しかし、ヒロインの役目(行方不明・人質等)を全て男性である甲児にもっていかれてしまい(爆)、その上、大介は甲児と地球を守るのでいっぱいいっぱいな為、ひかるさんは和やかな牧場の風景として登場するだけで、話のスジにすら絡むことが少なかったのです。 それが23話で大介が宇宙人ということがわかってからは徐々に話に絡むようになっていき、37話からはついに主演編が登場。大介や甲児と同等に戦いに参加するようになっていきました。

これがひかるの運命の別れ道。それまで普通の女の子だったのが中盤からいきなり「私も大介さんの役に立ちたいわ!」と強引な行動&態度でチームに加わってしまった為、視聴者からスタッフやなんと声優さんにまで苦情が来ることになったそうです(-_-;) 私も、24話で機転を利かせてグレンダイザーの危機を救ったりした時は応援していたのに、37話~しばらくの間はこのひかるさんの態度を見ることがキツく、ほとんど見返すことはありません(汗)。

宇門源蔵

今回は大介の恩人であり、この作品のほとんどのメカ担当である宇宙科学研究所の所長・宇門博士です。

宇門博士は、フリード星から脱出してきた大介を保護し、自分の息子として迎え入れたすごい人物で、その後も自分の研究所の地下にグレンダイザーを隠していたり、地下に秘密ルートを作ったり、地下に要塞化した新しい基地を作っていたりと、主に地下にかなりの投資をしながら大介・グレンダイザーと共に地球を守るために頑張っていました。 大介が不時着したのが研究所の近くだったから良かったものの、もし普通の民家に着陸して、サラリーマンの家庭に引き取られていたらどうなってたんだろう、と思ったけどあんな大きなロボットを隠す場所なんてないし、結局は宇宙科学研究所に引き渡されていただろうと思う。

デュークフリードに「大介」と名づけたのはこの宇門博士なのですが、何で「大介」なんだろう、と疑問に思った私はいろいろ想像してみました。博士には家族がなく、研究所は博士と3~4人くらいの男性所員で稼働しているようです。(他にもいるのかもしれませんが、画面に出てくるのはそれだけです)ここで私は「きっと博士には妻や子供がいたんだけど何かの事故で死んでしまったんだ。「大介」というのは昔死んだ息子か何かの名前なのでは・・・」と勝手な想像をして物語を考えていました。

しかし、ムックなどで情報収集すると、宇門博士は最初から独身という設定で、おまけに趣味がパチンコ、と書かれていました。今のアニメならそういう設定もありそうですが、あの当時の子供向けアニメでそう来るとは、意外でした。昔のアニメは家族がいない場合は死亡してる(哀しい過去)というパターンが多いですからね。宇門博士はみるからに裕福そうで、あまり生活感もなく描かれていましたが、あの雰囲気は独身生活の余裕から来ていたのですね。一人で立派な研究所と家を構える博士。暇な時はパチンコ三昧(なのかな?)。大変現代的な人物だと思います。マリアのメイド服みたいなワンピースと同じくらい新しいです(笑)。

それから、宇門博士は70年代博士キャラ(オヤジキャラ)の中でもかなりのイケメンオヤジだと思います。当時の博士キャラといえば、濃かったりギャグっぽかったり、でっぷりした感じが多かったと思うんですが、宇門博士は顔は美形、背もスラリと高く、腹一つ出ていません。おまけに、大介とは血の繋がりはないのに何気に顔が似ています。

ところで、大介の名前ですが、きっとデュークの頭文字が「D」で始まるから「大介」にしたのでは、と、これも勝手な想像ですが考えています。昔「ダイの大冒険」を読んだら、ブラスじいちゃんもそうやって「ディーノ」を「ダイ」と命名した、と言ってましたから・・。宇門博士は大介を本当の息子のように可愛がっていて、そんなシーンを見ると心温まります。どれだけ可愛がっていたかというと・・

