魔境伝説アクロバンチ2


こちらでは、アクロバンチのキャラクターについて語りたいと思います。

アクロバンチの主人公達はは多くのヒーロー物とは違い、博士と5人の仲間ではなく、お父さんと5人の子供たちです。その設定だけでも和むのに彼らはとても仲が良く、他のヒーロー物にありがちな親子や兄弟の間の確執とかわだかまりは全くナシ。絵に描いたような(絵ですが)理想的な家族なのです。

そんな一家の様子が好きだったという方も多いはず。この家族について、私なりの解釈で紹介したいと思います。

左はクワスチカに関する文字が書かれている破片(蘭堂農場から発掘)を見つめる一家。タツヤパパとヒロ兄さん・リョウ兄さんが同世代に見える・・・。パパとジュンはちょうどつりあっていて、双子の姉妹もまあまあかな??でも、こういう兄弟みたいな親子って実際最近は増えてますよね。




という訳で、キャラクター紹介行きます。

蘭堂タツヤ 一家の父。48歳
外見はチョイ悪風でロボットアニメ随一のイケメン親父で、夢の狩人。真っ赤な開襟シャツとワンショルダー型サスペンダー(?)がイカす。ヘアスタイルはオールバックだが、若い頃はリーゼントだった。フィフティーズ満点親父。厳しくて怖い父ではなく、お茶目で子供達の心がわかる優しいパパ
その関係は今で言えば「友達親子」風で5人の子供達からはとても信頼されています
そんな状況なので、子供たちには「父さん」「親父」「パパ」等気分次第で好き勝手に呼ばれていて「呼び方くらい統一しろ!」と怒ることも。本人としては「父さん」で統一してほしいらしく、ジュンに「パパ」と呼ばれると「パパじゃない、父さんと呼びなさい」というのが定番になってます。しかし、何で「パパ」じゃダメなんだろう?最初に「パパ」と呼ばせて育てたのは当の本人なのでは?
クワスチカを探しに旅に出ると宣言したときも無理に連れて行こうとせず、牧場を子供たちに譲ろうとしていた所に好感が持てました。あと、その計画を話すとみんなに笑われるんじゃないかと心配して、なかなか言い出せずにいた所が可愛い。実際の反応は笑うどころか「気でも狂ったのか?」とドン引きされてましたが・・(笑)
そして、このパパのスゴイ所は、単なる農場の経営者なのに住居兼・探索兼・戦闘ロボのアクロバンチを自宅の倉庫(!)でたった一人で建造したということ。アクロバンチは内部に部屋があるくらい大きなロボットで、それが楽に入る広い倉庫が自宅の敷地内にあるというのもすごすぎなんですが・・・。設定によると、蘭堂家はこの父が海洋農場を作ったため、世界でも屈指の大富豪なんだそうです。金持ちの考えることはやっぱりよくわかりませんね。
アクロバンチではメイン機の「ファルコンバンチャー」にジュンと共に搭乗。その前後のシーンでは何も被ってないのに、合体シーンになるとなぜか意味もなくテンガロンハットを被っているのが突っ込み所です(単に、バンクシーンでそう描かれているので仕方がない)。
それから、このお父さんには「昔の女」ネタが2話もあります。一人はお父さんが昔憧れていた(友人と取り合った)女性、そしてもう一人はお父さんのことを好きだった女性の話です。普通のアニメだと、お父さんの女性関係の話自体滅多に出てこないのに、アクロバンチではお父さんの恋愛ネタがたったの24話中、2話も・・。もし、25話以降も話が続いていたら、旅先の各地にいそうで恐ろしいですね(笑)。彼の恋愛マスターぶりは子供達にも受け継がれており、全員何らかの形でロマンスがあります。
このアニメの主人公は、一応ジュンということになってるのですが、それは見せかけでどちらかといえばこのお父さんを描きたかったんじゃないかと思います。そのくらい出番が多いしキャラが立っています。服だって主人公カラーの赤だし。
・・・何だか変な所ばっかり突っ込んでますが、本当はカッコよくてとてもいいお父さんですよ。
蘭堂ヒロ 長男。25歳。
