1979年に放送されていた「未来ロボ ダルタニアス」です。
OPとEDの映像と歌だけは知っているけど、内容は見たことがないという期間が長年(20年以上)あったのですが、この度満を持して全話視聴することができましたので語りたいと思います。
このアニメは、実はコンバトラー・ボルテス・ダイモスと続く、長浜監督のシリーズの一つだったりするのですが、全国放送でなかったことと、途中で監督が交代したこともあり、他の3作に比べると知名度も低く、あまり語られることはなかったと思います。そういう私も、わりと最近までこれが長浜監督のシリーズだとは知りませんでした。
あと、このアニメに関するエピソードとしては、何年か前に何かの番組で「フットボールアワー」の後藤さんが、好きなアニメとしてこれを挙げていて「あまり有名じゃないと思うけど、自分にとってはこれが一番だ」と言っていたことが印象に残っています。そして、「当時おもちゃを買ってもらえなかった反動で、大人になってから買い集めている」と言って、これの「未来合体」という超合金のおもちゃを紹介されていました。
「東京12チャンネル」という、地方によっては見れない放送局の番組で、視聴できた人数が限られていた中、少数派でもこうして当時の子供の心にはちゃんと残っていたんだなぁ・・と妙に感動した覚えがあります(笑)。
ちなみに、私が住んでいる地方でも「東京12チャンネル」は見れませんでした。私が小学校高学年か中学生の頃、地方向けのテレビ東京系チャンネルが出来たのですが、我が家のアンテナの位置が悪くてほぼ映らず。たま~に運良く電波の状況がいい時があって、その時に砂嵐越しにうっすらと写る映像を見たりしていました。テレビ東京系って面白そうなアニメが多かったんですよね。アニメ雑誌にたくさん載っていたけど、ほぼ見れなくて・・懐かしい話です。
話が逸れましたが、この絵柄を見てわかる通り、一見いかにもお子様向けな感じなんですよね。でも、この絵柄からイメージされる雰囲気で話が進んでいくのは中盤の22話くらいまでで、その後じわじわと本領発揮して行って、後半での追い込みがスゴイです。本当にいろいろ凄くて、先が気になりすぎて一気に見終わってしまいました。実は、これを見始める前に「闘将ダイモス」を見ていたのですが、どうも雰囲気が重くて(^^;) 「ちょっと気晴らしに明るい雰囲気のアニメが見たいなぁ」と息抜きのために見始めたはずなのに、逆にこっちの方が気になってハマってしまいました。明るい作風ではあったけど、思ったよりお気楽ではなかったし、こっちもこっちでいろいろ大変なエピソードが多かったです。
全話見た印象としては「トライダーG7」+「ダイオージャ」+「ボルテスV」という感じでした。しかも、それぞれのいいとこ取りだと思いますよ。
あと、ダルタニアスの舞台は1995年だそうで、その時点で16歳だった主人公・剣人は、ちょうど番組が開始した1979年生まれということになります。「わーい、自分と同じ年だったのか!」と意味もなく嬉しくなりました(笑)。
そんなわけで、ここからは「良かったところ」「気になったところ」について語りたいと思います。
★良かったところ★
・EDが良い
ディスコ調の曲に合わせてメインキャラの7人がバラバラに踊るED。近年は踊るEDって結構多いけど、当時はかなり珍しかったのでは?