★宇門親子心のふれあい★

1 大介が「戦いたくない、地球を戦いに巻き込みたくない」と苦悩し出すと、すかさず慰める

2 大介が初めて本格的に戦ったときには「よく戦ってくれたねぇ」とベタ褒め

3 大介が「皆が楽しみにしている牧場祭の日なのに、いやな夢をみたんです」と落ち込んでいると、「もっと気を楽にしなさい」と慰める(大介の就寝中の夢は大抵ろくでもなくて、うなされて起きたり、その日に敵の攻撃をうけたりする)

4 大介に袴を着せ「なかなかよくできたなぁ」と喜ぶ(お正月)

5 大介の腕の傷のことを知って涙する

6 人に頼りたがらない大介に「人間はお互いに支え合って生きていくものなんだよ」と諭す

7 大介が「自分がいるせいで研究所を要塞化させてしまった」と気にしてしょんぼりしていると、大慌てで慰める

8 大介が戦いの最中に危機に陥ると「できるならお前の身代わりになってやりたい」と哀れむ

博士と大介の交流が多いのは18話、42話ですが、私は21話が気に入っています。地味な内容ですが、大介が弟のように可愛がっていた子馬が病気になり、その薬を買いに行こうとしている時に敵の攻撃が。普段ならすぐに博士の命令に従う大介も、このときばかりは馬を優先しようとします。いつも大人な大介が馬を優先してしまうのもいいし、「その間(薬を買ってくる間)に地球が取り返しのつかないことになったらどうするんだ」と言いつつ、あとで「非情な父と思わないでくれ」とモノローグで語る博士もいい。戦いにも勝って、薬も買いに行った大介はフラフラになりながらなんとか薬を届け、最後は馬小屋でグッタリ眠っているシーンで終わっていましたが、一生懸命さが伝わってくる話でした。

つっこみ所としては、細かいことですが、46話で甲児とひかるにプールに誘われた大介は「僕は留守番してるから」と断ります。博士も「やっぱり大介には研究所にいてもらわないと・・」と言ったので大介はプール欠席でした。なのに、47話のキャンプ行きには参加していました。プールで留守する時間は多分半日。キャンプは一泊二日。半日のプールがダメで一泊二日のキャンプはなぜOKなんだろうと思ってしまいました(笑)。プールのことをよっぽど甲児に自慢されたんだろうか。

大介と出会った頃のことについては博士の口から語られるだけで、その様子は全く描かれていません。どんなエピソードがあったのか見てみたかったです。「お父さん」と慕う大介ですが、そうなるにはかなりの時間を要したのではと思います。

牧場団兵衛

メインキャラについてはほぼ紹介してしまったので、今回はその他のキャラについて語ってみたいと思います。

まずは名脇役キャラ、牧場団兵衛さんからです。 団兵衛さんは、信じられないことにひかるさんのお父さんで、この人がいることによって、グレンダイザーがダイナミック作品であることが一目でわかるキャラクターです。 UFOマニアで、自称「宇宙人と仲良くなる会」の会長というハジけたおっさんで、娘のひかるが大介に近づくのを阻止するというキャラでした。

牧場を宇門博士と共同経営しているらしいのですが、二人がどういう知り合いなのか大変気になります。 そして、大介がグレンダイザーで戦っているということを知らなかった頃は、度々牧場の仕事の途中で出撃する為にいなくなる大介を「サボり」だと勘違い。戦っていたのは甲児だけだと思っていたので、戦いが終わった後に「いや~、さすが甲児君じゃ!それに比べて大介、おまえという奴は・・」と言うのが毎回のお約束のようになっていました。当の大介はこんな扱いをされても気にしておらず、無視するか、軽くあしらうか、「平和っていいなぁ」という目でのん気に微笑んだりしていました。

しかし、大介も言われっぱなしな訳ではなく、反撃に出たこともありました。団兵衛と言い合うひかるをなだめながら「まぁまぁ、こんな小うるさい親父でも、父親がいるってことは幸せなんだぜ」みたいなことを本人の前で言ってしまったり、牧場の雪掻きをポーカーの勝負で押し付けられそうになった時は、イカサマ(超能力)できりぬけたり、大介も楽しんでいたようです。

大介の正体がわかってからは出番は徐々に減っていきますが、たまに登場しては物語の雰囲気を和ませていました。4頭身の団兵衛さんと、8~9頭身の博士や大介が同じ画面で対等に話しているというのは当時ならではの楽しいシーンだと思います。

