超電磁マシーン ボルテスV あとがき いろいろ


ここでは、レビューの中で語れなかったこと・どこのタイミングで語ったらいいかわからなかったことについて語っています。
しつこいですが、とても面白かったし本当に素晴らしい作品だと思っています。全アニメファンに見ていただきたいと思った程。私が今までにしつこく語ったりレビューしたりした作品は、結構好みが別れるし見る人を選ぶような気がするけど、ボルテスについてはかなり多くの人に受け入れられるんじゃないかと思っています全然世代じゃないしタイトルすら知らなかったという方(このページにたどり着いた方でそういう方はあまりいないだろうけど・・(^^;))見たことない方、迷ってらっしゃる方はぜひ見ていただきたいです。

「残念なところ」については更40年以上前の作品にイチャモン付ける気もありませんし、あえて言えば・・というくらいのテンションで語っていますのでそんな感じで読んで下さい(笑)。

良かったところ

・OPが良い
何度でも見てしまうOP!ロボットとキャラクター、両方が同じくらいの配分で書かれているのがすごく良かったです。中には、ロボットやメカの方に重きを置かれすぎていて人物がほとんど出てこない場合もあるので。
ただ、あえて言えばイントロの ちゃらっちゃっちゃ ちゃ~ちゃ てててーてーて てーてーてーてーてー の所で、「ボルテスV」の「ボ」の字の濁点が光る所、光とリズムを合わせれば良かったのに・・ と初めて見た時からずっと気になってました。どうでもいいことなんですけど・・。

・EDが良い
本編ではイントロの部分が省略されていて残念。あのいかにも70年代な感じのイントロが気に入っているのに。それ以外は映像も歌詞も音楽もパーフェクトで素晴らしいです。声の出演のテロップが表示された後に♪泣くものか ぼくは男だ♪という部分が流れるのですが、亡くなっている声優さんの名前を見た後にこの歌詞を聴くとこちらが泣きそうになってしまいます。そしてもう、この歌を歌っていたアニキも・・(T_T) こういうことが年々増えてきて本当に切ないですね。仕方のないことなんですが・・。
あと、最終回を見た後にこのエンディングを聴くと、お父さんに会えなかった頃の話を思い出して懐かしくなります。最終回でやっと会えたというのに(笑)。あと、「もう終わっちゃったんだな。今後新しい話は見れないんだな」と寂しい気分になります。

・作画が良い
今まで見てきた70年代のロボットアニメの中ではダントツで良かったと思いました。70年代のアニメといえば毎回絵柄が全然違うのが当たり前のようになっていて、何回かに一度ローテーションで神作画回が訪れるというパターンが多い中、ボルテスは毎回安定した作画で、大幅に崩れる回はほぼなかったと思います。あえて言えば最終回のひとつ前くらいかな・・

・キャラデザが良い
ボルテスのキャラクターは、聖悠紀さんの原案を元にアニメ用にアレンジした物になっていて、原案からは変更されまくってますが、どちらかというと少女漫画調で、爽やかにデザインされているのがいいと思います。金山さんの絵に安彦さんが入ったような、いいとこ取りな感じだと思いました。

 

残念だったところ

・話数が少ない
40話は少なすぎると思った。それでも、あの話数の中で取りこぼしなく全て回収されているので、短縮とかはなく最初から40話の予定で組んであったんでしょうね。

日常回が少なすぎる
内容は40話で全てきちんとまとまってるんだから、もうあと5話でも10話でもあれば、余裕をもっていろんな話が作れたんじゃないかと思ってしまいます。つも深刻すぎたので、ギャグ回とまではいかなくても、一休み的な和やかなエピソードがあればなぁと。
DVDのブックレットによると、健一とボアザン星の女性との交流話の案なんかもあったようで、犬の話じゃなくて何でこっちにしなかったのかと・・(笑)。初期の頃の貴重な日常回(キャラ紹介回)も、同じようなエピソードを繰り返していたのが惜しいところ・・。めぐみなんて、2回ともお父さん絡みの話だし、日吉も健一に怒られるだけの話が2回ありますからね。ゲストキャラもほぼなく、ほとんどが内輪での話だったので、戦いとは関係ない外部との交流も見てみたかったです。

・お父さんと三兄弟、せっかく会えたのに即お別れ
全話レビューのところでも語っていて、しつこいけどつくづくそう思う(笑)。ほんの一瞬でも、ワンカットでもいいから心温まる何かを書いてほしかった・・。

 


