なんとか10話までやり切りました!!アニメのレビュー自体、かなり久々で最初はコツをつかむというか、テンションを上げるのに苦労しましたよ。途中で「私は一体何をやってるんだろう???」と思うことも多々ありました(^^;)
でもやってるうちに楽しくなってきて「ああ、こんな感じだったわ」と思い出しました。しかも、少しづつ語るつもりが、また内容羅列の長い感じになってるし・・(苦笑)。気を付けてはいるのですが、もし間違っていることや変なことを書いていたらすみません。
それにしても、見やすいし内容がわかりやすくてとてもレビューしやすいです。ガンダムとかだったら理解するのに3回くらい見ないといけないのに、これは1回見ただけですぐにわかりますからね。
あと、今回レビューした回は、まだ他のロボットアニメとあまり変わらなくて普通な感じです。でも実は、個人的にはこういう日常の話が一番好きなんですよ。それと、あの富野監督が演出された回がたくさんあります。こう言っちゃ何だけど、「こういうスタンダードな回もやるんだな・・」と意外に思ってしまいましたよ(^^;)
ここまでの話だと、まだまだあの哀愁漂うエンディングが生きてきていませんね。行方不明のお父さんは死んでいるものだと半ばあきらめられているので「父をもとめて」感がまだかなり薄いです
| 1話「宇宙からの侵略者」 | ボアザン星人が地球を侵略しようと攻撃してきたので、地球防衛軍・ファルコン基地は「超電磁マシーンボルテスV」で応戦する。 「地球はボアザン星人が征服する。地球の虫けら、人間たちは追い払うのだ!!」というハイネル様の大変わかりやすい宣言から物語は始まります。ハイネル達ボアザン星人が地球を攻撃する目的は、「美しい地球を『素晴らしい文明を持ったボアザン星』の支配下に置く」ということです。いや~やっぱりこういうのがイイですね。私みたいな、複雑な内容が頭に入ってこない人間にとってはこういう単純な動機が一番です。 それを、無理やり訓練させられて、勝手に「ボルテスチームの隊員」を組まされていた5人の仲間たちが戦いに駆り出されるというのが、この物語のはじまりの部分です。 この回の素晴らしいところは、敵が攻めてきた後、見方側のキャラ紹介とそれぞれが受けている訓練の内容から想像する特技の紹介、飛行メカに乗ってボルテスVに合体して応戦するまでの流れがたった10数分の中に全て詰め込まれていることです。しかも、とても収まりがいいというか、第一話としてわかりやすく作られているので、お試しとして見てみるのにピッタリだと思います。 当時のロボットアニメはロボットに乗って戦うまでの展開がとても早かったりするのですが、唐突すぎてツッコミ所満載なことが多いのです。それがボルテスに関しては、やや唐突ではあるものの、意外と見ていて不自然ではないかな・・とそこがなんだかすごいと思いました。というのも、「一年前から5人は戦えるように訓練をさせられていた」ということと、「訓練中に一応チームワークはもう出来上がっている」というところで、そのあたりの描写を省略することができたからと思われます。ただ、「何のために訓練をしているのか」という点を5人が全く知らされていなかったのが「あれ??」という点でした。これ以外にも、5人は何も知らされず大人たちの都合で動かされているなぁと思わせれる点が多々あるので、今後追々語っていきたいと思います。 キャラクターについては、5人がとても素直なところがいいと思います。「お前たちは今日からボルテス隊員だ。これを操縦して合体ロボになって地球の平和のために戦え。」と突然言われて、わりとノリノリでその通りにするんですから、相当物分かりがいいですよ。他のロボットアニメでは「なんで俺がこんな物に乗って戦わなくちゃいけないんだ!」と所長とか博士と揉めて研究所or基地を飛び出して帰ろうとする面倒くさいパターンもありますからね(笑)。まぁ、それでも結局は思いとどまってその日のうちに戦う流れになるんですけど。 あとは、この手のスーパーロボット物の醍醐味である「攻撃名・技名叫び」について。人によっては「恥ずかしくて無理!」ということもあるかもしれません。私は逆にこの叫びが大好きで、叫び聞きたさに動画を探したりすることもあるくらいです。これを読んでくださっている方にはわかっていただけると思いますが、普通にカッコいいですよね(*^_^*)。確かに、何であんなに大声で叫ぶ必要があるのか?とツッコミ所ではありますが、個人的には叫んだ方が一緒に搭乗している仲間たちや博士とか、一般市民の人達にも「これから〇〇ミサイルを出すんだな」と伝わって、心構えとか安全対策にもなっていると思います。普通の仕事の時だって「声出し確認」とかあるので、それと一緒で理にかなっているんじゃないかと思います。 話が逸れましたが、ボルテスでもたくさんの叫びがあり、存分に燃えと萌えを堪能できます。合体するときの「レッツ ボルトイン!」が声紋登録されていて、ボルテス隊員以外が乗っても合体できない仕組みになっている という設定が燃えて好きです。健一役の白石ゆきながさんの声がまた、最高にイイんですよね。あの初々しくて必死さが伝わる叫びが堪りません。ある声優さんが、何かのインタビューで「慣れるとそんなに叫ばなくても叫んでいるようにみせることができる」ということを語っている記事を読んで、「へぇ~そんな技術があるのか」と思ったんですが、きっと当時の白石さんは応援団のように腹の底から叫んでいるんだろうな というのが声から伝わってきます。 ちなみに私がボルテスで好きな技は「超電磁ゴマ」と「ボルテスバズーカ」です。コマはベーゴマみたいになっていて、紐がクルクル巻きつく所が好きで、バズーカは手首の所を折り曲げるのが好きです。あと、言わずもがなの「天空剣Vの字切り」も!ちゃんとVの下の所で刃先の向きを変えるところなんか、芸が細かいと思います。 「ちょ~~うでんじ ゴマァァァーーー!!」「ボルテスバズゥカァァ!!」ですよ。あと、合体後の「ボ~ル~テ~スファァァァァイブ!!!!!!」もイイですね~!!ただ、「喉と血管、大丈夫か!?」と思わず心配になってしまいますけどね(笑)。 |