掛け声のところで「サタデーナイトフィーバー」のポーズを取るところと手拍子の所だけが一致するのがまた面白い!!みんな動きが違うのでそれぞれひとりづつ踊りを確認してしまいます。歌詞も結構良くて、私は3番が好きですねぇ。本編では♪クルリッとまわれば クルリッとまわれば よがかわる♪の後、間奏があって繰り返し、「ヒャッホウ!!」で終わりなのですが、レコードに収録されているのは普通に3番までいって、最後はあっさり終わるので本編のテレビ用のアレンジの方がいいなと思います。
・キャラクターが良い
ダルタニアスのメインキャラは、剣人(江戸っ子主人公)、弾児(クールな2番手)、早苗(ヒロイン)、学(博士の助手)、田之助(デブ)、次郎(ヤンチャ少年)、おちゃめ(最年少女児)、トン助(豚)、そしてエリオスからやってきたアール博士、熊寅(剣人の街のまとめ役のオッサン)、あと、後半帰ってくるハーリン(剣人の父)です。味方側は主にこれだけなんですが、個性豊かで見ていて飽きませんでした。その番組の内容によっては、子供キャラがたくさん出てくると、ちょっとウンザリしてしまうこともあると思いますが、これは見ていてそうはなりませんでした。とりあえずイイ子達ばかりで良かった・・。
私は弾児が好きだったなぁ。だからこそダルタニアスに合体した後ももっと活躍してほしかった。剣人も良かったけど、ちょっと江戸っ子がすぎるから(笑)。それにしても古川登志夫さんの声はハマりすぎでした。ミト王子よりも、やっぱりこういうキャラの方が似合ってるかなと思いました。
剣人は言いたいことをハッキリ言うのがスッキリして良かったです。基本、口が悪くて、アール博士を「このクソジジイ」とか本人に直接言いたい放題言ってるのには笑ってしまいました。アール博士はもっとギャグ寄りのキャラなのかと思ったら、結構マジな方だったのが意外でした。本編を見るまでは、他にもう一人くらい長官や博士っぽい人がいて、その人が指揮を取っていて、アール博士は「じいや」的な位置の人物かと思ってたんですよ。
・作画が良い
たまに荒っぽい時もあったけど、全体的に良かったと思います。
・バスが良い
せっかく基地の中に特別室があったのに、そこは使わず基地のそばの空き地に廃バスを置いて、そこに7人で寝泊りするという生活を送っていました。この生活している様子がアットホームでとても良かったです。まるで子供だけの秘密基地みたいで、これに憧れた子は多かったんじゃないでしょうか。私も子供の頃だったら絶対憧れていたと思います。友人の家の倉庫の中に茣蓙を敷いて、同じようなことをしていたのを思い出します。
今だったら絶対に廃バスで寝泊りするなんて嫌だけど(笑)。
剣人も、一人だけ特別室に住むのは嫌だったかもしれないけど、7人であの部屋を改造して住むんだったら受け入れたかも??
・芋が良い
食生活はかなり貧しく、食事といいつつみんなが主に食べていたのはサツマイモばかりでした。あまり美味しくはなさそうだったけど、なぜか見ているとこっちまで芋を食べたくなりました(笑)。
・話のバリエーションが豊富
中盤以降は戦い中心のシリアスな話が多くなりますが、それまでは結構いろんな話があったと思います。主にキャラクターの紹介&過去話でしたが、年齢層に幅があったからか、いろんなタイプの回があってとても良かったです。過去に関しては、全員戦災孤児なので哀しい話が多かったですが、楽しい回もそれなりにありました。ちなみに色恋沙汰の話の主役が全て田之助だったのも意外で良かったです。田之助、いいキャラしてたなぁ(笑)。
・お父さんの登場が早くて良かった
元々、お父さんとの再会がテーマの話じゃなかったこともあって、わりと早めにすんなり再会したのが良かったと思います。長い間ジジイと子供だけで戦っていた中、一人大人が加わるだけで重厚な感じになりましたからね。後半は突然ケガしたりしてあまり役に立っていなかった感もあるけど・・。再会した後、剣人が父との接し方がわからずに戸惑うところとか、風呂を焚くところとか、少しずつ慣れていく感じが良かったです。
最終回あたりで、お父さんが剣人達を庇って死にはしないかとハラハラしながら見ていたけど、死ななくて本当に良かった(笑)。ただ、あの体の中の一部はクロッペンから引きついだ物だということがあったので、そう簡単に死なせはしないだろうとも思ってたんですけどね。
・泣ける話が多い
特に泣けた話、感動した話を紹介します。
34話「おれは人間、地球の剣人だ」
剣人が、クローンの息子だということになって、王女様から裏切られる話。
これ、かなり胸クソ悪い話で、この王女様とそのお付きのばあやみたいな人から相当酷い扱いを受けるのですが、怒った剣人はそこで以前亡くした仲間・ガスコンの言葉を思い出します。「小さいことは気にせず、もっと大きな心と視野で周りを見ろ」みたいな事なんですが、これは泣けた・・。
