1981年に放送されていた「六神合体ゴッドマーズ」です。
これはもう今更どうこう言うまでもない程メジャーな作品で、特に80年代前半にアニメファンだった方々にとっては知名度100%ではないでしょうか?そろそろガンダムブームが落ち着いてきた頃で、ブームの順番としては ヤマト→ガンダム→ゴッドマーズ→マクロス・・・というような感じでしょうか。もちろん他にもいろいろあるけど、90年代後半に70年代~80年代前半のアニメ雑誌を読んで知識を深めて(?)いた私にとってはそんな印象があります。あと、ロボットアニメじゃないけど81年頃といえば「うる星やつら」が開始した年ですよね。
このアニメをやっていた当時、私は2~3歳の頃で、ちょうどアニメをガッツリ見始めた時期でした。81年のアニメといえば「うる星やつら」「ハロー!サンディベル」「アラレちゃん」「ふしぎな島のフローネ」「おはようスパンク」あたりを見てましたよ。もちろんどれも内容は覚えていませんが、心の片隅の一番古い記憶として薄っすらと残っています。ゴッドマーズは見てなかったと思いますが、私はこのアニメをだいぶん小さい頃からずっと知っていました。その理由は後半で語るとして・・・。
今回も、もう何年も前にDVDを購入していて、最初の数回だけ見てずっと放置していたといういつものパターンです。たぶん、10年以上放置していたと思います・・・いつ、どこでどうやって手に入れたのかも覚えていないし、片づけをしている時に発見して「私、ゴッドマーズのDVDなんて持ってたんだ・・!!」と驚いたくらいです(苦笑)。きっと「そんなにブームになるほど面白いなら、見てやろうじゃないか!」とある日急に思い立って購入したんだと思いますが・・。
ゴッドマーズは放送当時のアニメ雑誌の至る場所で特集記事が組まれ、目にしないようにすること自体難しいくらい、めちゃくちゃ載ってたんですが、なぜかほとんどネタバレなしの状態で今までやって来ました。私が知っていたことといえば、マーズとマーグの名前と、その声優さんが水島・三ツ矢コンビだったこと。原作があるけどそれと全然違うということ、あとは「兄さんは俺のものだ」というセリフがいろいろお姉様方を賑わせていたということだけでした(笑)。何だかんだでいつか見てみたいという気持ちがあったので、無意識のうちにあまり記事も読まないようにしていたんだと思います。
で、正直言ってまた今回もあまりハマらなかったんですよね・・(^^;) まぁ、購入直後に見た時にハマらなかったからその後ずっと放置していた訳で、これもいつものパターンです・・。でも、最後までじっくり見てみたらハマらなかったなりにいろいろ思う所があって、結局面白かったというか「見て良かったな」という気持ちになれたのでこれはこれで成功だと思います(笑)。そんな感じでやっと見終わりましたのでいつものとおり語っていきたいと思います。
★良かったところ★
キャラデザがイイ
キャラデザインは本橋秀之さんで、「花の子ルンルン」「グレンダイザー」「ダンガードA」「ベルサイユのばら」「聖闘士星矢」とか、とりあえず荒木伸吾さんの作画と、あの手の絵柄が好きな人には堪らないデザインでした。私も以前からあの作画と絵柄が大好きで相当ハマっていた時期があったので、その時のことが思い出されて懐かしく、今回もとても楽しめました。正直、80年代以降になると人によってはちょっと古臭いと感じるようなデザインだと思うんですが、あの絵柄にハマってしまったら時代なんて関係なくて、美しいものはいつ見ても美しいからイイ!!と思います。
作画がイイ
これも文句の付け所がなく、あまりの作画の良さに毎回感心しながら見ていました。あの丁寧さは80年代初頭どころか、80年代全体通してのアニメの中でも随一なのでは、と思います。全64話もあるのに作画が乱れた回はほぼなく、「引き」の場面でも顔のバランスが崩れることなく表情がきちんと丁寧に描かれていてそういう細かさにも驚きました。あと、詳しくないので上手く語れないけど、爆発や技、光線を表す時の光を使った効果とかも凝っていて、とても40年以上も前のアニメとは思えませんでした。本当に毎回「映画なの?!」と思えるほどのクオリティの高さだと思いました。
あえて言えば、後半の「地球編」で2回くらい「あれ?今回はちょっとイマイチかも・・?」と思うことがあったくらいで、でもそこまで気にするほどではなかったし、とりあえずすごいと思いました。70年代後半の東映アニメの「作画のクオリティの波ローテーション」(そんな言葉ないけど・・)を当たり前だと思い込んでいたので、やろうと思えばここまで毎回きれいな作画で統一できるんだと今更ながら思い知らされました。予算、時間、人数、メンツ・・色々と条件が揃った時の奇跡なんでしょうけどね。
「グ〇ンプリの〇」とか「バ〇タッ〇」とかの崩壊率の高さは一体何だったのか・・(^^;)
歌がイイ