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| 2話「苦闘への前進」 | 訓練中のボルテスチームと地球防衛軍を、ボアザンの銃士が攻撃してきた。ピンチに陥るボルテスVを助けるために剛兄弟の母・光代博士が特攻する。 この回は、剛三兄弟のお母さんが息子達を助けるために自らメカを操縦し、敵メカ(獣士)に突っ込み殉職・・というスゴイ話です。 剛兄弟の母・光代さんは研究所を立ちあげた人物の一人で、なんと博士なんですよ。お母さんが博士なんて、あの時代に凄すぎませんか?特撮や他のヒーロー物ではわかりませんが、当時のロボット物でお母さんというと、単に博士・所長の奥さん、主人公のお母さんとして戦っていない時の癒しとして登場する程度で、直接戦いの場には関わっていないことが多いと思います。あとは、主人公が子供の頃に亡くなっていて、最初から存在しないパターンとか、そっちの方が多いかもしれません。それが、このアニメでは最初にボルテスチームに戦うことを命じたのはこの光代母ちゃんでした。なかなか進んでますね。この光代博士の存在は印象深く記憶に残っていたので、特攻するのはもう何話か後かと思ってたんですが、こんなに早く死んでしまうとは。でも、三兄弟の父・剛博士の墓参りに行って、戦いが始まったことと息子たちの成長を報告するシーンはまさに死のフラグですね。墓参りの帰りに被害に遭うっていうのもあるあるです。 ヒーロー物に関しては、主人公の「お母さん」って結構邪魔にされてるというか、徐々に出番を減らされるか早めに殺されますね・・・。 この墓参り中の回想シーンで、三兄弟の父・剛博士がボアザン星人から地球を守るために家族の元を去るという過去が描かれるのですが、その時の剛博士のルックスがかなりツボです。あのイケおじのスーツ姿が堪りません。これって最初に見た若いころは何とも思わなかったんですが、私も歳を重ねて見る場所・目線が変わってきたということでしょうか。最初に見た時は、ボルテスチームとの方が年齢が近かったのに、いつの間にか剛博士&光代博士世代に。いや、昔のアニメは見た目より年が若い傾向があるから、もしかしたら浜口博士との方が年が近いのかもしれません(@_@) 時の流れは恐ろしいです。 ルックスといえば、「剛兄弟全然似てない問題」もはずせませんね。これも追々語っていきたいと思います。 1話ではキャラクターについて触れなかったので、ここでは主人公・剛健一について語りたいと思います。健一は、ボルテスVを作った剛博士と光代博士の息子(剛三兄弟)の長男で、射撃の名手。ボルテス隊員のリーダーです。 健一といえば、どの時代に書かれた文献を読んでも「優等生で、クソ真面目」と紹介されています(笑)。中には、「真面目で面白味がない」的なことが書かれているのもあって、健一ファンの私はとても寂しい(?)思いをしたものです。まぁ確かにこの回でも、冒頭で浜口博士に命がけの危険な訓練を命じられて、日吉とか一平は「マジか。殺す気かよ」という態度を取って反論したのに、健一だけはすごい滑舌よく「やりましょう」とすぐに従ったり、まだ2話しかやってないのに「俺たちはボルテスVと共に地球の平和を守るんだ」と10話目くらいのテンションだったり、お母さんが瀕死の重症を負っているのに戦いを優先したりするところが、優等生で面白くないと思われてるのかもしれません。私も、訓練にすぐ従った時は「えっ?反対しないの?」と思うと共に「こういうところか・・!」と思いましたよ(笑)。でも、ずっと見ていると健一は真面目だけど面白くないわけではなく、普通の少年だけど、「ここでリーダーの俺が冗談を言っている場合ではない!!」という考えが常にあるのではと思います。実際、話の内容が緩やかなのは9話あたりまでで、その後は本当に「それどころではない」エピソードが最後までずっと続きますからね。 逆に私が以前から気になっているのに、どこにも書かれてないことがあって、健一って毎回ずっと怒ってますよね(笑)?弟達のしつけ(叱り飛ばす)と、仲間への指導(𠮟り飛ばす)と、ボアザンに対する怒りで毎回いっぱいいっぱいになっている、というのが私の健一に対する印象です。それでも、健一はリーダーとして立派で、しかも他のロボットアニメの熱血主人公にありがちな暴走もあまりなく、素晴らしい主人公だと思っています。70年代~2000年代くらいまでの長い間、アニメや漫画の主人公・そして芸能人においても、不良っぽい=カッコいい という風潮があったけど、真面目なのが正しいとされる今(2022年)ではむしろ健一は最先端(多分)!! これからは紹介文では「怒りん坊だけど生真面目で頼りになるリーダー」みたいに書いて欲しいです(笑)。 シリアスなエピソードだったのに、あまり内容には触れずに終わってしまいました(^^;) 敵に動きを封じられたボルテスVが、光代博士の体当たりでピンチを切り抜け、怒り狂ったボルテスチームが勝利。健一達の「かぁさ~~ん!!!」の叫びで次回に続きます。 ちなみに、今回ハイネル達ボアザン側はメカを出してきただけで出番はほとんどなしです。 |
| 3話「墓標が教えた作戦」 | 光代博士の死を引きずっている剛兄弟が気に入らない一平。チームワークが乱れたまま出撃するボルテスチーム。戦いの最中に倒れた光代博士の墓を巡って誰が倒したかでまた揉める。 今回はボルテス隊員の2番手・峰一平の回ですね。一平は見た目も戦闘服の色(青)も、いかにもな2番手キャラです。OPに喧嘩シーンがあるので、健一と一平はしょっちゅう揉めているイメージがあるという方も多いかもしれません。しかし、意外にも健一と一平が揉めるのはこれとあともう一回くらいで、あとは普通にみんなと一緒に仲良く騒いでることが多い普通の人です(笑)。 2番手といえば、主人公に勝手にライバル心を持って「お前なんて認めねぇぜ」と何かと絡んでくるのですが、一平は最初から健一がリーダーだと普通に認めていて、しかも1話ではいきなり戦いに参加させられることに文句を言っていたにも関わらず、光代博士の圧には逆らえず(こんなところも普通ぽくて良い)言われた通りにしていました。 健一達が父親の問題で手一杯、その上、ボアザン側のあれこれもいろいろ描写しなければいけないので、どうでもいいようないざこざを描く余裕がなかったのかもしれません。そんな環境の中、一平は余裕のある時は健一の言うことに立てついてみたり、健一の訓練の邪魔をしてみたりすることもあるけど、忙しい時はめちゃ協力的・・という、作風に配慮した行動が取れる、かなり空気の読める2番手なのです。 