マグネロボ ガ・キーン


1976年に放送されていた「マグネロボ ガ・キーン」です。

こちらでレビューしている「鋼鉄ジーグ」から始まった「マグネロボシリーズ」の第2弾です。3作あるシリーズの中で、私が一番最初に見たのがこれでした。このアニメの存在を知ったのは97年頃なんですが、主題歌・キャラデザが気に入って、ずっと見てみたいと思っていました。2000年代になってからDVDを購入したものの、その後はよくあるパターンで、手に入れたらそれで安心してしまって「いつか見よう」と思いつつずっと放置していたのです(^^;) 2022年になってやっと見ることができましたので語りたいと思います。 

「鋼鉄ジーグ」のレビューの中でも語った、「マグネロボシリーズ」3作に共通する特徴

・主人公が、もう大きいのに思春期・反抗期がなかなか終わらない
・主人公が、情緒不安定
・主人公がお父さんと不仲
・主人公のお父さんがとんでもない奴
・主人公が、ヒロインを大切にしない
・最終回が印象に残らない
・OPとEDと予告が長い

全て該当しまくり(笑)。むしろ、全てにおいて「鋼鉄ジーグ」よりも色濃く特色が出ているかもしれません。でも、それでこそのマグネロボシリーズなので、この7点に注目して見てみると余計面白いです。
「ヒロインを大切にしない」っていうのはちょっと語弊があるかもしれませんが、猛はよく舞だけ先に出撃させたまま、反抗期が発動して出撃を渋ったり、自分は別のこと(決闘or喧嘩or帰省)をしていたりするので、「あながち間違いではない」と思っています。もちろん最終的にはちゃんと来て戦ってくれますけどね。
しかし「ガ・キーン」ってスゴイタイトルですね。なかなか思いつかないと思いますよ。
ここからは定番の良かったところと気になったところを語ります。


★良かったところ★

・主題歌が良い
OP・ED、両方とも同じくらい好きです。男女合体ヒーローということで、主題歌もアニキとミッチのデュエットになっています。OPは燃え燃えだし、ちゃんと曲の中で ガキーン! という音が再現されているのがイイ。♪うけてみるんだ この技を♪とか必殺技名がバンバン出てくるところとかも、超・王道で好きです。♪合体技だ ダダッダー♪とか、現在のセンスでは考えられないところが素晴らしい。
EDはちょっと感動的ですね。うまく言えないけどいろいろとめちゃくちゃ濃くてドラマを感じます。♪この静けさを 破るのは誰~♪のところのハモリも丁寧でスゴイし、2番の♪女の激しさ 見せてやる♪っていうのがなんかエロいな、とずっと思っていました(笑)。
ビデオやLD化もしていない頃、唯一見れる映像が主題歌だけだった時に、OPもEDもちゃんと人物が描かれていたのが有難かったです。OPでは、どうやって変身して合体するのかちゃんと描かれていたし、攻撃とかも歌詞の通りに動くのが良かった。EDは猛と舞を中心にキャラクター総登場で、内容を見ていなくても誰がどんなキャラなのか とか、ちゃんと伝わってきました。どこかのレビューでも語ってますが、当時のロボット物の主題歌はメカがメインで人物はチラッとしか出てこない物も多かったと思います。当時の子供達にはその方が良かったのかもしれませんが、大人からみればやっぱりどんな人物が出てくるのかが大事ですからね。
最終話までもう残り10話もない頃になって、OPの映像が変わりますが「ポピニカ・バリアントアンカー号」を買って欲しいんだな、というのがよくわかりました。でも、あれって番組に登場するのがさらにあと2話くらい後なんですよね。いろいろスケジュールが押してたんでしょうか。

・キャラデザが良い
このアニメに興味を持った一番のきっかけがこれでした。
小松原一男さんの絵で、グレンダイザーとかをよく見ていた頃を思い出してなんだか懐かしかったです。