歌が本当にイイんですよ~!!OP主題歌「宇宙の使者ゴッドマーズ」はまず、あのイントロ部分の「ゴッドマーズ!!」という叫びからしてテンションが爆上がりになって好きです。あれ、レコードには収録されてないんですよね。途中の「ろくしーん がったーい!!」はちゃんと収録されているのに。81年って80年までにくらべるとアニソンの雰囲気が急に変わりますよね。現代風になったというか、ちょっとロック調なのが多くてどの歌もオーケストラからギターの♪キュイーン♪を多用した演奏が多くなるというか・・音楽に詳しくないので、何とも表現する言葉が浮かびませんが、とにかく「ナウく」なってるということです(笑)。このOPも、そんな感じでそれまでのロボット物主題歌に比べると随分垢抜けたイメージです。それでいて王道を守っているところも好きです。2番の♪光の速さで歩け♪という歌詞については当時も「どういうこと?」というツッコミがされていたと思います。せめて♪光の速さで走れ♪にすれば良かったのに・・。
EDの「愛の金字塔」はもうタイトルが良すぎて反則!!カッコ良すぎじゃないですか?あと最後の♪マーズ 哀しみ終わるまで・・♪の余韻を残すような歌い方が素晴らしいです。
あと、劇場版の「BirthdayCity」ですよ。これがまた良くって・・。ちょいちょい入る巻き舌とこぶしがたまらない。それでも別に田舎くさい感じにはなってないし、歌自体はとても上手いんですよね。関係ないですけど、この歌、82年頃のパチソンカセットに収録されてる率がめちゃくちゃ高いんですよ。わかる方いませんか(笑)?オリジナルを歌っているのは川原田新一さんという方。どんな人なんだろうと思って調べてみたら、宮田恭男みたいなルックスで、歌手というより俳優??「2年B組 仙八先生」にシブがき隊と一緒に出ていたとのこと。仙八先生を見ていたにもかかわらず気づかなかったなんて迂闊でした!あの頃、ああいう橋幸夫似板前系ヤンキー(?)みたいな感じが流行だったんでしょうか。しかも宮田恭男さんも「バースディ事件」という歌を歌っていたし、歌の途中でちょっと演歌っぽくなるところまで似てますね。
ネット検索していたら、わりと近年のゴッドマーズのイベントだか何かの写真で、水島・三ツ矢コンビと川原田さんのスリーショットで写っているのを見かけました。こうやって何年経っても繋がれるのはいいですね。
マーズとマーグの関係がイイ
主人公・マーズ(タケル)の双子の兄、マーグは当時から絶大な人気を持つキャラだったらしいですが、「まぁ、イケメンだし、そりゃ人気もでるわな」程度に思っていたら、とても素敵な兄貴でその人気の理由がわかりました。私はずっと顔立ちと髪の色の印象から、「聖闘士星矢」のアンドロメダ瞬みたいな、「優しいけどちょっとひ弱で儚気」なキャラを想像していたのですが、実は弟のタケル(マーズ)を叱咤激励しつつ導いていくような強いキャラだったんですね。内部に自分の作戦がバレないように精神崩壊したと見せかけておいて、いろいろとタケルを援助していたところも良かったし。死んだのにロゼやタケルの心の中にちょいちょい現れてはアドバイスしてくるのもいろいろスゴイと思ったし。
ネタバレなしで見ていた私としては、敵に捕まっているマーグをタケルが助けるような話なのかな、と思っていたくらいだったので「こんなに頼りになるのか!!」とその良さがわかりましたよ。一人称が「俺」だったのも堪らない!マーズとマーグの関係性が想像と逆だったのは意外でした。
タケルは、普段は仲間達や長官、お母さんにすらあまり心を開いていなくて本音を言わない性格なのに、マーグにだけは「もう疲れた。戦いたくない (ノД`)・゜・。」とストレートに泣きつくことができるというのはちょっとグッとくるところでした。マーグはタケルと一緒に生まれてきて、本当にお互いの立場・気持ちがわかる唯一無二の人物ですからねぇ。そのあたりが切なくて泣けるところでした。こういう所がきっと当時もファンの方々の心をくすぐったんでしょうね。
ロゼがイイ
ロゼは最初、記憶を消されて一時的にズール側についたマーズの側近として登場したキャラで、タケルの敵として戦っていたのですが、途中で本当の自分の目的を思い出して味方になったという、視聴者がハマりやすいキャラクターでした。元々、このアニメのヒロインはタケルが所属している「クラッシャー隊」の紅一点、ミカだったのですが、ミカがタケルからガッシュに乗り換えて(?)しまったこともあって、いつの間にかこっちがヒロインぽくなっていました。でも地球編のあの展開から言ってこっちがヒロインになって正解だなと思いました。それに、ミカだと定番すぎるし古臭い感じもするし、戦士として一人で戦うことができるロゼがヒロインの方が見ている方も応援できる感じがしました。
地球編では、ずっと満身創痍だったタケルをどこからともなく現れて助けてくれる「バラの騎士」というキャラが登場するのですが、私はずっとそのバラの騎士の正体が「死んだと思っていたけど実はどこかで生きていたマーグ兄さん」だと思い込んでいました。バラの騎士についてはエンディングのキャストのクレジットでも「?」と表示されていて、視聴者にもその正体がわからないようになっていたのですが、声は間違いなく三ツ矢さんだし(ちょっと加工されていて、違うと言われれば違う感じもした)絶対そうだろうと。でもいざ正体がわかると中身はなんとロゼでした。これは騙されましたよ。マーグの魂が憑依していたロゼなので、マーグといえばマーグでも間違いないんですけど・・。あれって当時はみんなどういう反応だったんでしょうね?