一平はそんなに冷静でもなく、クールでもニヒルでもキザでもなく、場合によっては健一より熱かったり、後半は3枚目的な役割までさせられたり、わりと親しみやすい人物です。あと、健一はいつも怒ってるけど、一平はいつも文句を言っているイメージがあるかも(笑)。皮肉屋っていうのが一番相応しいかもしれません。 前置きが長くなったけど、今回はその一平が剛兄弟と揉めて、仲直りをしてチームワークを深める回です。 亡くなった光代博士の墓参りをする剛兄弟とめぐみ。それを見て「母ちゃんのことでめそめそするな」となぜかご立腹の一平。光代博士は前回亡くなったばかり。お墓も作ったばかりで今回が初の墓参り。その墓づくり&墓参りが気に入らないとは一体何事なのか(笑)。健一達が母親のことばかり気にしてるせいで自分が危ない目に遭った後とかならまだしも、死んだ次の回でこの話をやるのはちょっと早すぎなのでは?と思いました。 戦いの最中に墓が倒れたのは、一平が放った「ボンバーフック」を健一が「クルーアロー」で偶然撃ち落とし、それが偶然墓に当たったからです。これには健一よりも弟の大次郎と日吉がカンカンに。一平と大二郎&日吉が揉めるのはなかなかレアなシチュエーションです。すぐに健一に止められたけど。 このアニメを見ていると、三兄弟だと両親への想いを三分割することができるのがイイなと思います。主人公がだけが毎回「父さん」「母さん」ばかり言ってると、どうしてもちょっと情けない感じのイメージになりますからね。ただでさえ今後話が進むにつれてお父さん恋しい系の描写が増えてくるので、それを三分割・・というより主に弟達に担当させて、長男の健一は自分の想いを秘めつつ弟達を励ましながら戦っていくという、兄らしい強さを見せることに成功していると思います。ただここが燃え&萌え所でもあって、健一は弟や仲間たちの手前、感情を出さないようにしているだけであって、一人になった時にこっそり泣いていたり落ち込んでいたりするのです。なんとも健気で切なくて最高の萌え所!!この話でも、怒る一平に対して「一平の言うとおりだ」とあっさり揉め事を避けようとしていたのに、後で一人で泣きながら射撃の訓練をしていました。ごまかそうとしたけどこれを弟達に見られてしまうのもイイ!! 一平の意味不明な苛立ちの理由は「健一達が母親を想う姿を見ていると、自分が幼いころに母親に捨てられた時の母への想いを思い出すから」で間違いないでしょうか?めぐみの口から理由が語られたのですが、なんかはっきりしなかったので・・。 めぐみといえば、ボルテスチームの紅一点でヒロインなのですが、全話通して見てみて、一平はめぐみのことが好きなんじゃないかと思います。でも、めぐみの方は健一が好きなんじゃないかと・・。ボルテスは色恋沙汰の話が一話もないので謎のままですが、そんな感じに見えました。これも後半で語ると思います。 そんなこんなで、チームワークがこれ以上乱れるのは困ると浜口博士は一平の母親について調べるのですが、数分であっさり判明。アメリカの移民生活でキャンプ中の幼い一平一家は就寝中に狼に襲われるけど、それに気づいたお母さんが火薬を撒いて狼とともに爆死(!)。気づいた時にお母さんがいなかったので、一平は勝手に自分は捨てられたと勘違いしていたというわけです。戦いの途中、事実を知った一平は「ママは健一達のお母さんと同じことをして俺を助けてくれたんだぁ~(泣)」と感激してすっかりご機嫌に。「墓を倒した時のあの偶然の攻撃がなかなか良かったからあれをもう一度やって攻撃しようぜ!」というようなことを健一に提案して、攻撃は地味に成功。最後は必殺天空剣で倒して戦い終了。最後に剛兄弟と仲直りして終わりです。 一平は最後に「実はマザコン気質で甘えん坊」という2番手キャラの超定番部分を出してきましたね(笑)。ママといえば、トニーハーケンとかキグナス氷河とか色々思い浮かびます。ちょっと浮かぶキャラが古いけど。イケメンで、「ママ」発言、アメリカ育ちで実は英語もできる(その設定が生かされることはなかったけど)。一平ファンの女子もきっとたくさんいたでしょうね。 あと、これを忘れないように語っておかなければ。今回実は一番重要な「墓を倒した偶然の攻撃」について。あの攻撃をした時、いつもだったら武器や技名を大絶叫するのに、今回に限って二人とも何も言わずに技を出したんですよ!ほら、やっぱり「叫び」は大事ですよ(笑)。 |
| 4話「魔のシャドウ必殺剣」 | 獣士ガルドの剣術に苦戦するボルテスチーム。打ち勝つには真剣白刃取り・「胡蝶返し」を習得するしかないと考えた大次郎は、健一に剣の特訓をする。 今回は健一の弟で剛三兄弟の次男、剛大次郎の回ですね。大次郎と健一の兄弟紹介エピソードと言ってもいいかもしれません。この話は個人的にとても印象に残っていて、20年前からずっと覚えていました。でも、初めて見た時にちょっと笑ってしまったんですよ(^^;) ボルテスには話の端々に武士道を感じさせる描写があるのですが、今回はその描写の極み!!武士道というか、もう武士。この回の脚本や台本は、巻物に行書体で書かれていたに違いありません(?)。 そんな訳で、今回は大次郎メインに語っていきたいと思います。 大次郎は、健一のすぐ下の弟で、簡単に言えば昭和の5人組ヒーローにありがちな「和み系デブキャラ」です。平成以降のヒーローが、スラリとしたイケメン揃いになってしまったのが面白くないと思っている私にとっては、こういうキャラは本当に尊いとしか言いようがありません。多様性とか言うわりにはおデブキャラは排除されがちなんですよね。ただ、当時もこの手のキャラはギャグ担当だったりウザキャラとして描かれたり、2番手とはまた違った方向から主人公をライバル視して奮闘するも毎回空回り・・と悲惨な役回りが多いのですが、大次郎は気は優しくて力持ち。父のことを思いつつ、兄をサポートするごくまともなキャラとして描かれています。この回の冒頭のめぐみとの武術の訓練シーンなんてほのぼのしてイイですね。健一・一平とはあまり一緒に働きたくないけど、大らかな大次郎は同僚として最高だと思います(笑)。 そんな大次郎の最大の特徴は、鹿児島弁で話すということです。これが本当に状況によっては笑ってしまって名シーンや感動シーンが台無しになってしまうことも多々ありました(笑)。今回の話も、「兄貴の腕など、クソの役にも立たんタイ!!」に噴き出してしまいました。