剛兄弟・似てない問題 やっとこれをじっくり語る時が来ました(笑)。似てなさすぎだっつぅのー!別のアニメのキャラかっていうほど似てないですよ。

健一と剛博士は似ている。ダンゲ将軍お墨付きだからこれは間違いない。「似てる」設定だからあの回だけ余計寄せて描かれていたのもあるけど。でも絵として、キャラ表を見た時に本当に似てるかどうかと言われれば別に似てないような気がする。ただ、二人ともイケメンであることには間違いないので似てると言われても納得できるのです。光代博士も美人設定で、剛博士と光代博士の子供が健一というのは納得。
剛博士とロザリアの子供がハイネルというのも納得。あと、健一とハイネルもわりと似ているというか、健一を外国人仕立てにしたらハイネルみたいな顔になると思う。あと、二人は髪型が実は同じなんですよね。前髪の形とか後ろ髪の長さとか共通点があります。耳を出すか出さないかでイメージが随分変わっていると思います。

日吉については子供キャラ特有の別デザイン(?)なこともあって、比べようがないのですが、似ていないのは確か(笑)。100歩譲って、髪の色から日吉はおそらくお母さん似で、どことなく髪質はハイネル寄りな気がする。ということは大きくなったら案外美少年になるのかもしれない。健一と剛博士が別れたのが、日吉と同じくらいの年頃だったけど、回想シーンに出てきた幼い頃の健一は既にイケメンだった。・・日吉は神江宇宙太とかカイ・シデンとか浪速十三みたいになるかもしれない。

問題は大次郎ですよ。大次郎は、剛博士の息子で健一の弟。ということはハイネルの弟でもあるんですよね。似てる似てない以前に、あの肥満遺伝子は一体どこから?と思っていたら、ネットで「大次郎は剛博士の父親に似ている」と書かれているのを発見して「なるほど!そういう見方があったか!!」とめちゃくちゃ感心したことがあります。隔世遺伝ということなら納得できます。
それ以外だと、大次郎って岡長官に似てるんですよね。岡長官・光代博士・剛博士は昔からの知り合いでしたね。光代博士、まさか・・(笑)。あと、大次郎と岡長官の娘であるめぐみは同じ年だったと思いますが、途中で交換とか入れ違いとかないですよね(笑?めぐみはどちらかといえば健一寄りのお顔じゃありませんか?ただ、どちらの家庭で育てても最終的にボルテスチームに入れられるのは同じで、故意に入れ替えても何の意味もないので、その線も絶対にナシですね(当たり前)。

もっと3兄弟に共通点がほしかったけど、それだと見た目に個性が出ないので仕方なかったのかもしれません。日吉をもっと可愛らしくして、大次郎を「サムライトルーパー」のシュウみたいなイケメン系ぽっちゃりにすれば良かったのかも・・。
カザリーンとハイネルが似てるのはどういうことなんでしょうね?髪の色まで同じだし。親戚?
年齢問題 ボルテスチームのメンバーの年齢はあまり確かになっていません。初期設定では、健一と一平が15歳・大次郎とめぐみが13歳・日吉が8歳 ということになっているようです。しかし、この設定は元々ボルテスチームが小中学生のちびっ子チームとして制作されようとしていた時の初期設定の頃の名残で、キャラクターデザインも本編と違ってかなり子供っぽいものでした。それから二転三転して本編のようなちょっと大人びたデザインに変化したという経歴があるそうなので、この年齢はあまりあてにならないようです。
でも、本編で「大次郎が父と別れたのが5歳の頃なので、あまり父のことを覚えていない」ということが語られたシーンがありました。ということは、初期設定のままで制作されていた可能性も・・
15歳というのが14歳寄りの15歳なのか、16歳寄りの15歳なのかでまた見方が変わってきますが、一番若く設定されていた場合、ボルテスチームはあの見た目・戦力・精神力で小中学生で構成されていたことになります(@_@)
健一と一平の15歳とか、絶対違うだろう。あの上腕二頭筋で15歳はない。大次郎とめぐみが13歳で、12歳寄りの13歳だった場合は二人はまだ中学1年生。一年前まで小学生だったということになります。大次郎はどうやってランドセルを背負っていたんだろう。めぐみはエロすぎる。
全話見た後のイメージとしては、健一と一平が17歳くらい、大次郎とめぐみは15~16歳。個人的にはそのくらいの設定であってほしいし、脳内で勝手にその設定にして見ていました。それ以上になると、今度はEDの雰囲気と合わなくなってしまうので、そのくらいが丁度いいかな、と。日吉は8歳のままでいいです。
戦闘服 ボルテスチームの戦闘服は、ドン・キホーテに売ってそうな「スーパー戦隊仕様」のパツパツタイツです。大次郎・めぐみ・日吉は下にブーツを履いているので少し誤魔化しが効くけど、健一と一平は首から足先まで全身総タイツなので、少しでも太るとみっともなくなってしまい、食生活でもボルテス隊員であることを強いられる厳しいスタイルになっています。ボルテスチームといえば、謎なのがカラーリングについて。
戦隊仕様のカラフルスーツは、大体が
赤→主人公・青→二番手・黄色→デブか3枚目・ピンク→女子・緑→末っ子
というふうに振り分けられていて、それは「ゴレンジャー」あたりから始まった伝統で、多少の違いはあっても、一人ひとり違ったカラーが与えられるのが常でした。それは2022年現在もあまり変わっていないと思います。なのに、ボルテスは
健一→赤・一平→青・大次郎→緑・めぐみ→黄色・日吉→黄緑
という謎のカラーリング。ゴチャゴチャ書きましたが、要は緑・黄緑で色被ってるよ、っていうのが言いたいだけです(笑)。めぐみがピンクと黄色、両方を取ってしまっているので色が足りなくなったんですね。めぐみはピンクに統一すれば良かったのにと今更ながら思ってしまいます。女子=ピンク のイメージを払拭したかったのかもしれませんが。それなら、一平を黒系にして日吉を水色とかにしても良かったと思います。
私服 ボルテスチームは、戦いがない時はそれぞれ70年代らしい私服を着ています。私は70年代のファッションが大好きです。あの時代独特の奇抜なデザインとピッタリきちんと着る感じが(笑)。ベルボトムの裾の広がり具合は、アクションシーンにはピッタリだし、スキニーパンツの上から長いブーツを履いているのも戦士っぽくて素敵です。

