ビデオ戦士レザリオン4 そうだったらいいのにな


最終回のレビューで不満ばかり語っていた私ですが、ここも同じようなもんです・・。タイトル通り「そうだったらいいのにな」とか「こうなれば良かったのに」ということを語っています。レビューの途中にも再三語ったことばかりですが、ここに「まとめ」として書いておきたいと思います。

 

ビデオ戦士レザリオンについて 最後まで「ビデオ戦士」という単語が謎すぎた。特に、1話を見ていない人にとっては全く意味がわからなかったと思う。絶対に「電送戦士」か「電送ロボ」にした方が良かったと思う。 レザリオンが強すぎたので、もっと敵と同等の能力にして欲しかったです。 いきなり敵の背後にテレポートしてくるという戦闘方法はやっぱり今の目でみてもちょっと卑怯っぽいと思う(笑)。その設定のおかげでかなり強いロボットになってしまって、肝心の戦いがあっけなく終了することも・・・。ギャリオサバンは同じ能力を持っていたのでつりあっていたと思うけど、反乱軍は弱かった・・。 もっと合体・変形をフルに使用すればロボット自体の人気に繋がったかも。 作画する方はかなり大変だと思いますけど・・。でも、イラストとして静止画を描くのもかなり大変そうなのにレザリオンってかなり動いてますよね。複雑な動きをすればするほど「これ描く人は大変だろうな・・」と毎回思ってました。
主人公・敬について 敬が中学生なのにプロフェッショナルすぎた。もっと弱くても良かったのでは・・・。 最初は小生意気なクソガキのような描写から始まって、回を増すごとに苦労が絶えないヒーローに・・・。学校と戦いを両立しようと努力する姿なんか、本気で涙をそそりますよ。その割には最後まで明るさと自分のキャラを失わなかった(または、最後まで演じきった!)ことが立派すぎる。でも立派すぎてあまり弱いところがなかったというか、もう立ち直れない・どうしようもない状態に・・ということはなかったと思います。もっと困難を乗り越え成長するようなエピソードを見てみたかったです。オリビアの愛でトラウマを克服した話があったけど、ああいう展開がいいですね。それ以外は敬を襲う困難と言えば試験とかそんなのばっかりで・・。 そもそも、このアニメは彼の成長を描こうとしていたのでしょうか?成長しているかに見せかけて、実は変わってない・・「今までの敬のままだよ」という描写も多々ありましたし、もともと最初からしっかり(&ちゃっかり)しているのであまり「成長」を描いているというイメージはありませんでした。でも、敬は戦いの時やオリビアの前ではしっかりしているけど、学校生活はてんでダメ・・という唯一の弱点がありました。もし成長を描くなら、このあたりももっと深く追求して欲しかったかな・・と思います。
ヒロイン・オリビアについて オリビアについては最初から最後まで変わらないイメージで描かれていて、おまけに敬とは最初からずっとラブラブなのでキャラクターに関してはこれというツッコミ所はないと思います。ただ、敬との出会いとか、仲良くなったきっかけが知りたかったことの一つなんですけどね。あと、あまりにも仲が良すぎたので、たまには喧嘩して二人の仲が危ぶまれる展開が見てみたかったかも・・。 それから、もう少しジャークにさらわれる理由を明確にして欲しかったのと、敬と離れる時期を早めて欲しかった・・・。初期設定によると、もっと早く敬とは離れ離れになる予定だったようですが、何か理由があってのことで「さらわれた」というわけではなさそうです。EDの歌詞が深みを持ったのはほんの一時のことだったので、それが少し残念でした。あと、何度も書いてますが、敬とオリビアのすれ違いはもっとロマンチックに書いてほしかった・・(笑)。
ゆかいな仲間達について
チャールズ&サハラ&エレファン編
チャールズの娘とか家族絡み以外のエピソード、サハラの軍絡み以外のエピソードが見たかった・・・。 二人にスポットライトが当たる話ってほんの数回ずつしかなかったのですが、なぜか揃って同じようなテーマの話ばかり・・。 特にチャールズは昔の仲間に敵として出会う話とか、ボクシング絡みの話とかいろいろ描けそうなのに、とても残念でした。サハラも、敵の中の誰かを好きになってしまうとか、昔の仲間ネタはあったことはあったけど、もう少し深い所までいろいろ見てみたかったんですよね~。 あと、敬・チャールズ・サハラ、そしてエレファンの4人の友情が深まるエピソードも見たかったですね。特にチャールズとサハラは敬が一番大変な時に揃っていなくなったりして、何気に冷たかったんですよ^_^; ジャーク編に入ってからは徐々に解消されていきましたけど・・。何かこう、もっとアツい友情を感じる話を1クールに1度くらい投入してほしかったです・・。 それから、エレファンのキャラは最後まで中途半端でした・・・。最終回で自分の星に帰っていく(たぶん)描写があったけど、彼の星って絶滅させられたんじゃなかったっけ・・・。帰ってどうなるんだ?と少し心配です(苦笑)。最終回までにそのあたりのフォローもして欲しかった・・・。