猛の顔がカッコいい
カッコいいですよね。ちょっとつのだじろうキャラ入ってるけど。あの吊り上がった目がイイ。あと、しようと思えば実際に可能そうなサーファーみたいな髪型で、梳きまくりのロン毛もカッコいいと思います。ああいう髪型の人って70年代はもちろんのこと、2000年頃にもいたなぁ。流行は巡り巡って戻ってくるもんだということを実感したものです。
作画については、特に中村一夫さんが作画監督の時の回がツボです。女性キャラも綺麗に描かれているし、あの丁寧な力強くて迷いのない線が本当にスゴイと思います。

マグネマンがカッコいい
猛と舞が合体する前の戦闘スタイルで、それぞれ「マグネマン・プラス」「マグネマン・マイナス」と叫ぶと二人とも普段の姿に比べてちょっと大人っぽく、ワイルドな顔立ちに変化します。鋼鉄ジーグのサイボーグ姿とか仮面ライダーみたいに、全く別のスタイルに変わるんだったらまだしも、「微妙に変わる」というのがポイントです。しかも普段よりも美男美女に変化するっていうのがちょっと変わっていて面白いと思います。変身するときの、二人の苦しそうな顔も素敵で良かったです(^^;)
不思議だったのが、作画がイマイチな回でもマグネマン姿の部分の作画は崩れなかった(崩れているのが目立たなかった)ところです。あれ、何ででしょうね?

・舞のキャラがイイ
このアニメに興味を持ったきっかけの2番目がこれです。
舞に関することについては、ロボットアニメに関するムック等いろいろなところで語られていたので「お噂はかねがね」という感じで期待していたのですが、想像通りな感じで良かったです。当時のロボット物のヒロインといえば、主人公のサポートか敵に狙われたりさらわれたりする役割が多くて、性格的には「おてんば」が一般的だったと思います。そんな中、舞は主人公と同じ比重で敵と戦っていて、冷静な性格。見た目も他のヒロインより大人びていて、いつも猛より「一枚上手」といった雰囲気でした。そんな舞の良さが出ているのは5話で、猛に足を引っ掛けて転ばせたり、照れる猛をからかったりと「今までのヒロインとちょっと違うだろ?」なところを味わうことができます。この回、猛もイイんですよね。仲間達とも良い感じに馴染んできていて。他の回ではなぜかまた振り出しに戻ってたりするんですけど(笑)。舞達にからかわれて、照れて部屋を飛び出していく姿は可愛いとしかいいようがなかったです。

・ガ・キーンが喋る時、あしゅら男爵みたいになるのが良い
ガ・キーンは猛と舞が合体した姿なので、喋る時は二人が同時に同じセリフを言うという、あしゅら男爵話法が取り入れられていました。しかも、ガ・キーンは結構喋るので、声優さん達は毎回声を揃えるのが大変だったんじゃないかと思います。
幸い、このアニメには偶然なのかあえてなのかわかりませんが、あしゅら男爵の中の人がバッチリ揃っていたので、きっとお二人からの指導・アドバイスを受けながらやっていたんだろうなと思います。
ガ・キーンは猛と同じような口調で話すので、舞の声で「〇〇してやる!」とか「貴様!」とか普段聞けないような乱暴なセリフが聞けるのが密かに楽しみでした。

・必殺技とか合体する時の叫びがカッコいい
猛と舞が声を合わせて言う叫びが好きです。特に「マグネマン・イン・トゥ・ワン」「プラズマ光線シュート」がお気に入り。
それにしても「スイートクロス」って意味深だし、よく思いついたなぁと思います。スタッフさんが旅館(?)だったか、とりあえず寝ようとした時に布団の中で思いついたというインタビューを読んだことがあります。まさにムフフなところからヒントを得たのですねぇ。

・仲間が多くて安心
ゴッドフリーダムでは、猛と舞の他に仲間として、独・太・天才がいて、マスコットキャラに太の妹のカオルちゃん。メインで指揮を取る花月博士以外に博士系の人が3人もいました。上官が一人しかいないパターンが多い中、花月博士が不在でもあと3人も大人がいれば充分なんとかなりますね。