健一
黄緑色のセットアップにインナーは黄色のシャツで、蛍光色をダブルで組み合わせるという、現実ではなかなかない不思議センスでしたが、普段戦闘服が赤なので、これはこれで意外性があっていいと思いました。 ただ、インナーの黄色シャツがピチピチパツパツすぎなので、もう2サイズくらい上のやつを着た方がいいと思った。あれはヒートテックのレディースSサイズを男性が着たかのようなサイズ感だとずっと思ってました(笑)。あとは、長袖シャツに半袖の上着の重ね着が70年代らしくて好きです。長袖シャツの上に半袖シャツの重ね着は今でもよく見かけますね。暑いんだか寒いんだかよくわからないけど、なぜかオシャレに見えたりする。

一平
この時代のアニメや特撮に必ず一人はいるウエスタンスタイル。そんなに流行ったんだろうか。ベストやパンツについてるビラビラがとてもイイ。あれはアクションシーンに映えるから。あと、金色のペンダントがセットなのもありがち。一平は二番手の超・ド定番スタイル!!

大次郎
どうでもいいような感じで着させられている半袖シャツとスラックス。しかも色の組み合わせがジャイアンと同じ。シャツはもう2サイズくらい上がいいと思うのと、ズボンのウエストのボタンが留められていない(?)のが気になるところ。どんな体型でもシャツの裾はかならず「イン」なのが当時らしい!昔はシャツが外に出てると「だらしない」と思われがちだったんですよねぇ。

めぐみ
パツパツの開襟シャツと真っ赤なミニスカートにロングブーツ。ヒロインとして完璧なスタイル!!70年代といえば開襟シャツですよね。しかもかなり大き目な襟で、胸のスレスレの位置までボタンを外すのがポイント!!それにしても、何でみんなピチピチ・パツパツのシャツを着るんだろう。これは現実でもそうだったと思います。ジャストサイズかワンサイズ下を着るのがトレンドだったんですかね。