メガネフェチにはたまらない、ある意味アクロバンチのシンボルキャラ。蘭堂一家の中でも、番組の中でも一人で「違うだろう」という雰囲気を醸し出していて見た目に違和感があるけど、本人はやる気満々の一家の長男。タツヤパパからは特に頼りにされている。
とにかく美形で、実の妹二人にも「ヒロ兄さんって素敵」と言われているくらい。しかし、一歩間違うとそのメガネと髪型が昔の「オタク」に見えてしまう。衣装はゼンダマンっぽい。
メディアではそのルックスをフルに活用して、主人公のジュンを差し置いて雑誌の付録のポスターになったり、音楽集のLPのジャケットになったりするところがちょっとズルい。しかも、そのLPの付録(?)か特典かわからないけど、とにかく付属のポスターもこのヒロ兄さんらしいです。番組は見たことがなくても、何かでこのキャラを見たことがある人は多いのではないでしょうか?当時、熱狂的な女性ファンが多くいたそうです。
私はこういう「いかにも」な美形キャラには昔からあまり興味がなくて、このアニメを見る前も「ふ~ん。」という感じだったんですが、見てみるとそのカッコよさがとてもよくわかりました。「なるほど、これなら人気も出るわな~」と納得しました。というのも、長髪でいかにもキザっぽいヤサ男風な顔(酷!)とは対照的に、意外とガッチリしていて、性格もアツくて男らしい。あと、意外とノリも良く面白キャラだった・・!!設定では「一見クールなニヒリスト」とか「放浪癖がある」となっているけど、普段は実家で家業を手伝っていて、その後一家揃っての旅にも参加。食事も寝室も6人一緒でいつも団欒の中にいるのにクールも放浪もないと思う。「放浪癖」じゃなくて単に旅行が好きなだけなのでは?私には単なる自営業の孝行息子(趣味・旅行)にしか見えませんでした。ただ、いつも冷静なので、一家全員への突っ込み役になってますけどね。
後半の話で、みんなが席について話しているのに一人だけ輪から外れてちょっと離れて立っていた時があって、「こういう所でクールっぽさを演出してるんだな」と思ったら、ゲストキャラが座っていたので椅子が足らなかっただけでした。それだったら立つしかないですよね。まさか自分が率先して座って、父や弟妹達を立たせる訳にもいかないし。
得意技は「ナイフ投げ」で何度も家族の危機を救ったりしています。カッコいいんですが、投げたナイフは刺さったままそれっきりなので、わりと不経済な気がしないでも・・・。しかし、毎回同じナイフを使用しているようなので、もしかしたらブーメラン方式で戻ってくるようになってたり、案外後で自分で抜きに行ったりしてたりして??
サングラスが黄色なので、目が黄色いイメージがあるけど(私だけ?)、瞳の色はブルーでした(萌)。
11話ではメガネをはずしたところとシャワーシーンが見れるし、ロマンスもある。妹のシャワーシーンはないのに、ヒロ兄さんはサービス満点。敵のゴブリンのシーラとは前世で恋人同士で、この絡みも見逃せないものになっています。
アクロバンチでは車型のマシン、「バンチャーホーネット」に搭乗してます。
蘭堂リョウ 次男。21歳。
蘭堂一家のマッチョな次男。ヒロ兄さんと共に父を支えている。冷静な兄とは反対でそそっかしく、すぐ怒る。特にジュンには厳しく、お父さんと同じくらいかそれ以上怒る。ただ、お色気満載な蘭堂一家の中で、彼だけがいかにもロボットアニメのヒーロータイプで見ているとちょっと安心する。
爬虫類が苦手らしく、ジュンと川で遊んでいてワニが出た時も、ジュンの頭を踏んづけて自分が先に逃げようとした。イグアナが出た時は、驚きのあまりずっこけたり、砂浜に頭から突き刺さってしまい親父やヒロ兄さんに助けてもらったり、面白すぎる。大イビキで寝ていて、ジュンに枕を押し付けられて窒息させられそうになっても起きなかったり、そんな3枚目ぶりが目立つリョウ兄さんだけど、ジュンや双子の妹達の面倒を見る良いお兄さん。逆にヒロ兄さんは3人に甘いため、やりたい放題になるような気がする・・。