そこまで言うかね(笑)。まるで「山笠のあるけん博多たい」みたいな口調で・・。 大次郎は大真面目だし、別に笑わそうとしてやってる訳じゃないのに、逆にそれが笑えてしまうというか・・。しかも、鹿児島弁を使う理由が「西郷隆盛に憧れているから」というだけのことで、その理由のヤバさがさらに笑えてしまいます。剛兄弟は生まれてからずっと3人一緒にいるのに、一人だけ鹿児島弁なんてものすごく不自然なんですよ。せめて、「訓練のために、大次郎だけ数年間鹿児島県の師匠の元で暮らしていた」とかそういう設定にすれば良かったのに・・。そもそも大次郎に限らず、「昭和のヒーロー物のデブキャラは方言使いがち」なのは不思議なところです。 キャラ紹介だけでかなり長文になってしまったので、いい加減に内容について触れたいと思います(笑)。 今回ボアザン軍が出してきた獣士ガルドは、心身ともに色々いい素材が使われているということですっかりハイネルに期待を寄せられることに。貴族として扱うために頭に二本の角を与えられます。ついに出ましたね!角問題!角の有無はこれからの物語の大事なポイントです。ハイネル達の故郷・ボアザン星はそういう所ですので、ハイネル達は身分や角にめちゃめちゃこだわるのです。 ガルドの剣術にボルテスVは刃がたたず、一時退却します。避難先の洞窟の中で「ガルドに勝つには真剣白羽取り・胡蝶返しを習得するしかない」と健一に宣告する大次郎。ここからの健一と大二郎のやりとりがもう、どこの時代劇かと・・(笑)。BGMが鼓だったりして、私の脳裏に浮かんだのはすゑひろがりず・・。この兄弟、家で時代劇ばっかり見てたんじゃないだろうか。なんとなく、大河は本当に見てそうな気がする。あと、昔NHKで訳のわからない時間帯によくやってた「能」みたいなやつとか。 それはいいとして、最初は衝撃を受けていた健一だけど、そうするしか手段がないということで、他の3人がガルドの相手をしている間に、武術の達人・大次郎から「胡蝶返し」の特訓を受けることに。弟から技を学ぶっていうのもあまりない展開でここは燃え所です。そこまで武術が得意ではない健一は、大次郎から木刀でボコボコにされます。大次郎が一時的に健一の代わりに「ボルトクル―ザー」に乗れば早いんじゃ・・と思ったのですが、ボルテスVを自由に動かすことは健一しか出来ないとのことで、そのツッコミは通じませんでした。健一、いろいろ負担でかすぎ(T_T) この後、ボロボロになりつつもギリギリのところで技を成功させる展開になりそうなものなのに、健一は結局最後まで成功しなかったのです。ここで、潔く諦めて「覚悟してくれ」とみんなに言う所もイイし、訓練中に「剣は無理だけど、銃なら自信がある」と、大次郎の射撃を石でかわすシーンがお気に入りです。この射撃シーンでのことなんですが、健一が大次郎にベルトごと銃を渡して「これを付けて俺を撃ってくれ」と言った時に、私はそのベルトが大次郎の腰に付けられるかどうかが心配でした(笑)。パッと見、大次郎って健一の10倍くらいウエストがあると思うんですが・・。でも、どんな仕組みなのか謎だけど、難なく大次郎はそのベルトを装着することが出来たので私も安心しました。 特訓ではダメだったけど、剣を気配で感じることを悟った健一は本番では技を成功させ天空剣で勝利。大次郎に爽やかな笑顔を見せるのでした。 茶化したツッコミばかりしてしまいましたが、この話は私がボルテスの中で気に入っている回の一つです。特に重要な話でもない「普通の回」の一つですが、いろんな意味でインパクト大で(笑)とても面白いと思います。 |
| 5話「戦艦三笠が危機を呼ぶ」 | 日吉は健一が止めるのも聞かずに一人で模型大会の会場へ出かけてしまう。それを知ったハイネル達は日吉を狙い、ファルコン基地も獣士の攻撃を受けピンチに陥る。 今回は、健一の下の弟で三兄弟の三男、剛日吉がメインの回です。今回は日吉と健一の兄弟紹介という感じですね。 日吉と健一のエピソードは、この回とあともう一回あるんですが、どちらも仕事よりも趣味を優先させて、みんなに迷惑をかけてしまう日吉を健一が叱り飛ばす話で、パターンが同じだったんだなぁと今回の視聴で初めて気づきました。剛三兄弟、イイですね~。兄弟の絆系のエピソードが好きなので、こういう話は大歓迎です。日吉は、ボルテス隊員の中でも最年少で、他のみんなが中高校生の年齢なのに対して、設定では8歳(!)だそうです。ただでさえ、10代の青少年に地球を守らせること自体あり得ないのに、8歳児とか!!コンバトラーも一人小さい子がいましたね。このあたりが今でも最年少なのでは?小学生パイロットが主人公な作品はいくつかあると思いますが、だいたい10~12歳くらいだと思います。 日吉は、8歳ながらかなり頭が良く、水中での戦闘が得意でメカの修理が出来たりします。でも、中身はチビッ子なため、父親のことで寂しがったり、勝手なことをして健一に怒られたりしています。健一は日吉をそこそこ厳しくしつけようとしているのですが、日吉は屈しないし懲りないため、見ていて窮屈感は一切ありません。逆に微笑ましくてちょっと笑ってしまいます。「あんなに怒られても、やっちゃうんだなぁ(笑)」という感じです。それから、日吉は自分がメインの回以外は別に勝手な行動を取ったりしないため、見ていてイライラするということもありません。あと、声が小原乃梨子さんで、のび太なんですよ。とても懐かしいです。 残念なのが「水中での戦闘が得意」という設定があまり生かされていなくて、あえて言えば今回くらいです。それも、そこまで得意な感じに描かれてなかったし・・。メカに強いっていうイメージの方が強いです。 前回の攻撃でボロボロになったファルコン基地。そんな中、日吉は「戦艦三笠」の模型の大会に出場するため、「わがままは許さん」と大激怒の健一の制止を振り切って「ボルトフリゲート」に乗って出て行ってしまいます。「不在の間、自分が日吉の代わりをやるから行かせてやれ」というめぐみとも揉める健一。これは健一側と日吉側、どちらの気持ちもわかりますね。今すぐにでも攻撃してくる可能性があるけど、一日中何もない可能性もあるわけで。 日吉が一人で出てきた所をボアザン側に見つかり、会場に獣士登場。日吉はご丁寧に三笠を破壊され、自分自身も狙われてしまいます。基地へ救助を求めたものの、基地にも獣士が現れてボルテスチームは動けなくなります。