五神ロボを呼び出す時のペンダントがきれい
タケルは、ゴッドマーズで戦う時にまずガイヤーを呼び出し、フェードイン状態でその中に吸い込まれるように入っていきます。その後、残りの五神ロボを呼び出すのですが、その時に使うアイテムのペンダントが、クリアパーツの中に閉じ込められたメカの基盤とか、回路のようなものでした。これを石にしなかったセンスが新しくて素晴らしいなと思いました。五神ロボは普段は岩に封じ込まれているので、宝石とか「〇〇の石」とか水晶みたいな物が召喚アイテムでも全然おかしくないんですが、メカメカしいイメージでくるとは!!しかもこれがキラキラしていてキレイなんですよ。ぜひ手にして触ってみたい(笑)!!
これは商品化予定がなかったからか、タケルが身に着けている描写はありませんでした。いつも召喚するとき唐突に出してくるけど、普段はポケットにでも入れてるんでしょうか。子供向けの商品にするには鋼鉄ジーグみたいにゴッドマーズをモチーフにしないときっと売れないでしょうね。ゴッドマーズの頭部を模したデカいペンダントを身に着けたタケル・・見てみたいかも・・・。逆に今だったら大人向けにしてオリジナルデザインで売り出しそうですね。あのキラキラが商品化したら私も欲しい(笑)!
地球編が良かった
ゴッドマーズは1~25話がギシン星編、26~51話がマルメロ星編、そして52~64話(終)の地球編の3編から成り立っています。一番有名でゴッドマーズといえばこれ、というのがギシン星編です。マーズやロゼがメインキャラで、タケルの「兄さんは俺のものだ」発言が聴けるのもここ(笑)。本来ならこのギシン星編だけで終了するつもりが、予想を超える人気で、延長に延長を重ねて全64話。3編構成になったということだそうです。
その中でも私が一番好きだったのは、地味だけどラストの地球編でした。ギシン星編で倒したと思っていたズールが実はずっと生きていて、マルメロ星編の大ボス・ギロン総統も実はズールの手下だったというオチだったんですが、このズールがしつこく強くて、タケルは超能力を使うたびに日に日に弱っていくという「デビルリング」を腕に嵌められてしまいます。元々戦いが始まる前からずっと暗かったタケルだけど、このリングのせいでただでさえ辛い戦いの日々に、命の期限までプラスされてますます情緒不安定に。でも、タケルには悪いけど、そこが毎回ドキドキ・ハラハラさせられるのがスリルがあって好きでした。しかも、この完結編は他の2編に比べると物語としてはそんなに大した動きはなく、あえて言えば「バラの騎士」が謎の新キャラとして登場するくらい。後はただただタケルが心身ともに悩み苦しむ様子を見守るというだけのようなものなので、それまであまり描かれていなかった日常会話・日常エピソードを見ることができたのが良かったです。初期の「本当にこいつら、お互いに仲間意識があるのか?」と思わされていたクラッシャー隊の関係も、ここまで回を重ねて暖かい雰囲気になっていたし、そういうところも見やすくなっていて良かったです。
★気になったところ★
タケルが暗すぎる
何といっても、私があまりハマらなかった一番の根源はここだと思います(^^;) タケルは地球人として育てられたけど、実はギシン星人。しかも、タケル自体が、ガイヤ―に仕掛けられている爆弾が発動するスイッチ役になっていて、タケルが死ぬと地球も滅亡。タケルが生きるには、地球を狙って攻撃してくるギシン星のやつらを倒すしかなく、決して自分が死なないようにしながらゴッドマーズで戦い続けます。そんな状況に加えて、いつも命がけで戦っているにもかかわらず「ギシン星人が地球を攻撃してくるのは、そこにタケルがいるから」という「ザンボット3」のような理屈で、タケルは地球からも自分が所属するクラッシャー隊からも宇宙へ追い出されてしまうのです・・。こんな酷い仕打ちを受ければ性格も歪んでいくのが当たり前で、この戦いが始まってから徐々に性格が暗くなっていったならわかるのですが、タケルは自分の出生の秘密を知らされる前からずっと暗かったのです。
