前回に引き続き、今回のお話もエジプトが舞台です。
今回もとてもイイ話ですよ。敬の深い愛情とその一途な想いに感動できて、大いに盛り上がります。しかし、ただ一つ残念な点が・・・。それは、絵が変だということ(汗)!
レザリオンの作画は毎回わりと安定していて、「これはちょっと・・・」という回は少ないんですが、今回はその数少ないイマイチな回に大当たりという感じです。もう少し丁寧に描いて欲しかったところですが、このさい贅沢は言っていられませんね。
そんな訳でレビュー開始です。
レザリオンとオリビアの乗ったジャークサバンの間に立ちはだかったギャリオサバン。レザリオンとギャリオはオリビアの目の前で一対一の戦闘開始です。敬はオリビアに逃げるように指示しますが、ジャークサバンは思うように動いてくれません。そこへ、ギャリオサバンと同じ型のロボットに乗ったザキとゴルのコンビが登場。ギャリオの部下志望のこの二人はギャリオと共に戦うために対レザリオンの援護に来たのです。しかし、一対一での戦いにこだわるギャリオはこの二人の援護を受け入れようとはしません。そんなことでゴタゴタしている隙に、オリビアのジャークサバンが他のジャークサバンに捉えられてしまいました。このシーン、ギャリオサバンとザキとゴルのロボットが同じ型・同じ色のロボットなので大変見にくいです^_^; おまけにオリビアの乗ったジャークサバンもその他大勢のジャークサバンも赤だし・・・。
捕まりながらもなんとかメカを動かそうとするオリビアですが、後ろで気絶していた(オリビアに殴られて気絶させられていた)パパがこんな時に限って意味もなく目覚めます。目覚めた早々、「この裏切り者!」とオリビアを殴り飛ばし、操縦席を乗っ取るパパ・・・。洗脳されてるとはいえ、あまりにダメダメすぎ!!足手まといすぎ!!そんなパパを見てオリビアも「私、パパを助けようとしたのよ!」と混乱気味です。いっそのこともうパパなんてその辺に放・・・いえ、そんなことを言ってはいけませんね・・。
レザリオンがザキとゴルに捕まった隙に、オリビアは再びピラミッドの方へ戻されようとしていました。そこへ、チャールズ・サハラ・エレファンのGロボがレザリオンを援護しにやってきます。その他大勢のジャークサバンを片付けたものの、その間に結局オリビアはピラミッドの中へ戻されてしまいました。「オリビア~!オリビア~!」と叫びながらピラミッドに体当たりするレザリオン・・・・。敬は既に泣きが入ってます。そんなレザリオン&敬の気迫に押されたギャリオは「今戦ったら私は破れるだろう。オリビアという娘を人質にしたのは失敗だったかもしれない」とザキとゴルを連れて早々に引き上げるのでした。
ピラミッドに戻されたオリビアはイオに鞭でしばかれるという悲惨な目に。パパはというと、そんな娘を見ても洗脳から覚めることなく、それどころかのほほんとした顔で「私が(オリビアを)捕まえたのです」と手柄をアピール!しかし、褒められることもなく「用なし」になったパパ、インスパイア、そしてパパの同僚二人の4人は牢屋に入れられることに・・・。そんな時でもパパの心配をするオリビア。健気すぎます。しかしそんな想いもむなしくオリビアはパパ達と離れ、独房に入れられることになってしまいました。
それにしても、パパとインスパイアの作業着がお揃いなせいで、二人の区別がほとんど付かない状態に・・・(笑)。あと、パパの同僚はジョーとロバート(ツ?)という名前らしいですよ。
その頃、敬は将軍達の命令を無視してゴールデンピラミッドの傍で待ち伏せしていました。モンローによると敬はまる二日眠ってないとか・・・。敬は「試験勉強で一週間徹夜したことがあるから大丈夫だ」と言ってましたが、チャールズには「嘘を付くな」と見抜かれてしまいます。その時の「こういう冗談を言う時の敬って気が高ぶってるのよ」というサハラの言葉がなんかエロい・・と思ったのは私だけでしょうか??おまけに、今回も何気に言い負かされたチャールズ・・・。
「何か動きがあれば直接情報が入るから、とにかくエジプト基地へ引き上げてくれ」という将軍ですが、敬は「あの中にはオリビアがいるんです。今度見逃したらいつ会えるか・・」と聞き入れません。「これは命令だ!」とキレる将軍でしたが断固拒否の敬。そんなピリピリした空気の中、モンローは「オリビアは幸せね。一人の人にあんなに想われるなんて女として最高の幸せだわ」とうっとり。将軍や博士たちの雰囲気もこの一言で「しょうがないなぁ」的なムードに。・・・連邦軍のトップの命令無視がこの一言でウヤムヤになるとは、恐るべしモンロー・・。でも、本当にそうですよね。それにしてもモンローって見た目と違って素朴なお姉さんだなぁ。
一方、独房に入れられたオリビアは出された食事にも手をつけず、「もうおしまいよ。死んだほうがましだわ」と絶望に涙するのでした。この独房にはリアルにもトイレの便器が描かれていて、そこからもオリビアが絶対に外に出られなくなったということがわかりますね。
リスのピーコがオリビアに食事させようと頑張りますが、結局跳ね除けられてしまいました。ピーコはとても賢くて毎回敬とオリビアの再会を応援しています。とても可愛いくてジャークに捕まったオリビアにとっては唯一の癒しですね。