★気になったところ★

・猛が思春期を拗らせすぎ
猛は17歳の設定らしいですが、普通ならそろそろ終わるはずの思春期が終わる気配は一切なく、それどころか絶賛拗らせ中でいつも花月博士をはじめ、仲間達に迷惑をかけています。その反抗の仕方がむちゃくちゃで子供っぽいというか、とにかく気分次第で「自分が今やりたいこと」が最優先。武道を極めるため体を鍛えたいから出撃したくない、共同生活は嫌、制服を着たくない、気に入らないことがあると家出、決闘の最中は仲間のピンチ・地球の危機だろうと帰ってこない等・・こんなにワガママ放題で人の言うことを聞かない反抗期主人公もなかなかいないのでは?他のアニメでも不良っぽいとか暴走気味な主人公はいるけど、揉めるのは最初の何話かくらいで、あとは普通に溶け込んでたりしますからね。猛はわりと中盤の頃になっても生活態度について怒られたりいろいろやらかしていたと思います。最終話近くなっても「こんな戦いで青春を終わらせたくない」とかなんとか言って博士達を困らせていました。こういう発言は絶対に数年後にその痛さに気づいて後悔するやつ。けど気持ちはなんとなくわかる気がする。青春って一体何なんでしょうね。
こんなに手のかかる奴なのに博士が猛を手放さないのは、友人の息子であるということと、マグネマンになれるほど電気に強い体を持っている人が他にいないから、という理由です。娘の舞はきっと手がかからなかっただろうから、「とんでもない奴を引き受けてしまった・・(;´Д`)」と内心後悔しまくっていたことでしょう。
個人的に好きだったのは、「制服なんか着たくない」と駄々をこねて、太と天才に強制的に脱がされて無理やり着替えさせられたところと、溜め込んだ洗濯物を舞に洗濯されてブチ切れたところ(姉にバレて怒られる)、訓練で忙しいからと香月博士のボディーガードを断った(独に怒られ、結局引き受けた)ところです。呆れるのを通り越して逆に「面白い」「カワイイ」と思ってしまいましたよ。みんなもそう思っていたのか、猛はみんなに迷惑をかけても最終的には「仕方ねぇなぁ」みたいな感じで許してもらえていました。
猛は思春期だけあって情緒も不安定で、普段はガ・キーンでの戦いは基本やる気がない(何で俺がそんなことしなくちゃいけないんだ&武道家になりたい俺はこんなところで型にはまりたくない系な理由)くせに、急にやる気になって専門学校に通ったり、ガ・キーンが壊れた時は「俺はガ・キーンに全てを賭けていたのに」と号泣したりといろいろ大変でした。号泣していた時、「いやいや、ガ・キーンにそこまで思い入れないだろ」とツッコミたくなったけど、花月博士も舞もそう思っていたのか、二人ともポカーンとしてその様子を見守っていました。

・親父が厳しすぎ
猛の父親は典型的な昭和の親父で、代々伝わるという「北条流ナントカ」みたいな武道家。意外にも猛は良家のボンボンなんですね。武道をどうしても継がせたいためか猛のことを小さいころから しごきまくった結果、息子に恨まれてしまっています。猛の思春期と反抗期が終わらないのはこの親父のせいなので、花月博士は少しくらい嫌味を言いにいってもいいと思うけど・・花月博士にとっては「無理を言ってウチの研究所で働いてもらっている・戦ってもらっている」という状況なのであまり強く出れないんだろうな。「北条君、君は子育てを失敗したね」と思ったのは1度や2度じゃないだろうと思う。
ただ、猛と父の過去や虐待まがいの「しごき」があったことは猛目線でしか語られていないので、実は脚色して盛られている部分もあるのかもしれません。父は姉に対しては普通に優しい感じなので、そこまで酷くされたとは思えないんですけど・・。体には幼い頃に付けられたという傷がたくさんあったけど・・。
昔のアニメは、父と息子が揉めてるのがよくあったけど、こういうめんどくさい親父を見るとイライラして、主人公はこんな親父、さっさと見切りをつけて出ていけばいいのにと思ってしまいます。なんだかんだと言いつつも結局いつも父のことを心配している猛は優しすぎ!
猛が一度だけガ・キーンの危機で悩んで父を頼って帰ってきたことがあったけど、その時もこの親父は厳しくて、しょんぼりしている猛が可哀想になりました。今更暖かく迎えるのも違うけど、「そこよ!そういうところがいろいろダメなのよ・・」と思いました。
それに比べると、花月博士は優しい面と厳しい面のバランスがすごく良くて、猛も信頼を寄せているところが良かったです。猛はこのままずっと完全に更生(?)するまで花月博士のところにいた方がいいのでは。
猛も、本当に親父を超えたかったら親父と同じ武道家じゃなくて、全く別ジャンルなパティシエとか美容師とかで一流になった方がいいと思う。それか、もし医者とか教師みたいなお堅い職業についたらどんな反応するだろうな。