世間的には、このリョウ兄さんは個性的な蘭堂一家の中で一番目立たない人物とされていますが、思ったよりも活躍していました。主演編もちゃんと2話あって、人当たりが良いからか、地球連邦軍の人とはなんだか知らないうちに大親友みたいになってるし、北極で昔の知り合いの女の子がゴブリンに操られて蘭堂家がピンチに、というエピソードも最終的には何だかいい関係になったり・・。ロマンスネタには事欠かない蘭堂一家の中で、一番納得できる展開だったのもリョウ兄さんでした。ヒーローキャラとして普通で、一番クセがない人物ということは確かなので、それが印象を薄くしているのかもしれません。蘭堂家のロマンスではリョウ兄さんのが一番好きなんですけどね。
当時の設定では、「料理が得意で一家のコック」とのことなんですが、それが生かされた話が一度もなかったのが残念でした。
特にこの頃だったら料理=女の子で、ミキあたりが担当しそうな感じがするんですけどね。フリフリのエプロン着用で・・。力持ちキャラなリョウ兄さんが担当だったのが面白いと思いました。大食い&早食いを披露してみんなを呆然とさせているシーンはあったんですけどね~。旅の途中なのにメニューがステーキだったのがさすが金持ち蘭堂一家です。
ちなみに、DVDの解説ではミキがコックになってますが、一体どっちなんでしょうね?絶対リョウがコックの方が面白いのになぁ~。
アクロバンチではヒロと同じく、もう片方の「バンチャーホーネット」に搭乗してます。特技は投げ縄だけど、それを生かしたエピソードは思い出せず、ワニから逃げる時や、イタズラしたジュンを吊るし上げるために使ったシーンばかりが浮かんでくるなぁ~・・。
蘭堂ミキ 長女。18歳。
レイカとの双子の姉。双子なのに全く似てなくてロングな金髪の方がミキ姉ちゃん。一家の中では一番母親似なんじゃないかと思う。ヒロとミキが母親似、そしてあとの3人が父親似・・という感じでしょうか。性格は、ちょっぴり泣き虫で女の子らしい。蘭堂一家では一番真面目で大人しく控えめな性格。1話ではイルカの養殖場でイタズラするジュンとレイカを叱ったりもしていました。しかし、やはり蘭堂家の恋愛マスターの血は争えず、それ絡みのエピソードではわりと積極的に行動していて、ついに地球連邦軍のヘンリー中尉の心をゲットする。将来的には結婚かという所まで来ていて、ジュンは「もう一人兄貴が増えそうだ」と言っていました。そんな幸せいっぱいなミキ姉さんだけど、ここまで来るにはちょっとしたアクシデントも。それがかの有名な5話!
コンゴを訪れた蘭堂一家。ミキはバンツ一族という原住民(裸族みたいな集団)に儀式の「いけにえ」として捕らえられてしまいます。バンツ一族の方々が嫌がるミキの服を引き裂くと胸があらわになり、今のゴールデンタイムでは放送できない部分もきちんと描かれていて、なかなか刺激的でした。たとえその部分が描かれてなくてもこのシーン自体、今では放送できないんでしょうね・・。
そのシーンももちろんヤバかったと思いますが、私が一番「・・!!」と思ったのはそこではなく、最後のシーンです。家族によって助けられたミキはアクロバンチの中のベッドに寝かされていました。気がついたミキは「怖かったわ~!」という感じでパパに抱きついて泣くのですが、その時にミキが下着(スリップ)一枚だったのが衝撃的でした。それを優しく抱きしめるパパ。「魔女っ子メグちゃん」でも同じようなシーンがあったと思いますが、神崎氏(メグちゃんの人間界でのパパ)は見た目が「お父さん」だったのであまり気にならなかったのです。でもタツヤパパは見た目がちょっとエロい。チョイ悪風でオールバックで口ヒゲな所がエロい。まだまだ現役風なところがエロい。という訳でこのシーンは私にとっては乳ポロリシーン以上にエロティックなシーンとして印象に残ってます。それを年頃の兄や弟達まで一緒に見ているところがまた・・・。でも、この6人は家族なので全員下着姿だろうが、たとえ全裸だろうが、一緒に風呂に入ろうが別に構わないはず。いやらしくも何ともないんですけどね。父も兄弟達も、邪な考えは一つも持っていないはずです。