この王女様、「「にぎやかし」みたいな感じで登場したわりにはなかなか帰らないな」と思っていたんですが、このエピソードのために残っていたんですね。個人的には憎めないキャラだったと思うので、最終回近くでもう一度改心(?)した姿で登場して欲しかったと思いました。
35話「誇り高き反逆者・アール博士」
剣人がクローンの息子だということで、エリオス帝国再興という目的を失い、腐るアール博士が地球の子供たちを見て希望を取り戻す話。
まさか、博士メイン回があるとは!自分が反逆者になってしまったということと、地球の子供たちからの期待を天秤にかける博士。剣人・弾児・早苗が、街の子供達の世話をしに行っていたということと、マサ坊を助けに行くシーンでは、博士がめちゃくちゃ走れて動ける老人だということが判明して感心した。反逆者と呼ばれようとも、地球の子供達のためにも戦いを続けることを決心するイイ話です。
44話「出撃・アダルス基地」
アダルス基地がザール星へ向けて飛び立つ前日、早苗・田之助・次郎・おちゃめ は連れていけないということで、もめる話。
早苗が剣人に「心配しながら待ち続ける辛さがわかるか」ということを訴えるシーンは心打たれるし泣ける。結局、全員基地の中に隠れて付いて来ていたというオチなんですけどね。その後「どうしても一緒にいたかったんだ」と泣く次郎達の姿も泣ける。なぜか熊寅のオジサンが一緒に付いてきていたのも和んだ。でも、地球の一般のオッサン(しかもみんなのまとめ役)を一人でも連れて行くことは、その後の地球復興のためにも大事なことだったんじゃないかと思うので、面白シーンで和ませるだけではなかったのだなぁと後で思いました。
45話「父よ、よみがえれ」
クロッペンが剣人の父のために体を提供して死んでいった話。
剣人が号泣しながらアール博士に頭を下げて「親父とクロッペンを助けてくれ」と懇願するシーンは心打たれるし泣ける。クロッペンが「もともとこの体はハーリン(剣人の父)からもらった物だから、二人であって一人だ」「移植することでやっと返すことができる」と言ったのも切なくてイイ!
・いろいろ意外とハード!!
あの絵柄の雰囲気からは想像できない程ハードな展開が多々あったのでそれを紹介したいと思います。
被災地がリアル
他のロボットアニメが、何度敵の攻撃を受けても、次の回では元通りになっていることが多い中、このアニメではずっと街がボロボロの状態でした。剣人達も、戦いがない時は畑仕事をしたり、薪割りをしたりしているというのがリアルというか、珍しいところでした。いつも着ている私服や、食事の野菜や芋も街の人達からの寄付という徹底ぶりでした。
クローンの恐ろしさ
何といってもコレですね。今でこそ、クローン動物等がニュースで話題になったり、馴染みある誰もが知る言葉になりましたが、40年以上も前にそこに目を付けたのは本当にスゴイとしか言いようがありません。ザール星ではクローン人間を作るのが当たり前になっており、もし王家の重要人物に何かあったら、その代理としてクローンを利用したり、場合によっては体の一部を提供したりと、クローンは本物と同じように自我や命があるにも関わらず「本物の部品に過ぎない」という理由で差別扱いされていたのです。
剣人は、エリオス帝国皇帝の皇子の息子ということが判明した後、他の星から応援が来たり、変な王女様が政略結婚を目論んで付きまとってきたりとチヤホヤされていました。しかし途中で実はそれが間違いで、本当は剣人の父がクローンだったという説が濃厚になると、みんな途端に態度を変え、王女様からも相手にされなくなり罠に嵌められてしまうという扱いを受けます。しかし、その後さらにそれが覆されて逆の逆(剣人の父が本物の皇子で、クロッペンがクローン)ということが明らかになると、今度はクロッペンの周りが態度を急変させ、「クローンなんかと一緒に戦えるか」と仲間や部下が皆離れて行き、あれだけいろいろ幅を利かせていたクロッペンは結局一人ぼっちになってしまうのです。このあたりの描写がメチャクチャ辛辣で本当に恐ろしいというか、よくやったなぁと感心しました。最終回、全てを操っていた一番の悪の親玉、ドルメン大帝の正体が、剣人の父の父(エリオス帝国皇帝)のクローンだったというのも、なかなか衝撃的でした。このアニメに関しては全くネタバレなく見ていたので「なるほど、そう来たか!!」と鳥肌が立ったものです。
このアニメの戦いのテーマは「クローンの反乱」だったというわけなんですが、実際にクローン人間がいたら、こういうことが起きると思います。クローン人間はダメ、ゼッタイ。ということがよくわかりました。
ハードな回の中で、私が最も気になった回を紹介します。
26話「総司令官クロッペンの挑戦」
ザール星からの手紙で、無人の街に一人呼び出された剣人が、「自殺したくなる催眠」に打ち勝ち瀕死の状態から脱出する話。