しかも、勤務中に予知能力が働いて危険を察知したり、敵やマーズの声を受信することがあると、誰にも何も言わず一人で突然ダッシュで現場に向ったりして、結果みんなを混乱させて迷惑をかけるというパターンが初期の頃たくさんありました。一言、長官とか隊長とか仲間に「今〇〇の予感がしたので〇〇に行ってきます」とか「今、変な声を受信しました」とか言ってから行動すりゃ、もっと仲間内の雰囲気も良くなるのに、一体何なんだ?と私はイライラしてしまいました(笑)。長官と隊長はタケルに職場の「ほうれんそう」についてもっと指導した方が良かったと思います。それに突然「うっ!」とか「ハッ!」とか言ってそのまま飛び出していったら、そりゃみんなから「なんじゃこいつ?」と思われてもおかしくないですよ。それ以外の時もずーーっとドンヨリした感じで、このタケルの性格については最後まで慣れることがなく、ずっと「もっと明るく、ハツラツとしろよ~~」と画面に向って突っ込んでいました。それに普段は明るくてハツラツとした性格だけど、一人の時は辛くて人知れず苦しんでいる・・という方がギャップがあって萌えると思うんですが・・(私の個人的な好みだけど・・)。
タケルは暗いといってもウジウジタイプではないので、そこはまぁ良かったんですが、それならもっと誰にでも厳しく、クールで気が強いタイプだったら見方が変わっていたのになと思います。でもキャラの性格については好みがあるので、タケルのように繊細で陰のある所が堪らない!という方もきっとたくさんいたでしょうね。
前半のチーム仲が胡散臭い
胡散臭いし、初期の頃は普通に仲が悪かったです。タケルに一方的にライバル心を持つナオトが一番酷かったですが、「あ~あ、(タケルと一緒だったら)命がいくつあっても足らないや」とそれに乗っかってくるアキラも相当なもの。タケルがどんな状況にあっても庇ってくれるミカは唯一の癒しでした。隊長は大人なだけあって大人の対応、長官も「親友の息子だから」とタケルに思い入れがあっていろいろと対策を練ってくれるのですが、軍のルールに則りがち。「タケルが地球にいるのは危険だから出て行ってほしい」と無言の圧で訴え、気持ちを察したタケルは自分から出ていくのですが、いざ出て行ったらギシン星からの攻撃に太刀打ちできず、結局ゴッドマーズ&タケルに頼りまくり。その後すぐに「地球からタケルがいなくなると、もっと地球が危険になるから」と、クラッシャー隊に戻したのは優しいんだか酷いんだか微妙な気持ちになりました。それ以来、ギシン星編はずっとチーム仲に胡散臭さをかんじていました(笑)。マルメロ星編になってから、やっといろいろ団結しはじめたような気がします。
個人エピソードが欲しかった
どのアニメでも主人公以外のメインキャラの内面を掘り下げる個人エピソードって絶対にあった方がいいと私はずっと思っているのですが、結構ないアニメも多いですね。ゴッドマーズも、タケル以外のクラッシャー隊の個人エピソードはほぼありませんでした。それどころか、タケルのプライベートなシーンすらかなり少ない方だと思います。最初の頃に、タケルの生い立ちの告白があって、その時にタケルの育ての両親と実家が出てきたくらいで、あとはずーーっと自分の運命に対する苦悩と今後の段取りに悩む描写ばかりだったような印象があります・・。それ以外でプライベートっぽい話といえば、ナミダとの出会い、軍のお偉いに会いに行く話(その孫の幼女が刺客)くらいかな・・。後半はお母さんと旅行に行って入浴シーンや浴衣シーンがありましたね・・。あれはサービスとしてバレバレな感じが良かったです(笑)。
最初の頃の話で、アキラがギシン星の刺客の女性に騙されるという、どうでもいいエピソードがあって、このあたりからしばらくキャラ紹介エピソードが続くのかな、と期待したらマーグやロゼの描写でそれどころじゃなく続かず。その後、ミカはマルメロ星編でガッシュとのロマンスでクローズアップされてましたが、それ以外は何もなし。隊長はマルメロ編の終盤で命の危機にさらされて、ナオトに至っては序盤のタケルとのギスギスした関係が妙に頭に残っていて、これといって注目されるエピソードはありませんでした。ナオトと隊長の話は少しでもいいから入れて欲しかったと思います。隊長とか、なんとなくだけど婚約者がいそう(ありがち!)。
ナミダがウザい
ナミダは、タケルに憧れてバトルキャンプ(クラッシャー隊の基地)にやってきた10歳の少年で、戦いで親を亡くしてしまい行き場がなくなってしまったところを、タケルに保護されて一緒に過ごすようになったのですが、コイツの存在が何というか「場違い感」がハンパなくてどうしても好きになれなかったのです(^^;)