ミキ姉さんの紹介の半分以上が乳ネタに・・・。なんてこった(笑)。ちなみにアクロバンチでは「バンチャーアロー」というバイク型マシンに搭乗していますが、あまり目立った活躍はなかったように思います。それから、特技はコーヒーを入れること。なぜか後半になって急にその設定が使用されはじめ、蘭堂兄妹はコーヒーばっかり飲んでたような気がします(笑)。
蘭堂レイカ 次女。18歳。
ミキとの双子の妹。ショートヘアでボーイッシュな方がレイカ。ミキとは対照的でとても活発でお転婆。ジュンとは一番気が合うらしく、いつもお互いからかい合っている。双子の姉よりも弟のジュンと顔が似ていて、作画の方々も間違えるのか見分けが付かないように描かれていたり、逆になってるっぽい時があった。パパのことをふざけて「親父」と呼んでみたり、「腹が減った」と言ってみたりとても男らしいレイカ姉さん。一番自然でいられるし、言いたいことをはっきり言うところがイイですね。顔ばかりでなく、性格もジュン寄りでお調子物。二人で騒いで父や兄から怒られることも。
9話では夜中にひとりでこっそりペルセポリスの遺跡を見学に出かけようとするも、なぜか起きてきたジュンに見つかり、結局二人で行くことに。その時に地元の兵士に襲われ連れ去られてしまう。その代わりに美形でおまけに声が富山敬さんな王の末裔・アルタとなんだかんだでいい雰囲気になるというお得な体験をしている。レイカに付いて行っただけなのに、「殴られて気絶して、その間にレイカがさらわれていた」ということをリョウから大叱られしたジュンとは偉い違い。こういう時は無事に先に帰ってきた方が損ですね。家族が心配する中、さらわれたにもかかわらずレイカは言いたい放題。何か知ってるくせにクワスチカについて語ろうとしないアルタをケチ呼ばわりしてみたり、「ノリ突っ込み」を披露したり、レイカ姉さんってとってもひょうきん!
そんなレイカだけど、やっぱり双子はどこかで通じ合っているのか(??)彼女も姉と同じく散々な目に遭うことに・・。
レイカのXデーは11話。この日はヒロ兄さんのロマンス記念日でもあり、蘭堂家にとっては波乱な一日だったに違いありません。父&リョウと神殿の発掘現場へ同行したレイカ。3時間(と言っていた)も歩き回らされたあげく、3人揃ってゴブリンに捕まり、張り付けにされてしまいます。そこでレイカはシーラの逆鱗に触れてしまい、「女王様とお呼び!」のごとく鞭でしばかれることに・・。ただでさえ「普段着が黒いレオタード」という大胆な姿のレイカなのに、しばかれる度にレオタードがビリビリに裂けてあられもない姿に・・・。胸だけでなく、腰の部分まで裂けてパンチラまで披露してしまうという屈辱を受けてしまいます。さすが27年経った今でも語り継がれているシーンだけあってヤバさ全開ですが、私が本当にエロいと感じたのはここじゃないのです!私にとってのエロスポイントは「そのシーンを父や兄に見られている」という所!そして、その後傷だらけで気を失ったレイカを父が背負っているところです。またしても私にとってのエロスポイントは父でした(笑)。破れてあらわになった生の乳が父の背中に触れてるんだろうな・・・と思うと・・。しかも、レイカを背負ったままでゴブリンと剣で戦うんですよ。それもなんかエロいですよね。あと、その一部始終を見ていたリョウの心境は一体どうなんだ?とそのあたりもエロくて、いろんな妄想を掻き立てられます。
レイカの紹介も半分が乳ネタになってしまいました・・^_^; そのくらいインパクトがあるのは確かです。
ちなみに、レイカの特技は空手らしいですが、あまりそれを感じさせるシーンはなかったかな??アクロバンチではミキと同じく、もう片方の「バンチャーアロー」に乗ってます。
蘭堂ジュン 三男。15歳。
とても小さくて幼く描かれているので回によっては10歳くらいに見えることも・・。いつも巻いている黄色いスカーフがスタイ(よだれかけ)にすら見える。中身もとても子供っぽく、父のことは大抵「パパ」と呼ぶ。そして、それを「パパじゃない、父さんだ」とわざわざダメ出しされるのが親子のふれあい。