ここが、健一の兄としての厳しさがわかるシーンで、日吉に「救助には行けない」と伝えたのです。結局浜口博士に諭されて日吉救助を優先させることになるのですが、健一は「俺は弟の日吉じゃなくて仲間の日吉を助けに行くんだ」と自分を納得させます。弟のしつけ的には許せないけど、仲間としてなら仕方ないか・・ってことでしょうか。健一も「日吉を見捨てるわけじゃない」と言っていたので、すぐに行くんじゃなくて少し時間を置いて日吉を反省させたかったんでしょう。もし、本当に「基地を守る方を優先しなければ」と思っていたとしたら、ちょっと怖いですよ(^^;) そのあたりの健一の心情があまりわからないように描かれていたので本当のところは謎です。いざ現場に到着すると、健一は一平に日吉救助を頼みます。「俺の可愛い弟だから」と言う健一のセリフを聞いて「本当は優しいお兄さんなんだわ・・」とめぐみも一安心。何気にめぐみは3話の一平のエピソードからずっと少しづつメンバーに関わっていて、イイですね~。めぐみはみんなのお姉さん的なヒロインです。あと、一平の日吉救助法が想像したのと違って笑ってしまいました。あれって助けたっていうのかな・・。荒っぽすぎる(笑)。しっかり反省した日吉は健一とも仲直り。最後は戦いが終わった後、基地で「戦艦三笠」の復旧のための募金活動をする日吉に、健一達が追いかけられるシーンでおしまい。ちなみに、健一は日吉に8回も募金をしたそうですよ(ボルテスチーム内では最多)。ところでああいうモーターで動く模型って、いくらくらいあったら作れるんでしょうね。基地ではボルテスチーム以外の人も募金していたので、一日で相当貯まってそうです。 |
| 6話「いななけ!愛馬アイフル」 | 馬が大好きな一平が、戦いより馬を優先して健一に怒られる。 2回目の一平メイン回です。 内容の説明になってないですが、本当に今回はそれだけの話なんですよ(笑)。そして、私はこの話が大好きです。初めて見た20数年前から、何回見たかわかりません。いろんな意味で一平の良さというか面白さが炸裂しています。健一と一平が大揉めに揉める回ですが、お互い真面目に自分のポリシーの元で動いているのに、二人の掛け合いがなんだか笑えて、きっと当時のスタッフさん達も楽しみながら作ったのでは?と思える回です。あと、普通こういう揉め事や喧嘩の回って、どちらのキャラにも同情すべき所があるように描くと思うんですが、この回は圧倒的に一平が悪いです(笑)。 ボルテスVでの戦闘訓練中に、森で罠にはまった仔馬を発見した一平は、その仔馬を助けに行くためにみんなに無断で突然合体を解除(ボルトアウト)してしまいます。当時の合体ロボといえば、超能力とか脳波とか、精神的な部分も全員で統一しないと合体できない設定が多かったのですが、ボルテスVは合体も分離もボタン式(ただし、叫びは必須)。しかも、メインでメカを動かしている健一が何も操作しなくても分離できてしまうところに感心(?)してしまいました。まぁ、そっちの方が視聴者も「もしかしてこれだったら自分でも動かせるかも・・」と身近に思えるかもしれません。 「一平だけでなく、みんなのチームワークが悪い」と全員を叱る浜口博士ですが、どう考えても一平だけが悪いと思います。博士に怒られ、健一にせめられ気を損ねた一平は、アメリカのロデオ大会で優勝した途端、無理やり愛馬「アイフル」と引き離されて日本に連れてこられた恨みもあって、基地を出ていこうとしてしまいます。そんな一平をいろんな手(射撃&暴力)で止めようとする健一。「コレ、死ぬだろ」というくらい乱暴です。揉み合いになっていつの間にかただの喧嘩になっているふたりを大次郎・日吉が呆れて見ているのが笑えます。そんな時、博士が実はアイフルを日本に呼び寄せていたことがわかり、一平はいきなり上機嫌に。ここがまた、さっきまでの怒りはどこへやらで、3話でのママの件といい、一平はボルテスチーム一番のお調子者かもしれません(笑)。でも、マイペースな一平の本領発揮はここからです。羽田空港にアイフルを迎えに行った一平は、アイフルに乗ったまま高速道路に入ろうとしたり(超お気に入りシーンです!!)、健一が一平のメカを連れて迎えに来ても、戦おうとせずにアイフルに乗って行こうとしたり。特にここでの健一の「馬じゃねぇ!!二号機に乗るんだ!!」というありえないセリフがこの「ボルテスV」というシリアスなアニメに似つかわなくて大好きです(笑)。獣士の攻撃を受けて地下鉄に閉じ込められた時に、健一に「早くアイフルを助けろ」と上からだったのも良かったなぁ。 それから、アイフルに獣士の攻撃が当たりそうになり、それを撃ち返そうとした時に健一がアイフルを撃ったように見えたシーンがあったのですが、それを見た一平はまた激怒り。「お前とは戦えるか!合体せずに一人で戦ってやる」と、自分のメカに搭載されている全ての武器を一斉発射するシーンも笑ってしまいました。しかも、それで歯が立たないとわかると、速攻で「健一!すぐにボルトインするんだ!」っていうのも「いやいやいやいや・・」という感じで、このあたりは爆笑モノです。一平のことばかり語ってますが、健一は冒頭での急なボルトアウト以降ずーーーっと一平以上に激おこです(笑)。毎回だけど、健一はだいたい叫んでるか怒ってるかどちらかなので、声優さんは大変だったろうなと思います。 最後は、戦いが終わって荒地になった街でアイフルを探す健一。無傷のアイフルを発見して安心したものの、一平はまたさっきの「健一がアイフルを撃ったかもしれない説」を蒸し返し、健一大激怒!!「アイフルは攻撃を避けるために自分から倒れたんだ!お前は自分の馬の利口さも信じてやれないのか!!」と信憑性のないことを力説します。一平には見事にこの言葉が突き刺さり、素直に健一に謝罪するのでした。仲直りしてじゃれ合うシーンは微笑ましくてとてもイイですよ。「よせやい」「こいつぅ★」みたいな。これこそ70年代!!このまま時が止まってほしい!! 健一は、アイフルが自分で危険を察知して避難したんだというニュアンスで言ってましたが、本当は健一が撃ち返した破片がアイフルに当たりそうになって、アイフルはそれを避けただけっていうのが事実かもしれませんよ。それにしても、この回も「実はわざとやったんじゃないか」で揉めるところが3話と同じでしたね。 健一と一平のキャラ対比が面白いので、ぜひ多くの人に見ていただいたい話です。 |