昔のアニメやヒーローものによくある「戦いや内容に全く関係ないのに、主人公と行動を共にする少年」で、番組を見ている子供たちを置いてきぼりにしないために設定されたキャラだと思いますが、これが東映のスーパーロボットみたいな、ああいう雰囲気のアニメならすんなり受け入れられるんですが、ゴッドマーズの雰囲気にはあまり合わないというか・・。身寄りがなくなったから保護するというのはいいと思います。そして、「基地に置いてもらう代わりに食堂でタケルのお母さんと一緒に働く」というのもまぁアリだと思いました。いつも殺伐とした雰囲気の癒しにもなるかもしれないし。問題なのはその後です。なぜかナミダは危険なクラッシャー隊に入隊し、マルメロ星の戦いにまでタケルたちと一緒に参加することになったのです。いやいや、これはおかしいだろ。そもそもクラッシャー隊って選ばれた人しか入れないような先鋭部隊なのでは?地球の危機に出動させられるような、そんな危険な部署に何の訓練も試験も受けてなさそうな子供をすんなり入隊させるなんて。しかも、ナミダはマルメロ星のフローレに妙に懐いていて、怪しい行動を取るフローレを警戒するタケルに「フローレさんを疑うなんて、タケルさんなんか嫌いだー!!」とか、「僕も連れてってよ!ねぇ~いいでしょ~?」「ねぇ、なんで〇〇は〇〇なの?」「〇〇って何?どういうこと?」「ひどいやータケルさん!」とかいちいち会話に絡んでくるし、クラッシャー隊のアキラを相方にして茶番をやって隊の雰囲気を生ぬるくしたりと、とにかくUZEEEEEE(;´Д`) と思ったものです。
そんなナミダの評価が少し変わったのが最後の地球編。なぜか突然ナミダに超能力っぽいものが芽ばえて、そのおかげで少しタケルの手助けができるようになったのです。どうせ出すならもっと早くこういう展開にすればよかったのに。もし最初から「ナミダには不思議な力がある。もしかしたら戦力になるかも?」みたいな可能性があれば、入隊も戦いに同行させるのも不自然じゃなかったのに。最終決戦で「みんなで祈ってタケルに力を送ろう」と提案したのもナミダ。ドラゴンボールでいうところの元気玉みたいなものだったのですが、こういう方法で戦いを終わらせるのは当時では珍しかったんじゃないでしょうか。なんだか新鮮で良かったです。そんな感じで、ナミダみたいな子供キャラは何か特別な事情がない限り、日常メインの王道ストーリーでこそ生きるんだと思いました。
「ゴッドマーズ 動かない」
「ゴッドマーズ」をネット検索したら、検索ワードの候補の何個目かにこの言葉が登場したので笑ってしまいました。確かに動いてないですよね。私はロボットの戦いシーンについてはそこまで興味がないのですが、それでも「なんかゴッドマーズって戦いの印象が薄いなぁ」「いつも動いてないような気がするんだけど、気のせい?」と薄っすら気になっていました。この件については当時から指摘されていたようで、DVDのブックレットにも「あまりにもゴッドマーズの線が複雑すぎたのと動かし辛いデザインだったので、あえて動かさずに戦わせるようにしていた」ということが書かれていました。でも、考えようによっては「ゴッドマーズのパーツになる6体のロボットは「六神」と言われてるくらいだから、あえて動きを少なくして神々しさとかドッシリした感じを出したかったのでは?」という風に思わせることもできます。私はそういう理由だと思っていましたよ(笑)。ガイヤ―や他の飛行メカはちゃんと動いてるし、あんな丁寧な作画で凝った演出をするのに主役ロボットを動かさないわけはないと思っていたので。後半はそれでも少し動くようになったかな、という気がしましたが、止め絵を動かして動いてる風にしていたり、いろいろ工夫されていたんだなぁと思います。
あと、戦いのシーンがやたら短いのも気になっていました。合体したと思ったら、ゴッドファイヤー・マーズフラッシュ・ファイナルゴッドマーズ であっという間に終了。特にギシン編とマルメロ編については、みんなゴッドマーズを倒そうと自信満々で出撃してくるわりには、ほんの数分であっけなくやられてしまって「ゴッドマーズ、強すぎじゃない?」と思っていました。あと、タケルがどうやってゴッドマーズを動かしているのかも謎でした。操縦席(そもそもあれが席なのかどうかも謎・・)に操縦桿や計器が描かれていることもなかったし、全て超能力で念じたとおりに動くっていうことなんでしょうね。
本当ならメインのはずの主役ロボの戦いがあの感じなら、当初の予定の25話あたりで終了して、その上「おもちゃが売れずどうのこうの・・」というエピソードがあってもおかしくない感じがしますが、ゴッドマーズは延長されて長編になった勝ち組派。正直、番組の雰囲気は子供が見てもあまり楽しめるとは思えない感じなのに、おもちゃや関連商品は普通に売れていた(むしろ人気だった)ってことなんでしょうね。確かに、あの合体シーンはときめくし、6体のロボットが合体して大きなロボットになるというのはワクワクしますけど・・。それならもっと技のバリエーションを増やすとか、合体前の五神ロボがそれぞれ特性を生かして戦っているとか、もっと活躍してる感があれば良かったのにと思ってしまいます。半年に一度のパワーアップ回のような物がなかったのも珍しかったです。