その後しばらくは「父さん」と呼び直すけどあまり気にしてないようで、途中で忘れるのかいつの間にか「パパ」に戻っている。
じっとしていることができず、一人でも勝手にどこかに行ってしまうが、誰かがどこかに行くときも一緒に付いて行きたがる。そして「行くな」と言われている場所にもとりあえず行ってみるチャレンジャー。あまりに手がかかるため、置いていく訳にもいかないと思われたのか、蘭堂農場が破壊されようがされまいが彼だけは強制的に父の旅に同行させられる予定だった。
パパやヒロ兄さんのインパクトがあまりに強いため、いまいち目立たないちょっと可哀相な主人公。アクロバンチのメカは最初から5機しかなく、早い者勝ちで兄姉が単独で操作できるマシンを取ってしまったため、ジュンは「ファルコンバンチャー」のパパの隣に乗せられることになってしまいました。しかも、「あいつはチビだから親父の隣でいいだろう」みたいな感じで、本人の意見を聞く間もなくそうなってしまったのです。ロボットアニメの主人公なのに一番肝心なところでこんな扱いをされるなんて・・(笑)。しかも、マシン争奪戦(?)の時ジュンがいなかった理由が「晩の食事用の魚を釣りに行っていたから」というのが和みすぎ。リョウの予想通り「パパ付きのマシン」を不満がるジュンですが、ヒロとパパに「父さんを助けて欲しいんだ」とおだてられると、わりと素直に納得してしまうのでした。出だしからこんな扱いなので、ジュンは主人公というよりも父・兄姉の周りをチョロチョロしている子供キャラのような印象が強いです。父と兄二人が何か相談しているときも姉達と遊んだりして話し合いには参加しないし、「次はどこに行くの?」「何で○○なの?」と聞いて回るだけ。それ以外の彼の仕事と言えば、勝手な行動を取ってみんなに迷惑をかけたり、父を呼びに行くくらいでしょうか・・「パパ~!○○に着いたよ~!」
しかも、ジュンは主人公なのに主演の話がたったの1話しかありません。17話もそうなのかもしれないけど、ジュンがヒロに迷惑をかけまくる話の上、ヒロの出番も多いのであまり主演とはいえないような・・。というわけでジュンが主人公らしかった、ヒーローらしかった話は3話のみになります・・。でも、その話でジュンは最終回のパートナーとなるアタワちゃんという女の子と出会っている訳で、さすが蘭堂家の血を引く男。押さえるところは押さえてますね。
特技は一応「射撃」ということになっているけど、兄達も普通にこなすのであまりその設定が生かされてるような気がしません^_^; でも、彼には兄姉の誰にも真似が出来ない特技があります。それはとにかく無邪気で可愛いこと。年齢層の高い蘭堂一家においてジュンは貴重な存在で、世話が焼けるけど一家のマスコットとしてみんなに可愛がられています。本人も知ってか知らずか「パパ~♪」「えへへ~o(*^▽^*)o」と甘えまくり。そんな「おミソ」な姿に胸キュンな方も結構多いと思います。何を隠そう私もその中の一人で、彼の「パパ」発言にやられました(笑)。個人的に、ジュンの「パパ」は可愛い女の子の「お兄ちゃん!」に匹敵するものがあると思いますよ(笑)。
こんな感じですが、蘭堂家には大きなお兄さんが二人もいるので仕方がないかもしれませんね。その二人を差し置いて大活躍させるというのも難しいでしょうし・・。それでジュンを目立たせようとすると、トラブルメーカーにするしかないということなんでしょうね~。それにしても、1話くらいカッコいいエピソードを作ってあげてもよかったんじゃないかと思うのですが・・。足手まといになるからか、置いて行かれそうになったりミキと一緒に留守番させられたりしていたし・・・。あとは声優さんの演技について微妙だという意見もあるようですが、私はこれがジュンのイメージにあっていていいと思いました。あの「一生懸命演技している」というのがひしひしと伝わってくる所がイイんですよね。