牧場吾郎

ひかるさんには小学生の弟の吾郎君がいました。

70~80年代のヒーロー物には欠かせない、視聴者の子供達が自らを重ね合わせられるように配慮された子供キャラです。こういう子供キャラの存在がウザいという意見もありますが、私は結構好きです。物語が親しみやすくなると思うし、主人公達の意外な一面を見ることができたりするし。

グレンダイザー最終回の感動のお別れシーンは吾郎君なしではありえませんでした。飛び立っていくグレンダイザーを草原の中走って追いかけるシーンは結構泣けてきます。 それにしても、シロー(甲児の弟)の次は「吾郎」だなんて。 声優さんまで同じだし、せめて名前くらいもっと違う感じにすればいいのに、と思います。

ガンダル司令・レディガンダル

私が一番気になって仕方がないのが敵の「ガンダル司令」です。

ガンダルは普段はオッサンなのですが、顔の中に人形みたいな女性(レディガンダル)が入っていて、度々作戦を命じるために出てきます。顔がタンスの戸みたいにパカっと開いていきなり出てくるのです。あの顔の中が部屋になっていて住んでるのだろうかと考えると楽しくてたまりません。

中盤に手術をしてからはスライド式に男女が入れ替わるようになったのですが、断然最初の頃の方がインパクトがありました。あしゅら男爵もすごいと思ったけど、このガンダルもなかなか素晴らしい発想だと思います。 まるで玄関から出てくるかのようなレディガンダル。 一体どういう構造なのか・・。

声優さんにまで被害が及んだのはいただけませんが、確かにスタッフには苦情を言いたくなるかもしれません・・。 この苦情が効いた為か(?)「マリンスペイザー」のパイロットとして戦うようになってからはだんだん落ち着きを取り戻し、初期のキャラにお姉さんぽさを足したようなキャラになります。そのせいか、今度は甲児を弟的扱いすることが多くなりました。そんなひかるに新鮮さを感じたのか(?)47話ではなぜか甲児がひかるにZOKKONに!だけどひかるは大介に夢中で・・と思い悩むシーンがありました。この話もすごく唐突で、46話までは甲児にそんな素振りは全くなかったので、違和感がありました。なぜこんな話を作ったのか、グレンダイザーは本当に唐突です。

思えば、この話がひかるのヒロインとしてのピークでした。49話でマリアが登場。50話で、思いきり若さを振りまくマリアに押され、この回を境にひかるさんの影はどんどん薄くなっていくのでした。 前半は甲児にヒロインの役目を奪われ、中盤で視聴者に嫌われ、後半はマリアにヒロインの役目を奪われ、おまけに大介にはほとんど相手にされなかった(初期の頃は妹のような扱い、中盤からはちょっとウザがられていたような・・。)という、ものすごい扱いを受けたヒロインでした(-_-;)

森の中、雨でずぶ濡れになって倒れたひかるを、大介が洞窟の中で介抱し、ひかるが気がついた時には濡れた服を脱がされていた、という当時としては大胆(多分)なエピソードがありますが、上記のようなことがインパクトがありすぎてあまり語られることがないような気がします。・・・単に「マジンガーZ」でも同室で男女が裸(上半身だけですけど)になるシーンがあるからかもしれませんが・・。

それにしても、ひかるさんは顔が地味すぎると思う。まず髪型がオバンくさい。おでこがいけないのかと思ったけど、前髪をかいたら「デビルマン」の美樹ちゃんと同じ顔になりそうだし、ポニーテールとかツインテールとか、あとはショートヘアーにカチューシャとか、もっと可愛らしい髪型にしていれば人気が出たかもしれないのに、と思います。ツインテールだと、大介の相手役としてはちょっと子供っぽいかもしれないけど・・。