マルメロ編は退屈だった
ギシン星編は直接タケルと地球が狙われる話で、マーズやロゼがいたこともあり、これぞ「ゴッドマーズ」という世界観があって楽しめましたが、マルメロ星編はタケル達が他の星の内乱に巻き込まれた(自ら飛び込んでいった)感が強すぎて、あまり見ていて感情移入できませんでした。タケル達は亡命してきたフローレをケレス(地球側の基地)で保護するのですが、フローレはタケルが敵であるプラス超能力者だと知ると、密かにタケルの命を狙ったり、それが解決したと思ったら、今度はフローレの存在が父のギロン総統に見つかり、地球が狙われることに。「私はここにいちゃいけないんだわ(泣)」とフローレがケレスを飛び出して、それをタケル達が連れ戻す・・というパターンが何回か繰り返されて「またかよ」と思いながら見ていました。終盤は、ギロンがマルメロ星の再建が無理なら地球を征服すると言い出したので、そこからは本格的に地球も関わってきましたが、それまでは「なんだかなぁ」という感じでした。それにしても、超能力にプラスとマイナスがあったとは・・。
そんなマルメロ星編ですが好きなところもあって、罠にかけられて偽ゴッドマーズが地球を攻撃した話で、クラッシャー隊がタケルの汚名を晴らすためにそれが偽物だと証拠を見つけるところと、クラッシャー隊をクビになったタケルが地球を飛び出して、以前マーグやロゼがいた場所へ戻るところです。そこでマーグの幻を見て、いろいろと気力を取り戻すのですが、あのシーンを見た時はこちらも目頭が熱くなってしまいました。地球の人達の前では決して弱音を吐かないタケルがマーグを心の拠り所にしているのもグッとくるところですが、このあたりのエピソードでやっとクラッシャー隊が心から仲間として繋がっていると感じることが出来ました。全64話中、40話あたりの話なんですけど、時間かかりすぎ(笑)!あと、マーグは死んだ後もこうして夢だか幻だか魂だかよくわからない状態で、最後まで度々登場するのですが、タケルだけでなく番組の制作スタッフからも頼りにされていたんでしょうね。それから、隊長にフラグが立った後半のエピソードも好きでした。大怪我をした時、このままお亡くなりになるのかな・・と手に汗握り心配していましたが、持ちこたえて本当に良かったです。
ガッシュとミカの関係が唐突すぎた
物語を盛り上げようと思ったのか、途中から唐突にガッシュとミカのロマンスが登場しました。しかも、好きになったのはミカ側からで、単純に一目ぼれっぽいんですが、ここはもっと何か二人の間にお互いを好きになる決定的なエピソードを挟んで欲しかったところです。このアニメに限らず、こういう恋愛エピソードのきっかけが一目ぼれっていうのはあまり好きじゃなくて・・。というのも、一目ぼれってことは好きになった判断ポイントが見た目だけしかないからです。見た目が好みだというだけで中身を知らずに好きになるとは、これは信用できません(笑)。特にミカみたいな真面目で良い子(隊員間の仲が良くない時から、ミカだけはずっとタケルを庇っていた)が見た目だけで人を好きになるとは思えない。ここは、冷たいと思っていたガッシュが隠れて人助けをしていたシーンを見かけたとか、「本当は優しい人なのね・・(照)」みたいなシーンが事前に一瞬でもあれば少しは変わったのにと思います。まぁ、ミカも長い間ずっと、根暗とひねくれとデブとチビと堅物とジジイと姑しかまわりにいなかったから、ダンディなブロンドヘアの大人の男性が新鮮だったのかもしれません。
ミカが捕まった時に、ガッシュは一人で一生懸命彼女を助けに向かうのですが、それを見たガッシュ側の仲間たちが「あんな冷酷なやつが女を助けに行くなんて信じられない・・」みたいなことを言って驚いていたけど、ガッシュってそこまで酷い奴だったっけ?ストイックなだけなのでは?とそこもちょっと違和感がありました。あと、クラッシャー隊のみんながミカとガッシュの仲を気にしていたり、ガッシュが死んだ後も「ガッシュのことが好きだったのよ・・」と悲しみに暮れるミカ。そのあたりも何だかイタさを感じて、どれもこれも二人の関係が唐突すぎるせいで説得力がなかったからだと思います・・。しかも、こんなにガッシュに拘ったのに、ミカは戦いが終わって地球に帰ってきたら、マルメロ星での出来事がなかったかのようにガッシュを忘れ、タケル達もフローレやマルメロ星についてほとんど触れることはありませんでした。