それから、5人の子供達のお母さんはローラという名前で、最終回にのみ出てきます。お母さんはアメリカ人のようですので、子供達はみんなハーフというわけですね~。ミキとジュンはそれっぽいけど、リョウとレイカは日本人的な感じがします。ヒロは何人なんだかわかりませんね^_^; タツヤパパ自身も本当に普通の日本人なんでしょうか。
それから、蘭堂一家には全員に当てはまる共通点があります。それは

プラス思考で立ち直りが早い。そしてすぐその気になる。

コレに尽きると思います(笑)。父にとっては自分が一代で築いた農場を、子供達にとっては生まれ育った農場をいきなり何の前触れもなくメチャメチャにされたにもかかわらず、落ち込むことはほとんどなく、ほんの一瞬で「ゴブリンより先に秘宝を探し出そう!」と団結したのです。ついさっきまで、父の秘宝探し発言にドン引きしていたにもかかわらずです。その後、何度か「家も農場も失ってしまった・・」と思い出させる発言をしますが、それも「今さら落ち込んだって仕方がないじゃん」「そうだよね~」とすぐに立ち直るし、ミキもレイカもあんな酷い目にあったにもかかわらず、トラウマにすらならず次の回ではもう忘れていて・・・。
そして、恋愛ネタの率があんなに高いのもみんな「すぐその気になる」からだと思います。蘭堂一家はとにかく元気!でも、それくらい元気じゃないと「いつ終わるかもわからない、雲を掴むような秘宝探しの旅」なんて出来ないですよね。

続いて、メカ編。

R・C & D・B 「アールシー」、「ディービー」と読みます。
R・Cが男性、D・Bが女性の感情を持っていてロボットだけど普通に会話することができます。
蘭堂一家のマスコット的3枚目ロボット。もともとは蘭堂農場の見張り兼管理ロボットだったのですが、農場が爆破された時一緒に付いて来てその後ずっと旅を共にすることになります。アクロバンチの中でも見張り等を担当。一家に代わってメカも操縦できるしなかなか使える奴らなのです。一家からも家族同然に扱われ可愛がられているけれど、農場が爆破されて逃げる時は完全に忘れ去られていたようで「待ってよ~!置いて行かないで~!」と自己申告で付いてきた。タツヤパパからは「早くしろ!」と言われてたけどそれまで絶対に忘れてたと思う・・。
アクロバンチ 全長約15メートルの探索ロボ。ジュン以前にこのアクロバンチこそ本当の主人公なのです!本体の「ファルコンバンチャー」、腕部分になるバイク型メカ「バンチャーアロー」、足部分になる車型メカ「バンチャーホーネット」の5体に分離合体が可能。しかし、その5体のメカと内部の部屋、そして人物の比率はまったくむちゃくちゃ(笑)。
アクロバンチの「アクロ」はアクロバットからきているそうです。どんなにロボ自体が激しく動いても、中の部屋は水平を保つという仕組みになってます。
タツヤパパがたった一人で家族にも内緒で自宅の倉庫で建造していたというスゴイ代物。当初はゴブリンと戦う予定はなく、探索ロボットとして建造した物のはずなのになぜかいろいろと兵器が搭載されている所が素晴らしい。しかもそれをたった一人で手作りするなんて・・(しつこい)。見た目からは信じらないけど、中身は蘭堂一家の家であり、リビング・ダイニング・寝室・そしてシャワールームまである。あと、研究室みたいな部屋もあったなぁ~。わかっているだけでこれだけあるんだからもしかしたら出ていない部分で隠し部屋みたいな物があるかもしれない。あと、シャワーがあるなら当然トイレもあるはずですよね。どうやって管理してるのか謎だけど・・。さすがに個室までは作れなかったらしく、寝室は6人一緒。家族は一日中同じ部屋で顔を付き合わせなきゃいけないことになりますが、喧嘩ひとつせず(叱られるとかはしょっちゅうだけど)あんな和やかな雰囲気を保てるんだから蘭堂一家は本物ですね。
私にとってはこの「家」という設定が一番面白くて好きでした。他のアニメでもメカが住居という設定はあったけど、ここまで生活感が溢れてるのは初めて見ました。しかも、博士と仲間達なら何とも思わないけど、本当の家族が住んでるというのがまた・・(笑)。留守番させられたジュンとミキがアクロバンチの足元で「行ってらっしゃ~い!」と家族に手を振ってるシーンなんてほのぼのしすぎて笑ってしまいましたよ。
絶対にありえないことだけど、もしアクロバンチが小さな女の子に受けてたら「こえだちゃんのお家」みたいな感じで、アクロバンチを開いたら中がキッチンとかリビングとか寝室になってるおもちゃが発売されていたと思います(笑)。そんなのあったら絶対買いますよ。