グレース・マリア・フリード

ついにマリアについて語る日が来てしまいました。人生初フィギュア購入に至るほどのお気に入りのヒロイン・マリアについて語るときが・・。

マリアは、それまで何の伏線もなく突然取って付けたようにいる事になっていた大介の妹で、全74話中、登場したのはなんと49話でした。48話までは兄弟がいるような素振りは一度も見せなかった大介さんですが、弱点である腕の傷もそうだったように元々視聴者にもなかなか正体を明かさない人物なので、唐突な設定が出てきても何となく「そうか、妹がいたのか」と受け入れる気になってしまいます(笑)。他のキャラもそう思っていたのか(??)、何も突っ込まずにすぐにマリアちゃんを受け入れていました。 突然大介に妹ができた理由は、新機「ドリルスペイザー」のパイロット要員だったわけですが、もともとのヒロイン・ひかるさんの人気がかなり低かったため、新たなヒロインを入れて雰囲気を変えたかったのかもしれません(^_^;)

マリアの登場は下がっていた視聴率にも貢献したそうで、すごいですね。 14歳という設定で、その思春期っぷり・揺れる乙女心っぷり・お転婆ぶりが大変可愛らしく、未だに女性からも男性からも好感を持たれているヒロインだと思います。普段は生意気だけど、戦いの時などに対する態度は素直。そして、大介に影があるようにマリアにも寂しさや憂いが漂っていて、そのおセンチぶりがまたいじらしくて良いのです。あの甲高い声と話し方も可愛くて好きでした。初登場の時はわりと大人っぽい声だったのに、50話からは例のキャピキャピ声になっていたのでよかったです。

マリアが登場したことによって、大介も甲児も頼れるお兄さんぶりを発揮、ひかるの言動も大人しくなりバランスが良くなりました。マリアは甲児のことを好きになるのですが、当の甲児は「マリアちゃんは大介さんの妹だから」と、どちらかと言うと「先輩の妹」のような扱いをしていました。甲児の中では「大介さんとマリアちゃん」でセットになっているらしく、それは現在連載中の「ダイナミックヒーローズ」にも受け継がれていました。マリアは妹扱いされることを気にしているらしく、アプローチを開始。でも、甲児には気づいてもらえません(^_^;) それでもじれったさを感じることはなく、毎回そんなシーンを楽しみにしてみることができます。

★マリアのアプローチ作戦(?)★

1 甲児と一緒に牧場の馬レースに出る。

2 甲児が命令無視して勝手に出撃する時は自分もとりあえず付いて行く。

3 甲児に「私のこと子供扱いしてるんでしょ?」とストレートに聞いてみる。

4 甲児に「俺のことを呼び捨てにするのはやめてくれないかい?」みたいなことを言われてしまった時は「私の こと、マリアって呼んでくれたら『甲児さん』って呼んであげる」と言ってみる。

5 敵にネズミを使った作戦を下された時「子供だと思われてもいいわ。私、あんなにたくさんのネズミをみたら気絶しちゃう」と甘えてみる。(甲児、「俺が倒してやるよ」と得意げ。この作戦は成功か(笑))

6 甲児と東京見物に行ってみる。(マイペースに行動し、甲児をキレさせてしまう)

7 甲児の恋占いをしてみる。(この時、本人の前で「甲児を好きになる女の子なんか、この私くらい・・」と思わず言ってしまうが聞いてなかったらしく事なきを得る(笑)。隣にいた大介は聞いていたっぽい??)

今思い出せるのはこのくらいでしょうか。全て出だしを「甲児」で始めてみようと思ったけど、5は無理でした(笑)。特に2、3、4辺りが萌えて良い。ちなみに、兄の大介はそんな二人の様子を兄というよりお父さんっぽい目で暖かく見守っていて、自分にもしものことがあったら甲児に全て任せようとしていたようです。最終回直前では「マリアがフリード星に行くことがあったら一緒に行ってやってくれるかい?」というセリフがあります。地球でも人気者だった甲児君、ついに宇宙からもお誘いが・・(笑)。

マリアといえば、画像ようなフリフリの私服が良かったのですが、なぜかデザインされたはずの荒木さんの作画の回にはこのエプロンドレスは登場しません。あまり良くない絵の回で着ているシーンが多いです。これって、今見るとまるで「メイド服」なんですよね(^_^;)さすがダイナミック作品。時代を30年も先取りしてますよ(笑)。









































































































































































































































 

  












 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2007年3月9日~20日 記