| 7話「新隊員タッコちゃん」 | 日吉が自作ロボ・タッコちゃんを戦闘に持ってきて健一に怒られる。 2回目の日吉メイン回。これも、前回の一平の回と同じで、本当にそれだけの話。言うことを聞かない日吉がひたすら健一に怒られる話になっています(笑)。でも、私は一平の馬の回と並んでこの話が大好きです。なにしろ、やらかした日吉に対する健一の対応が素晴らしい!!厳しく叱って反省させるけど、償って取り戻せばそれでチャラ。決して後々引き摺ることはない健一兄ちゃん。実際にはそんなにうまくいかないだろうけど、個人的にはパーフェクト対応だと思っています。アニメキャラとはいえ、健一の兄貴っぷりに感心しました。もう、兄っていうかお父さん。毎回のリーダースキルにも感心してますけどね。普通、あんなに的確にささっと仲間たちを指示して動かすことなんて出来ないですよ。健一はもっといろいろ評価されてほしい・・。 ただ、話の内容自体はいいけど、事の発端が「趣味に熱中して戦いを疎かにしてしまう」というのが5話とほぼ同じパターンで、それがちょっと気になったところです。こっちの回の方がややシリアスではあるんですけど。 メカいじりが趣味な日吉。夜中に爆発事故を起こしたり、休憩時間を過ぎてもメカづくりに熱中してしまい、そのたびに健一に怒鳴られる日々を過ごしていました。また健一はいつものように冒頭からずーーっと怒鳴り散らしています(笑)。そして、それだけ怒られても全く懲りることなく同じ過ちを繰り返す日吉がコミカルに描かれていて面白いです。最初から怒りっぽい人は、怒っている姿が普通になってしまうので、逆になめられてしまうんですよね。普段穏やかな人がたまに軽く怒る方が怖いものです。 健一も、日吉にとっては「また怒ってるなぁ」くらいの相手らしく、毎日怒鳴られながらもついにタコ型ロボット「タッコちゃん」を完成させてしまいます。めちゃ怒られてるのに「お兄ちゃん!見て見て!!ついに完成したんだよ!!」と全く聞いていないのがまた笑えます。タッコは、空を飛んだり、普通に人と会話ができたりするスゴイロボットです。とっても可愛いので、もっとちゃんとレギュラー化して欲しかったんですが、番組の雰囲気に合わないと思ったのか、単に出すタイミングと余裕がなかったのか、「新隊員」なのに今後の出番はかなり少ないです。忘れた頃に登場しては、ボルテスチームの危機を救ったり的確なデータを出したりと、実はかなり有能なロボットなのでもったいない限りです。声もハットリくん(堀 絢子さん)で、とても豪華なんですが、一言二言しか出番がない時があって、それもいろいろもったいないと思いました。 そんなタッコちゃんだけど、健一には戦いや訓練の妨げになるオモチャにしか見えないらしく、日吉は「そんなものは捨てろ!」と言われてしまいます。 そんな時、いつものように獣士が現れて戦闘開始。日吉はタッコに「一緒に行きたい」と駄々をこねられ、みんなには内緒でタッコを連れてメカに乗り込みます。 ジャングルでボルテスチームのメカがオバケ蔦に絡まれるのですが、それを助けるためにタッコが外に出てしまい、そのタッコを助けるために日吉が外へ。そして、その日吉を助けようとしためぐみがメカごと獣士に捕まってしまいます。その後なんとか危機は切り抜けたものの、捕まった時にメカが故障してしまい、ボルテスVに合体できなくなってしまいます。ここからが今回の盛り上がりポイントですよ!「こんなことになったのは日吉がタッコを連れてきたせいだ」ということで日吉は健一から鉄拳制裁を受ける羽目に。その上、銃でタッコを破壊しろ・・と。日吉はそれだけは無理だと拒否しますが、メカの修理に使う部品の足しにするために自らタッコを分解します。ここのやりとりがすごくイイんですよ。まさにドキュメンタリー!!実際その場に居合わせたらハラハラして見ていられないだろうけど、居合わせていないので何度でも見れる(笑)。行く末を見守る3人と、何も言わずに見守る健一がとてもイイ!!そして、その後修理を完了するのですが、そこで日吉の「タッコも立派なボルテス隊員だよね?」に対する健一の「もちろんだよ。もう立派に隊員の一人として役立ってるじゃないか」っていうのがめちゃくちゃ好きです。 あとは、無事にボルテスVに合体して、獣士に火ダルマ状態にされたりしつつも無事に倒します。(あまり深刻に描かれてなかったけど、これ絶対死んでるだろうというくらい緊急事態でした) ボルテスVってあのOPテーマに合わせてわりとのんびり合体するんですが、それをずっと見守った後にカザリーンが急に慌てて「出たな、ボルテスV!」と言ったのがなんか笑えました。さっき結構時間あったよね?という感じです。変身・変形・合体中、整うまでにどんなに時間がかかっても敵がちゃんと待ってくれるのは昭和から令和になっても変わらないことの一つですね。 ラストは、復活したタッコが浜口博士の頭に乗って、タコが苦手な博士が大騒ぎ。それをみんなが見てウフフアハハで平和に終了です。博士のズッコケシーンも何気に貴重です。 健一は、メカが故障したのをタッコのせいにしていたけど、タッコが今回やったことは、みんなを助けようとして蔦を切っただけなのでむしろ最初から役に立ってたんですよね。日吉がそれを助けに外に出たのが一番の根源だけど。健一がタッコを撃とうとしたのは単純に日吉を反省させたかっただけか、密かに「こいつの中身、部品に使えるんじゃね??」と思ってたからだったりして?? |