タケルの悲劇をアピールしすぎ
「タケルに安息の日々は訪れるのだろうか」とか、「まだ17歳だというのに・・」「タケルの青春はどうなるのか」みたいな、とにかく「まだ17歳の少年が、こんないたいけな少年が体に鞭打って戦っていますよ、可哀想でしょ?」と、毎回番組終了前のナレーションで煽りすぎ。普段のタケルの鬱々とした姿をみていたら、言われなくてもわかるから。これも、もう少しタケルが奔放な感じで、普段は暗い顔は一切見せず、こんなに明るいのに実は・・という方が悲劇性も増すような気がするんですけどね。
最後まで暗かった
最初から最後まで悲劇悲劇の連続だったので、ラストくらいすっきりとハッピーエンドにしてほしいと思ったのですが。タケルはまさかの生死不明・・というか、死んだ訳ではないと思いますが、みんなにこれからどうするとかはっきりした別れを告げることもなく、戦いが終わると同時にロゼと一緒にと宇宙へ旅立って終わるというふんわりとしたラストでした。「聖闘士星矢」とか「ダイの大冒険」とかもこういうぼかしたラストだったな。長編マンガにありがちな「あいつは死んじゃいない。きっといつか帰ってくるさ!」みたいな・・・。やっぱり長編になればなるほど最終回の描き方って難しいんだなと思いましたよ。全裸宇宙浮遊じゃなかっただけ良かったですが(^^;)
82年に公開された劇場版については、テレビで放送されたギシン星編の総集編に少し新作映像を追加した感じで、あまり家庭用ビデオが普及していなかった時代によく作られていたパターンのやつでした。新作映像はマーグのヌード以外はちょっとよくわからなかったのが残念・・。しかもあのヌードも、なんか見たことあるなぁと思って、多分アニメ雑誌に載っていたのを無意識に見ていたんだと思います。そんな訳で新鮮さはありませんでしたが、上で語った通り歌はめちゃくちゃイイです。あと、ラストに出てきた「映画化実現の会スタッフ」のスタッフロールの9割が女性でそれがなんだかスゴイなと迫力を感じました。男性の名前も数人あったけどほぼ女性ばかりでした。ここに表示されているだけでも結構な人数なのに、表示されていないけど応援していたファンが何倍もいたんだと思うと本当に人気がすごかったんだなと改めて思いました。あと、ナミダがオールカットされていたのには笑ってしまいました。当時もきっと人気なかったんだろうな・・。
88年に制作されたOVA「17歳の伝説」も見ましたが、こちらはマーグが主役になってマーグ視点での物語になっていました。生まれてタケルと離れ離れにされてから、ズールに消された記憶を取り戻して死ぬところまで描かれています。内容としてはテレビ版のゴッドマーズと比較すると微妙に違っていて、時系列や辻褄が合わない所が多々あったので、こちらはこちらで別作品として割り切って見る物だと思いました。絵のクオリティもスゴイし、1時間のOVAとは思えない程内容も濃いと思いましたが、番組のイメージとは違っていて、多少古臭くてもテレビシリーズの方が何倍も良かったです・・。ガイヤ―やゴッドマーズのデザインも変だったし・・・。キャラデザインも、やっぱりあの定規で描いたようなかっちりした線が好きなので正直微妙でした・・。なんか「銀河英雄伝説」みたいな絵柄でちょっとリアルなんですよね。あと、タケルが「兄さん」と呼びすぎ。アンドロメダ瞬のようでした。
ヒロイン(ルルウ)のB地区には驚いたな。昔はああいうの、子供向けでも普通に描かれてたと思いますが、最近はアニメどころかテレビ番組(映画も?)の全てにおいて禁止されているのでなんか久々に見ました(^^;)
記憶を消された時のマーグの入魂のヌードシーンと、最初からいなかったことにされているナミダ という部分が映画版と共通していて笑ってしまいました。やっぱりナミダって邪魔だったんだろうな・・。
あと、こちらも主題歌が良かったです。まさかマーズとマーグのデュエットが聴けるとは・・。中の方、二人とも歌が上手くてイイですね。
私の感想としてはこんな感じで、マルメロ星編でちょっと視聴ペースが落ちたかな・・というくらいであとはサクサクと進んでついて行けたと思います。絵柄も好みだったし、声優さんも知っている方ばかりなのでとても見やすかったです。これを見ると水島・三ツ矢コンビに特別な思い入れを感じるのがわかる気がしました。この感情を踏まえて「バラタック」、もう一度見てみようかな(笑)。