一方、ジャーク達はピラミッドを見張って一歩も動かないレザリオンを見て「しつこい奴だ」と呆れています。そしてギャリオには今後の戦いでザキとゴルの二人が援護に付くということが伝えられますが、当のギャリオは「一緒に来ることは構わないが、レザリオンだけは自分ひとりで倒してみせるから邪魔をするな」と一歩も譲らなかったのです。
その時、ジャーク達にとって大ニュースが飛びこんできます。なんと、あんなにしつこく探し回っていた「ライフモス」がついに見つかったのです!私はてっきり「ライフモス」はこの地球には存在しないというオチになるかと思っていたので意外でした。まさか本当に見つけてしまうとは・・。ちなみに、ライフモスが生えていたのはナイル川の地下の洞窟だそうですよ。欲しい方はそのあたりに行ってみるといいかも??私も欲しいです(笑)。でも、ジャーク星人じゃないと食べても効果がないのかもしれませんね(笑)。
不老不死に憧れる私は、一度999号に乗っていろんな惑星を回る旅をして、もっと命の重みについて学んだ方がいいのかもしれません(笑)。でもいいですよね、死なないなんて。仙人みたいになって生き続けるのはイヤだけど、若いままならいつまででも生きますよ(笑)。
知らせを聞いたジャークはゴールデンピラミッドをナイル川へ沈めます。動きにに気づいた敬はレザリオンをピラミッドにへばりつかせます。ピラミッドと共にどんどん下へ沈んでいくレザリオン・・・。それを見たチャールズ・サハラ・エレファンがその真上で「敬!」「敬!」と、あまりに急な出来事で口あんぐり状態なのが何だか笑えます。将軍達も同じくあっけに取られている間にレザリオンはハイスピードでどんどん地下へ沈んでいきます。敬も「オリビアを離してたまるか!」と必死でピラミッドにつかまります。一度は手を離してしまったものの、今度はレーザーバトルギアを装着して電送でピラミッドの前に回ります。今度はピラミッドに押しつぶされそうになるレザリオン・・・「オリビアを置いていけるか。地獄の底まで行ってやる!」と敬はあきらめません。
「何の手助けもできないなんて・・」とみんなが心配して見守る中、あの懐かしい回想シーンが登場します。それは敬がオリビアと一緒に一生懸命勉強したおかげで進級できた、と喜び合うシーンでした。手を取り合ってラブラブで校庭を走り回る二人・・・。ほんの半年ぶんくらい前の話のワンシーンなんですが、学校の話がご無沙汰なおかげでとても懐かしく感じます。しかも、なんだかフィルムがここだけほんのり古くなってませんか??
その想い出は独房にいるオリビアに繋がります。通りがかりの兵士(たぶん)の会話からレザリオンが付いて来ていることを知ったオリビアは「敬も頑張ってくれてるんだわ。それなのに『死にたい』だなんて・・。敬のためにも私は生きるわ。本当に会える明日を信じて・・」とパンを拾い、食事をするのでした。イイですね~。生きるために食事!そのリアルさがカッコいいです。
その直前の、ピラミッドに押しつぶされそうになりながら必死でしがみつくレザリオンに「敬はレザリオンを分解して危機を脱することができたかもしれない。だが、その考えは敬の頭に浮かばなかった。一秒でも離れればもう二度とオリビアに会えないかもしれないという気がしたからである」というナレーションもイカす~~!電送という優れた機能を持っているのに、それを思い出す余裕もないほどオリビアを取り戻したい一心だったということですよね。むしろ必死すぎて「自分が潰されるかもしれない」という発想すらなかったのかもしれません。
ああ~~これこそまさにこの番組全体に流れるテーマ!!凄まじい勢いで「愛」を感じます。
そしてついにレザリオンは壁に突き当たり、大穴を明けて転げ落ちます。するとそこは洞窟になっていて中から黄金の輝きが・・・。ついにライフモスのありかまで到達したのです。「レザリオンからライフモスを死守せよ」との命令で、レザリオンが開けた穴からたくさんのジャークサバンが入ってきて、レザリオンを攻撃しはじめます。その攻撃をかわし、いつものようにバサバサと倒しまくるレザリオン。そこへついにギャリオサバンのお出ましです。一方、月のジャーク基地ではライフモスを待ちきれないジャーク大帝が直々に地球へやってくることに・・という所で次回へ「つづく」。
今回も手に汗握るアツいお話でした。思わず、二人が早く再会できるように応援したくなってしまうエピソードですね。
このところ、敬の愛が炸裂しまくっているおかげでやや暴走気味の話が続いてましたが、次回から徐々に落ち着きを取り戻して、いつもの計算高い敬が帰ってきます。そんな彼の成長ぶりに乞うご期待!!
それにしても、今回サブタイトルどおり「ジャーク大帝、動く!!」のは最後のワンシーンのみでした^_^; サブタイトルがあまりその話のメインイベントになってない回って結構ありますね・・。
| 2009年12月7日 記 |
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