| 8話「地底城の陰謀」 | ボアザン基地(地底城)にザキ公爵がやってきて、ハイネルに嫌味と暴言を吐きまくる。 だんだん上記の内容紹介が雑になってきてますが、どうせこっちで語るのでメモ程度だと思ってください(笑)。今回はボアザン側がメインの話。ハイネル様の生い立ちと現在置かれている立場が語られているので必見です。ボアザン側に深みが出るのはこの回からで、前回まではよくある普通のロボットアニメの敵と同じで、最初にその回の獣士の特徴を説明して攻撃「今度こそボルテスVを地獄行きにしてやる。ハ~ッハッハッハッ」。その後いつもの通りボルテスVにやられて「うぬ~。あと一歩のところをまたしてもボルテスVに・・次こそは必ず!!」というパターンの繰り返しだったのです。このアニメに限らず、主役側が死なない限りは本当に倒したとは言えないので、敵側は全敗なんですよね。主役ロボが戦闘不能になって一時撤退、一瞬勝利しかけるっていうのはたまにあるけど。でも、その後結局はパワーアップした主役ロボに倒される訳で、敵側はストレス溜まりそう! 今回はそんなストレスが溜まりまくりであろうハイネルの元へ、ボアザン星からザキ公爵がやってきます。ザキ公爵がやってきた理由はハイネル達の様子を確認して「まだボルテスVを倒せないのか」と嫌味を言うためで、遠まわしではなくモロ暴言でハイネルが可哀想になってくる程です。私はどんなにイケメンであろうと、可哀想であろうと敵側のやりとりはあまり心に刺さらない人間なのですが(笑)この回はさすがに胸クソ悪かったです。まぁ、ザキ公爵の登場はこの回だけだったし、最後はスッキリとした終わり方だったので良かったんですけど。 ブチ切れたハイネルでしたが、ジャンギャルとカザリーンが制止したおかげでなんとか持ち直し、ハイネルはカザリーンに自分の生い立ちを語ります。 ハイネルは、本当ならボアザン星の王位継承者だったのですが、父親が国王に逆らったため処刑され、母親もその後すぐに死んだため、裏切者の息子として迫害されつつ育ったとのこと。実はその父親こそが・・。ずっと知っていたことだけど、これからの展開を想像するとワクワクすっぞ。 城の中では密かにザキ公爵がズールと密談します。ハイネルが敬愛するザンバジル皇帝陛下は、実はハイネルを邪魔に思っていて、戦死させるためにハイネルを地球征服軍の司令官に命じたこと、そしてズールは皇帝陛下の送り込んだスパイだったという衝撃内容です。ハイネルは、自分が司令官になれたのは皇帝陛下に必要とされていると思って、それを心の支えにしていたのですが、実は死んでほしいと思われていたという・・。これは途中で本人も知ることになるんですが、可哀想でした。 ズールはヨボヨボ系おじいちゃん技術者(主に獣士を作っているのはこの人)で、しゃべり方が志村けんのひとみおばあちゃんに似てるのがずっと気になっていました。コイツは本当に卑怯でしぶとくて、結構長いことスパイ活動をするんですよ。ザキ公爵も嫌な奴だけど、ズールみたいな奴が見ていて一番イライラするかもしれません。 私は途中まで、ジャンギャルのことも怪しんでいたのですが、案外ちゃんとハイネルに忠実な人物でした。カザリーンは最初から最後までハイネル大好きで、敵ながら好感度が高い人物です。私はカザリーンの角と角の間のシーツみたいなやつが気になって仕方がありません。アレ、絶対変だし要らないだろう と前からずーっと思ってましたよ。頭に飾りを付けるなら、額にネックレスみたいなやつ(あれって何ていうアクセサリーなんだろう??)を付けるか、角に宝石を付けるとかにしてほしいです。声は日吉と同じく小原乃梨子さん。ドロンジョ様ボイスなおかげで、強面ながらなんだか温かみがあります。 ザキ公爵は、ハイネルを戦死させるために、死んだ奴隷(角のないボアザン星人)を使ってファルコン基地に獣士の弱点を伝えます。ズールは「あえて言えば、脇腹の装甲が薄いのですぅ」みたいなことを言ってましたが、それがわかってるんだったら最初からそこを補強しておけよ、と思いました。 その後もザキ公爵のたくらみでハイネルは直々に獣士に乗り込むことに。ボルテスVにその獣士の弱点を攻撃されて、戦死する展開を目論んでいたにも関わらず、カザリーンがこのたくらみに気づいていたため、結局獣士は弱点を強化された状態で出撃。ボルテスVの攻撃を受けるも、ハイネルは危機一髪で獣士から脱出。逆に、ザキ公爵が乗っているUFOが獣士とボルテスVの戦いのとばっちりを受け、ザキ公爵は戦死してしまうのでした。 今回はボルテスチーム側についてはあまり語るところがありませんでした。時間が押すからか、冒頭から既に戦闘中だったのが珍しかったのと、獣士の弱点がわかってみんなでドヤってる姿は結構レアだと思いました(笑)。 あと、5人はハイネルの存在をこの回で初めて知ったようです。 |
| 9話「夢が招いた大ピンチ」 | 岡官房長官が狙われて、めぐみが単独で救助に向かう。 今回はボルテスチームの紅一点、岡めぐみがメインの回です。9話まできてやっと、という感じですが、めぐみは他のキャラがメインの回でもちょいちょい内容に絡んでいたので、あまり初めてという感じがしません。活発だけどキャピキャピしたキャラではないので現在の目で見ても違和感なくとても親しみやすいと思います。70年代だとそうでもないのですが、80年代だとちょっと今の目で見るとイタイ感じに描かれてるキャラもいますからね・・。 少しのことでは動じない大らかなところもイイし、めぐみはみんなのお姉さん的なヒロインですね。視聴者目線で描かれていることも多々ありました。 今回の話は、父が心配なあまり、みんなに無断で単独行動をしてしまうという、めぐみにしては珍しい回です。全話通して、めぐみが勝手に行動するのはこの回だけだと思います。でも、そうなってしまった気持ちがわかるし、考えさせられる話でもあるので、この話も気に入っている回の一つです。 それにこの話、めぐみだからこそこんな感じで済んだけど、他の4人が同じ立場だったらもっと暴走していただろうと思います(笑)。 めぐみのお父さんは、「地球防衛軍」の岡官房長官で、ボルテスチームとは別の場所から地球を守るために戦っています。ある日、「父が体力の衰えから長官を引退する」という夢を見ためぐみ。 夢を見た日と同時期に、唐突に「地球防衛軍の長官を殺せばファルコン基地もピンチになるだろう」と思いついたジャンギャルは、防衛軍基地を爆破、侵入します。 どうせ狙うなら岡長官よりも日吉が手っ取り早いと思うんですけどね。長官は出番がない時もあるし、敵にとっての一番の脅威はボルテスVなので、ボルテスの乗組員を狙うのが一番早いと思うんですけど。日吉なら、ファルコン基地の周辺で普通に遊んでたりするのでちょっと上手い話をすれば楽勝で誘拐できますよ。それとも「日吉は子供だけどすばしっこそう。でも長官は太ってるから、すぐに捕まえられる」とでも思ったのかな。実は大次郎と同じくらい動けるデブなのに。 そんなわけで、いろいろあってジャンギャルに防衛軍基地を乗っ取られてしまったため、ファルコン基地は防衛軍から攻撃されることに。そこで「お父さんに何かあったんだ」と心配になっためぐみは、ボルテスチームを抜けて一人で勝手に防衛軍基地へ乗り込みます。岡長官を助けることには成功したものの、勝手に戦線離脱をしてしまったことと、「父を助けたい」と公私混同をしてしまったことで、岡長官に叱責されてしまいます。