「ダイの大冒険」大人買いの時に一緒に購入したのがコレでした。「ドラえもん・胸キュン感動編」です。そのタイトル通り切ない話ばかりが収録されています。たまたま立ち読みして懐かしくなって買ってしまいました。ドラえもんの単行本を読んだり買ったりするのは20年以上ぶりでしたが、今読んでも充分に面白くて泣けました。
ちなみに、収録されているのは
「ぞうとおじさん」「おばあちゃんのおもいで」「台風のフー子」「赤いくつの女の子」「パパもあまえんぼ」「さようなら、ドラえもん」「帰ってきたドラえもん」「あの日あの時あのダルマ」「ドロン葉」「タンポポ空を行く」「精霊よびだしうでわ」「うつしっぱなしミラー」「のら犬イチの国」「ションボリ、ドラえもん」「思い出せ!あの日の感動」「森は生きている」「ハツメイカーで大発明」「さらばキー坊」「ためしにさようなら」「ドラえもんが重病に?」 です。
どれもだいたい感動するんですが、私の中での号泣必至ストーリーをご紹介したいと思います。
「あの日あの時あのダルマ」
おばあちゃんが絡む話に弱い私ですが、これは最強です。一番泣けました。ストーリーは、
ママが大事にしていた指輪を無くしたのび太はドラえもんに「なくし物とりよせ機」を出してもらう。調子にのったのび太は、指輪だけでなく今までに無くした物を出して小さい頃を懐かしみ、ドラえもんをあきれさせる。その中におばあちゃんがくれたダルマが。「ころんでもひとりで起きるダルマみたいになって欲しい」というおばあちゃんの言葉を思い出したのび太は「これからも何度もころぶだろうけど、必ず起きるから安心してね」と勉強を始める。
という物なんですが、のび太はまだ小学生なのにものすごい懐古趣味ですね~~。今までに無くした思い出グッズを「あのころはよかった」「あのころがよみがえってくるようだ」というセリフで懐かしむ小学生・・。ドラえもんにも「ふりかえってばかりいないで前を見て進まなくちゃ」と言われていました。私自身も、どちらかといえば落ちこぼれ道を進んできまして、おまけにこういうブログを立ち上げている程の懐古趣味の持ち主なので、のび太の行動にはかなり親しみがもてます(^_^;) 私がこの道具を使うとしたら、やっぱりのび太と同じことをするでしょう。そしてドラえもんの言葉には耳が痛いですね。この話での泣きポイントはおばあちゃんが転んで泣いているのび太に、ダルマを転がしながら「ねぇ、のびちゃん。ダルマさんってえらいね。なんべんころんでも泣かないでおきるものね」と語るシーン、そして最後の「あれからすぐにだったな・・・おばあちゃんが亡くなったのは」と言って立ち上がるシーンです。もうこうやって文字を打つだけで泣けてきます(T_T) この話は、のび太が部屋で死体のように倒れているシーンから始まります。理由は「ママの指輪を無くしてしまった&明日のテストは0点だ」というダブルパンチによる物だったんですけど(笑)、最後は小さい頃のようにおばあちゃんのダルマによって立ち上がる・・という名作です!!
「ドロン葉」
タイトルはイマイチですが、泣けるんですよ。ストーリーは、
タヌキが人を化かす昔話を読んだのび太が「ドロン葉」を出してもらい、「キョーボー」というあだ名の男子高校生(中学生?)の飼っている犬で実験する。犬(ベソ)はいつもキョーボーにいじめられていた。「ドロン葉」によってキョーボーと入れ替わり人間になったベソは自由を満喫する。キョーボーは今までの仕返しをされるかと思っていたが、ベソは何もせず自分から犬に戻った。最後は、キョーボーとベソが抱き合うシーンで終わり。
この話は、ドラえもんやのび太達は「ドロン葉」を出しただけで、後は話の内容にはほとんど関わらず、読者目線で「どうなるんだろう」と展開を見守る珍しい回です。話の内容も地味なんですが、泣けるんですよね。特に泣きポイントは、犬になったキョーボーが自分とベソの子供の頃、仲良く遊んでいる所を思い出し「こんなころもあったっけな・・」というシーン、あとは、最後に抱き合うシーンです。
「森は生きている」
これも、ラストが切なくて・・・(涙)。ストーリは、
学校の裏山が大好きなのび太。ゴミを掃除するのび太に感心したドラえもんは「心の土」という道具を出し、裏山に命を与える。裏山と仲良くなったのび太は「入りびたり」になり、友達とも遊ばなくなり、最後には「学校にも家にも帰らずずっとここでくらす」という。心配したドラえもんはのび太を連れ戻そうとするが、山に阻止される。しかし「こんなことを続けていたら君は必ずだめになる!!」というドラえもんの言葉に打たれた山は、心を鬼にしてのび太を追い出す。
こういう話って今でも充分に通じますよね。というより、今の方が心にグサッと来る話かもしれません。のび太にとっての裏山が今で言えば携帯電話とかパソコンとか・・・。自分にも心当たりのあるお話でした。泣きどころはドラえもんが山の心に言った「ありがとう・・。きみ、ほんとにのび太がすきだったんだね」というセリフ。あと、最後の「信じられない。あんなにやさしかった山が・・」と嘆くのび太に対しての「ゆめをみていたと思えばいいんだよ。わずかな間だったけど、楽しいゆめを。」というセリフ。ドラえもん、なんて切なくていいことを言うんだ・・。
★久しぶりにドラえもんを読んで感動したい、でも全巻そろえるのはキツイ。という方にオススメの一品です!!ドラえもんって、少ないページで、たったのひとコマだけで泣けるのがスゴイんですよね。あの素朴さにジ~ンと来るのかもしれません。この本に載っていた話はほとんど小学校低学年の頃に読んだことがある話ばかりでした。当時は「さようならドラえもん」「帰ってきたドラえもん」が一番泣けたような気がしますが、やっぱり大人になったせいか??当時とは感動のツボが違ってきたのかもしれません。逆に当時は「森は生きている」がそんなに印象がありませんでした。ダルマの話は当時も今も同じくらい泣けましたけどね~。おばあちゃんの思い出は映画にもなってますが、まだ見ていません。あれもきっと涙と鼻水まみれになること間違いなしの作品なんでしょうね~。覚悟して見たいと思います。
その他にドラえもんで泣けた話といえば、アニメで見た「ノンちゃんの赤い靴」(この本では「赤いくつの女の子」になってました)、あとは「しずかちゃんのネックレス」!!「しずかちゃんの~」は中学の頃見たと思うんですが、しずかちゃんファン必見の女の子らしいストーリーです。確か特番で放送されたと思うので我が家にも当時のビデオが残っていると思います。発掘したら感想を語りたいと思います(*^_^*)
| 2007年9月2日 記 |
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