日吉
セーラー服というか、水平スタイル。日吉といえば水中での戦いが得意という設定があるので、水→海→水平→セーラー という感じでこのスタイルになったんじゃないかと思います。衣装とお揃いの帽子まであって、オシャレで可愛い・・。子供キャラの服装って結構適当に描かれていることが多いけど、日吉のはちょっと凝っててイイと思います。この衣装のおかげでかなり得してますよ。ところで帽子に書かれている「S・J」って何なんだろう??
めぐみは誰が好きか 本編のレビューでも何度か書きましたが、ボルテスには恋愛沙汰の話は一切ありませんでした。
チーム内でもそういう淡い描写はほぼなかったといってもいいと思います。でも、あえて深読みするならば、一平はめぐみが好きだけど、めぐみはどちらかといえば健一の方が気になっているのでは、という感じでした。めぐみの方が年下だけど、一平にとってめぐみはは姉のような母親のような存在で頼っているように見えました。健一はそれどころじゃなくて、兄貴業とリーダー業と地球・ボアザン平和とお父さんで手一杯。健一の方からめぐみを頼ってくることはないけど、めぐみは健一を頼りにしてるし尊敬しているんじゃないかと思えました。
でも健一もあまりやりすぎると、某アムロのように「もう付いていけないわ。」といつの間にか去られていた・・ということになってしまうので気をつけた方がいいと思う(笑)。健一と一平、めぐみはどちらを選んでもどちらかが可哀想になりそうなので、謎なままでかえって良かったのかも。まぁ、全部こっちの妄想であって、3人とも全くお互いをそういう目で見てないって可能性もあるし(笑)。
ベルガン ベルガンがなぜか一人だけ全身鎧姿なのか不思議でした。
頭もヘルメット状態で、角の有無は最後まで不明のままでしたが、あの感じだと「ない」と考える方が自然だと思います。それならなぜザンバジルやハイネルの元に付くことができたのか?天空剣でも砕けないような鎧獣士を制作できるくらいだから、その科学力で這い上がってきたということでしょうか。剛博士も、角がないとわかった後もなんだかんだでみんなからその頭脳を欲しがられてましたからね。最後まで生き残れたのもあの頭脳あってこそ。でもみんなあれだけ角の有無には拘りがあったのに、ベルガンについては全く触れられることがなかったのは逆に不思議でした。
DVD-BOX 10数年前に購入していたのに、ずっと放置していてやっと見終わりました。もっと早く見ておけばよかった。
このBOXが、かさばらないことを重視したためか、DVDが一つ一つケースに入っているパターンではなく、簡易ケースをまとめてビニールテープで止めてあるだけという、驚きの仕様で「こんなの、テープが劣化したらバラバラになるじゃん!」と不満だったのですが、10年以上経った今も変わらずきれいな状態で、購入時の状態を保っています。すぐ劣化するとばかり思っていたので意外でした。
本編の他に、映像特典として、当時のおもちゃのCMやレコード音源、「ちびっこムービー」の映像など、胸アツすぎる内容が収録されています。「ちびっこムービー」、今となっては一切必要がなくなってしまったおもちゃで、その映像に大変時代を感じました。私が小さかった80年代も「くるくるてれび」っていうのがあったけど、すぐにビデオが普及しだしたこともあって、気が付いた時にはなくなっていました。
あとは、DVD発売のCMが入っていたのが嬉しかったです。あのCM、スカパーだったか日曜朝のアニメの時間だったか忘れたけど、実際にテレビで放送されたのを見たことがあるんですよ。その時に「市川さん、まだ現役でお仕事されてるんだな・・」と感動したのを覚えています。さすがに、ややおじいちゃん感があるものの、それはもうどうでもいいことで、やって下さるだけで大満足。ブックレットでも市川さんのインタビューが載っていましたがめちゃくちゃ内容に入れこまれていて驚きました。このインタビューが何年頃のものか正確にはわかりませんが、放送が終了して30年近く経った後じゃないかと思います。それでここまで詳しく語られるとは・・。
あとは、健一役の白石ゆきながさんのインタビューも載せてほしかったところです。2000年代になってからも「ロボット大戦」のゲームで声を収録されていたらしいので、全く不可能ということはなかったと思うんですよね。ゲームの収録をされた時のエピソードからしても、思い入れはかなりあるようですし、もし今後ブルーレイが出るとか作品に何か動きがあれば、その時はぜひ語ってほしい。当時の思い出話はもちろんのこと、引退された後どのような人生を送ってこられたのかとか、すごく気になります。
ボル活 どうでもいい話ですが、私がこのアニメにハマってからやったことです。「ボルテス活動」、略して「ボル活」!!

・ 何年も前に手放した資料を、買いなおした
・「ボルテスVの歌」「父をもとめて」を歌うために、一人カラオケに行った
・「カプセルポピニカ」を5体揃えて「ボルテスV」に合体させた

ボルトイン計画
カプセルポピニカ
ボルテスVに関する物は、何でも高すぎて手に入りません。せめて何か一つでも手に入れたいと思って購入したのがコレです。 それでも結構高かったです・・。
よいこ 実は、私とボルテスVの出会いはコレだった!!



2022年12月29日 記