これが、切ないけどとてもイイ!!めぐみの気持ちもわかるし、岡長官もカッコよすぎ!!叱った後は「今からは私(長官)の指揮下へ付きなさい」と優しく言うのもとてもイイ!!健一とか博士もそうだけど、基本ボルテスキャラは叱ったり揉めたりした後、それを引き摺らないというのが貫かれてるのがとてもいいんですよ。まさに「ぬくもりを信じあう」って感じで温かみを感じます。 ボルテスチームはめぐみの5号機が不在で合体できずに苦戦していましたが、めぐみが戻って謝っても深く追求せず、健一は立派!でもこれ、他の3人が同じことをやったらめちゃくちゃ怒ってそうですけどね。 あとは、いつものように獣士を倒して戦い自体は終わりなんですが、あのトゲトゲの羽がたくさんボルテスVに刺さるシーンはちょっと気持ち悪くてゾッとしました。集合体はヤバいです。その羽を取り除くために、合体解除した直後にまた合体するところがあるんですが、毎回のんびり合体するのに、アウトからのインは早かったです。やろうと思ったら意外とサクッと合体できるんですね。 今回の話はオチがまたいいんですよ。ジャンギャルと対決して足をケガしためぐみ。戦列を乱したことについての処分は「ケガの療養のため4日間の謹慎」というものでした。浜口博士、ナイスフォロー!優しすぎ!!一平からは「(今回のことで)一人前になったな」と言われ、健一からは父と乳をかけて「お父ちゃんの父と、オッパイの乳の『チチ離れ』ができてなかったからな」とわりととんでもないセクハラ発言を受け、怒って健一達を追いかけようとしてはしたない恰好をした所を浜口博士に怒られて終了です。 70年代定番のこの終わり方!!イイですね~!しかも、藤子アニメとかのオチにありがちな、くり抜きのワイプで終わるやつ。 お色気・セクハラも90年代まではよく見かけたけど、今では絶対使えないシーンですね(笑)。パンチラっていうのも絶対ありえないですからね。履いてるんだから安心してください、と私は思うんですけど。めぐみもサービスシーン多めですが、見えたとてあまり気にしてなさそうな所がアクティブで(?)とてもいいです。 おどける健一っていうのもかなり激レアです。そしてセクハラ発言も全力投球。あのラストの雰囲気だと、戦いじゃない時とかは男子4人で「今日はめぐみのパンツが見えたか」とか「俺は〇回見たぜ!」みたいな会話がされてそうな気がします(笑)。 軍務・規律というテーマを上げつつこのラスト。厳しいことを言われても温かみのある回になっているのがとても素晴らしいと思います。 |
| 10話「ボルテス合体不可能!」 | ボルテスVの合体が破られる。 この回から12話まで3話連続ストーリーになってます。9話まではメインキャラの紹介エピソードが続きましたが、今回から戦いメインのシリアスストーリーが本格的にスタートします。 4話(なぜ4話を選んだ??)の録画を見ながら「ボルテスVが合体できなくなれば簡単に倒せる」と考えたハイネル。そこへズールがボルテスVの超電磁エネルギーを調べるための獣士を作り出します。 浜口博士と岡長官は、世界中のお偉い方が集まって「地球全体で協力してボアザン星人と戦おう」という話し合いをするための「世界防衛会議」に出席していましたが、どの国もさほど乗り気ではなく人任せ。「ボルテスVがどうにかしてくれるだろう」という結論に達する素晴らしい会議だったのです。 しかしボアザンの方も、「地球征服と地球人奴隷化が目的」だと、でかいことをいうわりには、いつもボルテスチームがいるファルコン基地周辺しか攻撃しないので、これは仕方のないことかもしれません(笑)。それにしても博士や長官って、こんな世界規模の会議に出席するなんてスゴイですね。他の国の人達は、その地球を守ってくれる頼みの綱のボルテスVの乗組員が、10代の子供みたいな奴等ばっかりだということを知ってるのでしょうか。ボルテスに限らず、ロボットアニメって大抵10代のパイロットがメインで、あとは40歳以上の所長とか博士みたいなオッサン達。普通なら一番メインで働かないといけない20~30代のメンバーが大幅に欠けてますよね。 それはいいとして、会議の最中、獣士が攻撃してくるのですが、合体の秘密を探る目的で作られたので、弱いけどとてもすばしっこいという設定で、ボルテスチームは苦しめられます。地球防衛軍も応戦しますが、ミサイルとか攻撃がいろいろスゴイです。他のロボットアニメが「地球を守る」と言いつつも、メインキャラ数名と博士と、名もない数名の所員だけで戦うパターンが多い中、ボルテスではちゃんと健一達と博士以外に「地球防衛軍」があったり、ファルコン基地内でも相当数の人達が働いているのが描かれています。戦闘員以外に、病院や研究所員などいろいろいるのがリアリティあって素晴らしいです。その後獣士はすぐに倒されますが、ボルテスの「超電磁エネルギー発生装置」を透視するのに成功していました。 健一達は、世界のお偉い代表たちの人任せっぷりにご立腹でしたが、博士からの「世界の人達を守るために戦っているのなら、任されて頼りにされても文句を言う筋合いはないだろう」という、ごもっともな言葉に納得させられます。いや~、イイですねぇ。わかっちゃいるけど、悔しいけど確かにそうだな という感じです。 前回の獣士がとても弱かったので博士は何か裏があると見ていたのですが、それを突き止めたのはなんとタッコでした。タッコもスゴイけど、こんなスゴイロボットを自作した日吉はもっとスゴイのかもしれません。今回もそうでしたが、健一よりも日吉の方がいろいろ気づいていたり鋭いことも多いんですよ。子供ながら隊員になってるだけのことはありますね。 今回は、超電磁発生装置を見抜いたボアザン側が、次に出してきた獣士にボルテスVに超電磁エネルギーをぶつけて合体を解かせて「合体できないぜ!」というところで終了です。ハイネル様は初の快挙にテンション爆上がり!! 今回の前半の超電磁を見破られた時とボルテスの合体が解除されるところはなかなかスピード感があって面白いです。みんなピンピンしていたけど、実際にあれをやられたらメカ酔い&全身打撲で血まみれ必至ですよ。 |
| 2022年10月5日~10月26日 記 |
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