催眠状態の剣人が幻覚・幻聴に苦しむ姿と、被災直後に一人で街を彷徨っていた頃の回想シーンは凄かったです・・。特に、野良犬から肉を奪って食う姿が衝撃的でした。
そういえば、剣人の体って傷が出来てもすぐによくなるっていう設定がかなり最初の方でありましたが(それが普通の人間ではない証拠だった)、あの設定って既になかったことになってますね。お父さんも最終的に怪我で苦しんでいたし・・。
この話で、冒頭に剣人宛てに手紙が届くのですが、アール基地の住所が特定できました。
〒007 南海市岸野側町5-9-63 アダルス基地内 で剣人宛に手紙が届くようです。ファンレターを出したい方はぜひ・・(笑)。(ちなみに、念のためいろいろ確認しましたが実在しない住所でしたので拡散しても大丈夫です(笑))
37話「パニックの港町」
ダルタニアスはザール星から襲われた船を助けたが、船に乗っていた人々は皆高熱で倒れていた。街の人々は「伝染病だ」と大騒ぎで、船ごと焼き払おうとしてしまう話。
個人的にはこれがダルタニアスで一番の問題作だと思っています。船に乗っている人々が高熱を出していたのは、ザール星の奴が撒いた霧を浴びたせいだったのに、何の調査もせずに街の人々は「これは伝染病に違いない!」「この街に入れるわけにはいかない」「船ごとみんな焼いてしまえ!」と船に向かって火を投げつけようとするのです・・。これが子供向けとして作られた話とは、スゴイですね。しかも妙にリアル・・。
街の人々の非難をあびながら剣人達はなんとか船の中の人を助けようとするんですが、それでも騒ぎが収まらないないため、最後に剣人が取った行動が「俺の体にはたくさん菌が付いている。うつってもかまわない奴はかかってきやがれ!」と一人で向かって行こうとしたのです。これでみんなうつりたくないからと逃げていくのかと思ったら、石を投げつけられる剣人・・。この時、剣人にも症状が出ていたので、結局伝染病には違いがなかったんですけど、それにしても酷い話でした。最後は街の人々が反省して船の人々を受け入れ、剣人は注射を打ったから大丈夫だというハッピーエンドでしたが、特にこのご時世で見ると余計に怖さ・酷さが際立っていたような気がします。それにしても、直接霧を浴びて毒がまわったんじゃなくて、本当に伝染するやつだったんかい!というのはツッコミどころでした。
・クロッペンがイイ
最初は 無茶苦茶悪い奴だったのに、上記のクローン問題で独りぼっちになると、一人でドルメンと戦い続けることになります。自分をクローンだからと差別したりしない剣人を認め、少しづつ協力的になっていく姿はとても胸アツでした。最後は、ケガをして瀕死の剣人の父に自分の体を移植するよう自分から願い出て、そのまま自害してしまいます。後半はなんだかとてもいい奴のような印象を残して消えていった・・結構充分に悪い奴だったのに(笑)。
★気になったところ★
・ダルタニアスに合体すると弾児の存在感がなくなる
ダルタニアスは、剣人が乗っているアトラウスという小型ロボと、べラリオスというライオンメカ、そして弾児が乗るガンパーという飛行メカが合体して完成しますが、この3体が合体した後、どんな攻撃を受けても弾児のリアクションはなく、まるで剣人が一人で乗っているかのような状態になってしまうのが不満でした。最初は、もしかして弾児が合体後にどこかに脱出してるのかもと思って、合体プロセスを再確認してしまった程です(笑)。中盤で、合体シーンがリニューアルされてからは少しマシになったような気がしますが、それにしても存在が薄かったなぁ・・。せっかく二人一緒に乗ってるんだから、もっといろいろ話し合ったり協力して戦うようにしても良かったんじゃないかと思います。
あと、べラリオスも後半目立たなかった気がします。
・味方が少なすぎる
少なすぎるっていうか、戦力は剣人と弾児だけでしたからね(笑)。あとは父が帰ってくるまで基地内は博士と学だけ。まさかの「基地に所員ゼロパターン」です。
・弾児の過去との決別に救いがなさすぎ
弾児には、兜甲児みたいな声のヤンキー友との過去、殺人の汚名を着せられたままなぜか死刑にされた(警察、大胆すぎ!)お父さん、というわりとヘヴィーな過去があり、ヤンキー友の方はあっさり明るく片付いたけど、お父さんの方はそれで良かったのかというくらい救いがなかったです。真犯人はわりといい人で、しかも腕のいい医者。最後の最後でおちゃめをかばって死亡、それでお父さんに汚名を着せた償いをしたような感じになってましたが、個人的には普通に警察に捕まって終わった方が良かったかな、と。とりあえず、あのEDでのんきにみんなで踊っている姿が信じられなくなるような救えない話でした。それにしても、剣人が弾児に直接「弾児のお父さんが人殺したって本当?」とサラっと気軽に聞いていたのはちょっと笑ってしまいました。さすが剣人様!!