・猛が実家に帰りすぎる
猛は「親父が嫌になったから家を出た」と言い、父は「猛が勝手な事ばかり言うから勘当した」と、二人の仲は最悪のはずなのに、猛はしょっちゅう実家に帰っていました。あまりに気になるので回数を調べてみたら、全39話中、猛が実家に帰った回数は5回でした。ざっと見た感じで確認できたのがこれだけなので、見落としがあるかもしれません。ちなみに、実家へ電話した回数(姉からかかってきたケースも含む)を入れると10回は下らないんじゃないかと・・。これはもう出て行ったとも勘当したとも言えないんじゃないでしょうか。単に「就職して一人暮らしを始めた息子とギクシャクしている父」というだけですよ。特に、「中学時代の写真の、黒く塗りつぶされたところに写っている人は誰だったか?」ということを姉に確認するだけのために気軽に実家に帰っていたのには笑ってしまいました。「嫌いな奴の写真の顔の部分を塗りつぶす」という中学時代の猛の闇行動もやたらリアルで笑えます。猛と姉の話を立ち聞きしていた父も別に「何で帰ってきたんだ!」とか言わずに「そいつにかかわっちゃいかん」と普通に説明していたし。そして、あまり一緒にいたくなかったのか怖かったのか、親父が話しかけてきた途端にダッシュで逃げ帰る猛・・。
実家と基地の近さも気になるところでした(笑)。すぐに駆けつけることができるところを見ると、同じ県内にあるのは間違いないと思いますが・・・まさか同じ市内だったりして??

・合体(変身)が無理ありすぎ
マグネマンになった猛と舞が「プライザー」「マイティー」から飛び出し、「スイートクロス!」と叫んで腕をクロスさせ、向かい合ってお互いの足首を掴んでグルグル回るといつの間にか「ハンドスピナー」とか「コンタクトケース(ソフトレンズ用)」みたいな形に変化します。それがガ・キーンの「核」というか「素」というか、そういう感じになってガ・キーンの腹部に装着。あとはどういう仕組みなのかわからないけど謎原理で動き、敵と戦います。
鋼鉄ジーグもそうだったけど、人物がいきなり「物質」というか「部品」に変化するのは違和感があるし衝撃的でした(笑)。プライザーとマイティーが変形・合体してガ・キーンになって、それを二人で操縦するとかじゃダメだったのかなぁ。パーツを付け替えるのだって、そういう設定でもできるのに。他の作品と区別するためにも、「変身」は絶対に外せなかったということでしょうか。

・声優の二役がわかりやすすぎる
味方側の所長、博士、マスコットキャラとかと、敵側の将軍だの大王だのを同じ声優さんが兼任するというのは、この当時のアニメ定番なのですが、「ガ・キーン」に関してはバレバレでわかりやすすぎだと思いました。きっと当時のチビッコ達もすぐに気が付いたのでは?と思います。

・結局、いろいろ何も変わらずに終わった
この話は猛が思春期・反抗期を終わらせる(成長する)ことと父子の和解がテーマなのかと思っていたら、父子関係も猛の態度もそんなに変化することなく、最終回はほぼ人間ドラマ部分がなくて、敵を倒したというところで終わってしまいました。しかも、初っ端からガ・キーンになった状態で始まるというバタバタぶりで、最終回を目前にして急に打ち切られた感満載でした。・・絶対に何話か飛ばされてますよね??
元々、ロボットアニメの最大の目的は「地球を守るために敵を倒す」ということなのでこの終わり方でも全然間違いではないのですが、正直「これで終わり?」という感じで物足りなかったです。地球は平和になったかもしれないけど、それ以外は何も解決せずに終わってしまったというか・・。