蘭堂一家は戦いの時意外はとにかく普通に暮らしています。
ここからは蘭堂一家のほのぼの迷シーン。

会議 寝る。 買出し 食事
ちゃんとアクロバンチ内に部屋があるのにわざわざ外に出て青空会議。和む・・。
しかもこの直前、ジュンとリョウは一緒に川で遊んでいてワニに襲われそうになった。   
ダブル川の字で就寝。ヒロとリョウの間に父タツヤが寝るらしい。濃いなぁ(汗)。ちなみに父は研究室(?)で居眠りしているのでこの場にはいない。右側の一番下で布団にもぐってるのはジュン。リョウのいびきがうるさくて眠れない。 あのいかにもアドベンチャーなスタイルのままスーパーに食料品のお買い物。他の客に比べて浮きまくり。 リョウが早食いを披露しているところ。みんなはあっけにとられています。食事の内容はステーキ。小さくて見えませんが、ジュンはお子様ランチ、ヒロと父の所にはビールのジョッキが置いてあります。細かい!


こんな感じでしょうか(笑)。敵に関しての解説が全くないのは、単に興味がないからです・・。やっぱりダメだなぁ~敵は・・。

変な突っ込みばかりだけど、キャラクターがとても気に入っています。姿形はもちろんのこと、ウエスタンでフィフティーズなファッションもカラフルで可愛いくてとても私好みでした。蘭堂一家は旅に出る前から全員この格好だったのですが、最初から農場(牧場)を営んでいる設定なため、ウエスタンな格好でもあまり不自然な感じがしないんですよね。ナイフ投げや投げ縄、射撃も仕事に生かせそうですし。アクロバンチで戦うときも、戦闘スーツもなければヘルメットもありません。それも、戦闘用ではなく元は探索用という設定でなんとなく頷けます。トラクターとかショベルカーのような扱いなんでしょうけど、それでも普通ヘルメットくらいは被りますよね(笑)。

悲しかったり、感動したりということははっきり言ってありませんでしたが(あえて言えばやっぱり11話のサバの女王の話が寂しげというくらい?)、そんなところがかえって和み系になっていると思います。こんな面白い設定で楽しいアニメなのに、たった24話で打ち切りなんて本当にもったいないです。もし50話くらいまであったらもっといろんなエピソードが見られたかと思うと・・。兄弟喧嘩、親子喧嘩、友情ネタ、怪我・病気ネタ、家出ネタとか亡くなったお母さんのエピソードとか、いろいろ作られたんじゃないでしょうか。恋愛ネタもいいけど、もっと違うエピソードも見てみたかった。ただ、打ち切りと言ってもそんなにめちゃくちゃなわけではなく、一応ちゃんと辻褄が合うようになっています。何話続いても、やっぱりラストはあんな感じになっていたのではないでしょうか。
ロボットアニメが好きで、インディージョーンズが好きで、「天までとどけ」「大好き!五つ子」「大家族スペシャル」等、わらわらと兄弟がたくさん出てくる番組が好き・・・・という方は絶対見るべきだと思います(笑)。

ちなみに、DVDは単品とBOXが出ていますが、BOX買いをおススメします。単に収納に便利だからなんですけど・・(笑)。ただ、DVDの解説書はもっと凝って欲しかったなぁ~というところです。設定資料が何も載ってないなんて、ちょっとガッカリでした。

                                                                                

2009年5月24日 記