・早苗さん!
剣人も弾児も、シリアスなシーンになると早苗のことを「早苗さん」と呼ぶ。これは謎でした。普段は呼び捨てなんだから、ずっとそのままで良かったと思うんですけど・・。細かいことだけどめちゃくちゃ気になりました。
・剣人の家族構成の謎
1話で地球が攻撃を受ける直前、剣人は母・姉と一緒に暮らしており、スーパーマーケットを営んでいる様子が描かれていました。
でも、他の回では剣人は父が行方不明になった後、東京で凧職人の祖父に育てられた ということが語られています。資料を見ると、剣人を育てた祖父が死んだ後、母の実家がある東海地方に移り、そこで例の攻撃に遭った・・ということが書かれていました。ということは、当初の家族構成は
祖父・父・母・姉・剣人で、東京で一緒に暮らしていたということなんでしょうか。その割には、剣人は祖父一人に育てられた雰囲気が強くて・・。
そのあたりがはっきり書かれていなかった上、祖父と母・姉、父と母・姉の交流の描写が一切なかったのは謎でした。
・せっかくお父さんが戻ってきたのに、即お別れ
ボルテスの時と同じで、せっかくお父さんと一緒に地球に帰るチャンスだったのに、最終回で結局親子別の道を選ぶことになります。ボルテスと同じくらい即お別れだったけど、こちらは再会が早かった分、他の回でいろいろと交流が多かったのでそこは良かったと思いました。
・最終回、博士との別れが意外とドライだった
上に書いた通り、剣人とお父さんの別れもあっさりした物でしたが、それ以上に「それだけ?」感が強かったのは、剣人達7人とアール博士の別れですね。「あんなに苦労して一緒に戦ってきたのに、そんなにそっけなく別れてしまうのかい?」という感じでした。特に、学とアール博士は剣人達以上に絆が深かったのでは?個人的には、あそこでもう少し泣かしにかかって欲しかったなぁと思います(^^;)
私は学を尊敬してるんですよ(笑)。まだ子供なのに、メカにも宇宙のことにも詳しくて普通にしっかり博士の助手だったし、ダルタニアスの武器を発明したり、彼がいなかったら絶対戦えなかったと思いますよ。それでいて、中身はちゃんと子供らしい所が良かった。EDも一人だけコサックダンスだったんですけど、あれ、数あるダンスの中でも難易度高いんですよね。そういうところも学は推せる(笑)。
きっと、地球とザール星、エリオスはそんなに遠くなくて、今後は来たければいつでも来れるような感じなのかもしれません。ボルテスもそんな感じだったし(笑)。後半はハードな展開が続いていたので、最後くらいはダルタニアスらしく、サッパリと終わらせたのかも。
これで言いたかったことは全て語れたと思います(笑)。この絵柄・OP・EDを見て「子供向けだから」となんとなく見なかった方も多かったんじゃないでしょうか・・?そういう私も、10年以上前にスカパーで放送された時に、途中まで録画しておきながらほとんど見ることもなく、そのまま消去してしまったということがありました・・((+_+)) その時にちゃんと見ていればもっと早く面白さに気づけていたのに・・もったいなかったです。そんなわけで、パッと見の雰囲気で判断してしまっていたという方にぜひ見ていただきたいです。コンバトラー・ボルテス・ダイモスがお好きな方なら絶対にこれもハマると思います。