70年代後半~80年代前半頃、お二人はアイドル的人気だったんですよね。私にとっては水島裕さんはヒーロー役というよりも「バグってハニー」の高橋原人、「オバケのQ太郎」の伸ちゃん、「クリィミーマミ」の俊夫・・どちらかといえば3枚目役の印象が強いです。そして忘れられないのが「ともだちいっぱい」というNHKの子供番組で「裕兄ちゃん」という歌のお兄さん的な役をやっていたことです。小学校高学年~中学生の頃だったんですが、この番組の影響で、水島裕さんのことをみんな「裕兄ちゃん」と呼んでいたのを思い出します。特に私の友人は「裕兄ちゃん」の「みんなー!こ~んに~ちは~」という挨拶を真似していたのでとても懐かしいです・・。そして、三ツ矢雄二さんは「バグってハニー」のワンナップと、やっぱり「タッチ」ですね。
話が逸れましたが、マーズとマーグの関係について、もっといろいろと怪しい感じなのかと思っていたら、例の「俺のものだ」発言以外は特に何事もなく自然な感じで、逆に「意外と普通だな」とか「意外と二人の接触が少なかったんだな」と思った程です。でも、だからこそみんなちょっとしたやり取りに食いついて、妄想がどんどん膨らんでいって一大ムーブメントが起きたんだろうなとも思いました。あまり制作側からの供給が多すぎても逆に白けてしまいますしね。ちなみに私はあの二人にBLな雰囲気を感じられなかったので、単純に「イケメン兄弟だな」くらいの感覚で見ました(笑)。
相変わらず不満ばかり語っていますが、タケルがもう少し明るくて、日常エピソードが見れて、ゴッドマーズがもう少し活躍してくれたらハマっていたかもしれません。でも全話見て良かったです。何なら一冊くらい当時のムック本を買おうかなとすら思っています(笑)。
ここからは、上で語った「小さい頃からゴッドマーズを知っていた」ことについてですが、下の写真をご覧ください。
こちらは、講談社の「おともだち」1982年2月号なんですが、正真正銘、私が3歳の頃に親に買ってもらったものです。なぜこれを今も持っているかというと、こちらのボルテスVのページで詳しく語っていますので気になる方は読んでみてください。それと一緒に祖父母の家に保管されていた物で、処分される前に家に持ち帰っていた中の一冊です。どんなにアニメ雑誌で特集が組まれようと、女性ファンが騒ごうと、映画化に向けて活動しようとも3・4・5歳児に向けての情報は「ゴッドマーズのパンチはすごい」ということのみ!!しかも、見開きとはいえゴッドマーズのページはこれだけです。いくら幼児向けとはいっても、たったこれだけってちょっと酷いのでは・・(苦笑)。今更言うことでもないですが・・。こちらで紹介しているボルテスVの絵物語なんて、短いけどちゃんとしていますよね。「よいこ」も「おともだち」も対象年齢は同じなのに・・。
これを持っていたから「昔からゴッドマーズを知っていた」のです。DVDを見る前に知っていたことの一つとして「ゴッドマーズのパンチはすごい」も追加しておきたいと思います(笑)。
それから、これはオマケですが、
これは私が小さい頃読んでいた絵本なんですが、表紙にシールが貼られていて、それがゴッドマーズとゴールドライタンでした。五神ロボの一体「スフィンクス」が貼られてるのも心憎いですね(笑)。左側の、剝がされているのが何のシールなのかも気になるところです。ゴールドライタンと同時に貼ったようなので、きっと81~82年に貼られた物なんでしょう。これは私もずっと知らなくて、たまたま昨年大掃除をしていた時に見つけたものです。とても感慨深い気持ちになったので、今でもそのまま保管してあります(笑)。何も考えずに無意識で貼った物だと思いますが、当時の自分に「42年後(!)、そのアニメを真剣に見ることになるよ・・」と教えてやりたいです。
42年で思い出しましたが、ゴッドマーズの大塚長官とタケルの育ての母・静子さんが42歳で、2023年現在の自分がとっくにそれを追い越してしまっていることに衝撃と動揺が隠せませんでした。主人公の両親の年齢を超えてしまったというのは他のアニメでも多々あるのですが、ついに長官とか博士の年齢を超えることになるとは!!!でも、きっとこのページにたどりつかれている大半の方はそうですよね?自分より年上のアニメキャラといえば、あとはもう兜十蔵博士みたいなおじいちゃん系博士くらいかな・・。世代的には、スラムダンクの安西先生、きっとまだ年上でいてくれてますよね??