たのしい幼稚園テレビ絵本 とんがり帽子のメモル 「ほしからきたメモル」


 

「たのしい幼稚園」のテレビ絵本「とんがり帽子のメモル」です。

84年に放送されていたアニメで、私と同世代の方にはかなりの知名度があると思います。おまけに、現在まで続いている日曜朝8時半からのアニメ枠の元祖だったりして、それを考えるととても感慨深いものがあります。ついでにあの枠のアニメの歴史を調べてみました。

84年 「とんがり帽子のメモル」
85年 「は~い ステップジュン」
86年 「メイプルタウン物語」
87年 「新メイプルタウン物語 パームタウン編」
87年 「ビックリマン」
89年 「新ビックリマン」
90年 「まじかるタルるートくん」
92年 「スーパービックリマン」
93年 「GS美神」
94年 「ママレードボーイ」
95年 「ご近所物語」
96年 「花より男子」
97年 「夢のクレヨン王国」
98年 「おジャ魔女どれみシリーズ」
03年 「明日のナージャ」
04年~11年現在 「プリキュアシリーズ」


という感じです。歴史がありますよね~。最初幼稚園児だった視聴者が三十路に突入してるのだから、親子二代に渡るものすごい歴史ですよ。個人的には「GS美神」あたりまでが鳥肌モノの懐かしさでした。その後の「ママレードボーイ」からのトレンディアニメ(?)3部作になってから急激に感心が薄れたのも懐かしいです(苦笑)。あの手のファンタジー的要素なしのアニメ・漫画って未だにとっつきにくいというか・・。
その後の「クレヨン王国」はもう高校を卒業して甚六さん状態(浪人中)でしたが、絵柄が可愛くて結構見てました。「どれみ」シリーズになると大学生になって、昼夜逆転生活のため、朝8時半に起きるのは難しくなり再び疎遠に。「ナージャ」は社会人で朝型生活になっていたので、寝坊した日以外は見ていました。懐かしい雰囲気のアニメで気に入っていたのですが、21世紀の世の中では浮きまくりだったのが伝わってきました ^_^;
プリキュアシリーズは「女の子が肉弾戦」という点でイマイチ興味が持てず、各シリーズ1~2話程度しか見ていません。

メモルの絵本紹介なのに、全然違うことばかり語ってしまいました(汗)。ここからは話をもとに戻しまして・・
メモルの絵柄ってなんともいえない可愛さがありますよね。あのビー玉みたいな目の描き方といい、メルヘンチックで堪りません!!今でも普通に放送できそうだと思います。とてもキュートな表紙ですが、中身もとても可愛いです。


内容は、リルル星から宇宙船の事故で地球へ降りてきたリルル星人達。地球に「リルル島」を作ってみんなで楽しく暮らしています。その中の、とてもお転婆な女の子メモルは好奇心から人間を探しに街へやってきました。そこで病気で死にそうになっている女の子、マリエルを発見します。マリエルがかわいそうになって涙を流すメモル。その涙はマリエルのほおを伝ってくちびるに流れていきました。メモルの涙で生き返ったマリエルはメモルとお友達になりました。

というものです。きっと1~2話あたりのエピソードをまとめたものなんでしょうね。メモルは、放送当時も見てましたし、成人してからもBSの再放送で見たのでわりと記憶に新しいです。子供の頃の記憶では、マリエルの家庭教師のペネローぺさんがメモルの存在に気づき始め、マリエルの部屋に盗聴器をしかける話とメモルの友達のルパングのお父さんが虫歯になる話のみが心に深く刻まれていて(笑)、他の話は全然覚えてませんでした。子供の頃、ペネローぺさんが怖くて仕方がなかったのですが、大人になって見直すと別に怖くありませんでした。ロッテンマイヤー(アルプスの少女ハイジ)、ミンチン(小公女セーラ)、ペネローぺは子供の頃の3大トラウマ教師です(笑)。ミンチン先生は今見ても腐ってますが、他の二人は自分の務めを果たそうとしているだけで、単なるうるさいオバサンといった程度にしか感じませんね。


人間の靴とメモル達の比較です。リルル星人は10センチ弱くらいでしょうか。
リルル星人は「ごろにゃん」(猫のこと)を敵とみなしてるのですが、それはリルル星人達の乗った宇宙船が墜落した理由がその「ごろにゃん」のヒゲがエンジンに詰まってしまったからというもの。なんて可愛らしい理由なんでしょう(笑)!!



メモルとマリエルがお友達になったシーン。

このマリエルがまた、一向に報われない可愛そうなキャラなんですよね~・・。最後まで父親と再会できないし、ボーイフレンド・オスカー(いい人そうに見えて結果的につまらん男だった)も結局グレイス(イジワルキャラだったけど、後半改心。実はイイ子だったという設定なので、ますますマリエルは形無しに・・・)に取られてしまうし・・・。最終回は、リルル星に帰れることになったメモル達とのお別れエピソードなんですが、いろいろあって結局メモルはマリエルの元に戻ってきてしまいます。それが救いといえば救いですが、それって本当のハッピーエンドじゃないだろう、とモヤモヤが残ってしまうラストでした。
メモルがいなくても、これからは一人でもやっていけそうだわ!みたいなラストにして欲しかったです。
マリエルの弱弱しさというか、ウジウジっぷりは見ているとじれったくて「私ならもっと上手くやるのに」「ここでこの状況を利用しないと~!」「自分がマリエルだったら・・・」とかいちいちつっ込みたくなります。でもそんなマリエルだからこそメモルと出会えた訳で、メモルが実在したとしても私の元には一生やってこないだろうな、と思いました(笑)。



2011年6月25日 記