最終回の一つ前の回が猛と舞がメインのエピソードで、二人の関係についてはあれが集大成ということだったんでしょうか。でもあの話も、舞がやたらヒステリックで子供っぽくなっていたりして違和感があったのです。回によって「なんとなく今回の〇〇、いつもとキャラが違うなぁ」と感じることは他のアニメでもよくあることですが、舞については年齢よりも大人びているという点でわりと一貫していたので、あの回だけ「おてんば」で、よくある普通のヒロイン風な感じだったのが謎でした。とはいえ、「意外な一面を見ることができる」と考えれば結構好きな話ではあるので、中盤くらいで放送されていたらもっと違和感なく見れたのになぁと思います。
そんな感じで猛と舞の関係が何も進展なしだったのが寂しかったです。回によってはいい雰囲気なシーンもあったので、最後どうなるのかなと期待してたんですが、お互いのことをどう思っているかも謎のまま、普通に何事もなく終わってしまいました。EDの雰囲気からしても、二人には絶対にアツい何かがあると思っていたのですが(歌のタイトルだって「猛と舞のうた」だし!)、「合体」「スイートクロス」な二人が戦い以外の時もイチャイチャしてるのはちょっと生々しい気もするし、かえってそういう描写ができなかったのかもしれません・・。年齢的には二人とも高校生くらいなので、あのエピソードくらいがちょうどいいのかもしれませんが、もっとなんかこう、「これからもお互いを高め合って行こうね」みたいな何かが欲しかったです(笑)。
猛と父の関係にしても、お互いモノローグでは「父さんは俺の目標だ」「お前が帰ってくるのを待っているよ」とか言い合ってるのに、結局リアルで和解しているシーンはないまま終わってしまいました。お互い「言わずともわかる」ということかもしれませんが、ストレートに言った方がいい場合もあると思うんですけどね。最終回のラストで父は「よくやった。見事だ」とご満悦でしたが、それも結局直接猛には届いていないし・・。
あと、密かになんですが、私は独と猛の姉がくっつくんじゃないかとも思っていました。あのお姉さん、最初の頃よく基地に出入りしていたし、猛も「姉さんも早く幸せになった方がいいよ」ということをよく言っていたので、それが何かある伏線じゃないかと勝手に思っていましたよ。これも全く何もないまま(というか、姉と独が会話するシーンすらなかったような??)終わってしまいました。
それ以外のことでも、独って何かありそうで何もないキャラだったなぁ・・(^^;)

・猛がやりたいことがよくわからなかった
当初の猛の目標は父を超える武道家になることで、ゴッドフリーダムに来る前は、高校を中退して武道家をめざすために世界中を回っている という設定でした。でも、ガ・キーンでの戦いが始まってもしょっちゅう実家に出入りしていたり、そもそも花月博士が猛の力を借りるために北条家を訪れた時も、猛は実家近くでヤクザと喧嘩して警察に保護されていたという状況から、「世界どころか県外にすら出てなかったんじゃねぇの?」と思ってしまいます。
戦いが終わった後、舞はそのまま研究を続けると言ってたけど、猛はどうするのか、そのあたりも全く触れられないままでした。
研究所に残るのが一番手っ取り早くていいけど、おとなしく組織に加わって安定の道を進むとは思えないし、今度こそ本当に旅に出るんでしょうか。でも、何十年か後には結局実家の道場を継いでそうな気がします。


相変わらず文句ばかりダラダラ語っていますが、要約すると本当の不満は「猛と舞の関係をもっと深く描いて欲しかった」「猛と父の和解をはっきり描いて欲しかった」の2点です。その他は普通に面白かったです。
そういえば、敵について何も触れていませんでした(苦笑)。元々あまり興味がない上に、ほとんど印象に残らなかったからです・・。ちなみに敵は「イザール星人」です。
あと、舞の名前が「花月 舞」で、マジカルエミと同じ名前だということがずーーーっと気になっていたんですが、よく調べたらマジカルエミは「香月 舞」だったんですね。今回初めて知りましたよ。読み方が同じというのは変わらないんですけど。エミのスタッフの中にガ・キーンのファンの人がいたとか?どうなんでしょうか。
それにしても「かづき まい」ってカッコいい名前ですよね。「北条 猛」もカッコいいけど。

2023年2月8日 記