ゆかいな仲間達について
地球連邦軍編
最後までシルベスタ将軍の素性が謎だった・・・。もちろん、正義感に燃える立派な人なんでしょうけど、ちょっとお茶目な面を見せつつ、その割には敬にもチャールズ達にも厳しかったりクールに接したり・・・。何だか本当の姿が見えないのでちょっと油断ができない人物かも??という訳で、将軍のエピソードもあればよかったと思います。あと、初期設定のまま「実は敵のスパイだった」というモンローも見てみたい。 あと、敬のお父さん(笑)!!戦士ではないけどせっかく地球連邦軍で働いてるんだからもっと最後まで絡んで敬のフォローをして欲しかったです。子供思いで面白いお父さんだけど、ちょっと頼りないですね^_^;
オリビアのパパ いろんな意味で、一番の被害者(苦笑)。やむを得ない状態とはいえ、頼りなさすぎ!!もっとしっかりして欲しかったです・・・。もともと月の鉱山技師ではなく、地球連邦軍の優秀な戦士で、戦いの途中で捕虜にされてしまったとかそんな設定の方がしっくりきたかも??中途半端に洗脳されていたのも情けない感じがしたので、もっと完全に洗脳するか催眠状態にされてた方がよかったと思います。そして、それを助けるのはやっぱり敬の役目ですよ。オリビアを救助した次の次の回くらいがパパ救助の話だったら良かったのに・・・。「パパ~!本当に良かったわ。敬が助けてくれたのよ!」「敬君、ありがとう」・・こんな展開が見たかったなぁ(苦笑)。
手ごわい敵・反乱軍編 ゴッドハイド博士とブルーハイム博士の過去の話はとても好きな設定だったのでこれがウヤムヤになってしまったのが一番残念でした。もし、あのまま反乱軍編が続いていたら、敬がゴッドハイド博士をいろんな意味で救う話になっていたんじゃないかと思います。ゴッドハイドは最後までレザリオンのパイロットの正体を知ることもなかった上、ジャークにあっけなく殺されてしまったし、一番かわいそうなキャラだったかもしれません。ちゃんと敬達によって片を付けて欲しかったですが、そうすると20数話じゃ収まらなかったでしょうね~・・。 それから、インスパイアはイイですね~。世渡り上手的な所が大好きでした。彼に関しては、どんな状況にあっても最終的に誰かに始末されるハメになっていたでしょうけど、踏み潰されて・・というのはちょっといただけませんでした。殺すよりも最終回で「連邦軍によって逮捕された」という展開でも良かったかもしれません。 あと、反乱軍はオッサン二人がメインだったのでちょっと色気が足りませんでした。やっぱりエリックシッドをレギュラーキャラにしておいて欲しかったです。しかも、初期設定によると、レザリオン相手に苦戦するんだけど、後々そのパイロットが13歳の敬だと知って愕然とする展開になる予定だったそうです。ああ、なぜそうしなかったんだろう・・・。
手ごわい敵・ジャーク編 ジャーク編は最初から設定も目的もシンプルだったのであまり「こうすれば」という不満はありませんでした。 ただ、やっぱりギャリオですよ(笑)。最終回であんな展開になるなら、もっとその前の話で敬との絡み(それも、良い印象を与える方の)があれば良かったと思います。敬とギャリオの絡みといえば、12時間の戦いで敬を恐怖のどん底に陥れたことと、危機一髪のオリビアを逃がしたことくらいなんですよね・・。あとは顔も名前も知らな・・いや、正確には一度会ってるけど忘れられてしまったほどで・・・(汗)。それから、戦いの中で友情を感じるには二人の年が離れすぎてるかなぁ・・と。ギャリオが何歳なのかわからないし、年齢なんて関係ないのかもしれませんが、もう少しギャリオが少年だったらそんなに違和感を感じることがなかったかもしれません。でも、そうするとまるで「ダンガードA」みたいな展開になってしまっていたかもしれませんね~。 ベタな展開ですが、もともとギャリオが少年で、レザリオンのパイロットも少年だということを知って、偵察のため敬の学校に送り込まれる。学校では誰も仲良くしてくれなかったが、敬とは打ち解けることができた。実は敵同士なのに・・・というのもなかなか燃えそうです。それかギャリオが女の子という設定でもイイ感じになりそうですね。学校じゃなくても連邦軍にスパイとして入隊してきて、表向きは地球人として敬と一緒に戦う。そのうち敵と知りつつ敬のことを好きになってしまい、オリビアとはライバルに・・みたいな。かなりありがちだし、レザリオンの中でも既に18話で似たようなことをやってますけどね・・・・。



思ったよりも長くなってしまいました・・。探せばまだあるかもしれませんが、このくらいでやめときます。


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2010年5月5日 記