今回はアフリカを舞台にしたお話です。他のロボットアニメが主人公が住んでいる街(主に日本)ばかりを狙うパターンが多い中、全世界を舞台にしたレザリオンはなかなかスケールがでかいと思います。世界征服をするからにはそのくらい視野を広げなくちゃダメですよね。電送でどこにでも一瞬で行くことができるという設定を生かした物とも言えますけど、でもGロボもわりとすぐに移動しちゃうんですよ(笑)。 その回の話の都合によって違いますけどね。
それから今後しばらくの間、敬はオリビアのことが心配のあまり少々暴走(迷走)気味。そのあたりも必見かも??
敬は基地でシミュレーションの訓練をしています。しかし、オリビアのことが気になって仕方がない敬はどうしても訓練に身が入りません。ミスの連続でやられっぱなし。将軍の怒声が飛ぶ中、訓練を続けますがやっぱりダメ。ついに将軍から「最悪だ。やる気があるのかね?」とキレられ、訓練を中止させられてしまいました。いつもはおどけている敬も今回は深刻な顔でしょんぼりと部屋を出て行きます。
すると外でチャールズとサハラが敬を待っていました。「そのぶんじゃ大分絞られたな」とチャールズからはリンゴのプレゼント、サハラは「そう落ち込むなって。オリビアはそのうち見つかるさ」と肩を抱き、二人はそれぞれの方法で敬を励ましてくれたのです。優しいですねぇ~。しかもチャールズは敬のメンタル面を気にしているのに対して、サハラは同時にオリビアの状況を気にしてあげてますね。でも「そのうち見つかる」って、オリビアは草むらに紛れ込んだボールじゃないんだから(笑)。いつも敬が苦しんでいる時に限っていつの間にか揃ってフェードアウトしていた二人だけど、今回ばかりは可愛い仲間の危機を放っては置けなかったようです。単に今まではオリビアがいたので二人の出番がなかった(描けなかった)とも言えますけど、こういうのってイイですよね~。和みました。肝心の敬は「そんなんじゃ・・(オリビアのことで悩んでる訳じゃないよ)」と言い訳しかけていたけど、それ以外に一体何があるというのか・・。バレバレですよね。
それにしても、敬が基地で訓練しているシーンなんて、最終話まで残すところ10話にして初めて見ましたよ(笑)。やっぱり後半になるに従って軍の体制が退化してます。「今までも訓練してたけど、たまたまそういう場面が出て来なかっただけ」ということかもしれませんけど・・。自宅のパソコンでゲームを使って訓練(?)しているシーンは何回かありましたね。
二人の暖かい励ましを受けた敬は、夕焼け空の下オリビアへ想いを馳せつつトボトボと帰宅します。このシーンがまたイイんですよ。挿入歌「忘れないでForever」をBGMに河原に寝そべり、チャールズにもらったリンゴをほおばる敬。青春ですね~。そんな敬の脳裏に浮かぶのは17話の海でのバカンスでした。確かにあの時のオリビアのビキニ姿は刺激的だったからなぁ。中学生の敬にとっては強烈だったに違いない・・・というのは冗談で、あの日が二人にとって一番の思い出だったんでしょう。戦いに巻き込まれてからはデートも中断されがちだったけど、あの時だけは島で二人きり、のんびりしてましたからね。ただ、あの島に連れてこられたきっかけは、お父さんの狂言誘拐だったんですけど(笑)。そんな細かいことは置いといて、敬の想いは一つ。最後にこうつぶやきます、「オリビア・・・君に逢いたい・・」と・・。イイですね~~~!!オリビア、羨ましすぎ!!
その頃、ジャークはアフリカのキリマンジャロ付近で現地の人たちをこき使い、穴を掘らせて相変わらずライフモス探しをしていました。もちろんオリビアとパパ、そしてインスパイア達も一緒です。パパは月での鉱山技師の仕事を生かして地質調査、そしてオリビアは作業中に怪我をした人達の介抱をしていました。今までパパがしつこく狙われていた理由がここでよくわかります。こういう仕事をさせるためだったんですね。そしてオリビアはやっぱり救護係でした。ちなみにオリビアもパパも催眠状態のまま作業をしています。
そこへ地球連邦軍のアフリカ部隊が救助へやってきました。今回の話のゲストキャラ、ソフィアとその弟、ガロの登場です。いかにも姐御キャラのソフィアと世話の焼ける弟、という感じの仲良し姉弟です。実はこの二人はシークレットフォースのあの人と深いつながりがあったのです。それは後で語るとして、二人はひたすら手当てを続けるオリビアを発見すると、すぐに催眠状態であることに気づきます。ソフィアがペン型の機械をかざすと、オリビアの催眠はあっさり解けてしまいました。ジャークの催眠ってそんな簡単に解けるのか・・・。「ここはどこ?私は京都にいたはずなのに・・・」と混乱するオリビア。オリビアの胸には京都で買ったと思われる五重塔のブローチが付いていました。催眠状態なのに露天風呂に入っていたのも謎ですが、お土産まで買っていたとは・・・。入浴も買い物もオリビアの本能がさせたことなのかもしれませんが、もしそうだとしたらオリビアって旅行に行ったら「東京」とか「京都」と書かれている提灯とか、温度計付きの置物とか買ってしまうタイプですね。
一度はオリビアを保護したソフィア達ですが、途中でジャークに襲撃されます。そしてその隙にオリビアは再びジャークの手に渡ってしまいました。
その頃、地球連邦軍では「サバンナに隕石が落ちた」という情報が入ったため、チャールズ・サハラ・エレファンの3人が将軍の命令で調査に出かけることになりました。いつもなら中心にいて騒いでるはずなのに、部屋の片隅でぼんやり立っている敬。見かねた博士は「気分転換になるぞ」と敬も一緒に調査に行くよう勧めます。そして、将軍からも一緒に行くように言われた敬は少し元気を取り戻し、4人揃って出かけることになりました。
あっという間にアフリカに到着した4人が隕石の調査をしていると、サハラを呼ぶ声が。あのアフリカ部隊のソフィアとガロでした。3人は幼なじみだったのです。再会を喜ぶ3人。サハラはソフィアとガロにチャールズを紹介すると、ガロは「あなたがボクシングの元世界チャンピオンで、連邦軍の名パイロットのチャールズ・ダナー?!ぼく、あなたのファンなんです。サインを下さい!」と大興奮。数少ない主演編では満点パパだけどパッとしない役回り、戦いの時はいつも最初にやられてレザリオンに救助され、いつも自分だけ立ち位置が悪くて巻き込まれる、負傷する・・・そんな「ツイてない男」チャールズにとって最初で最後のスポットライトです!!元プロボクサーの肩書きもここまで来て初披露!慣れないシチュエーションに「ちょ、ちょっとよせよ」と戸惑うチャールズに萌え。ソフィアは初対面でいきなりサインをねだる、ミーハーで失礼な弟ガロをたしなめますが、サハラは「いいのよ。本人だって悪い気はしてないんだから」とチャールズに変わってフォローするのでした。そこへ、今度は敬とエレファンの乱入です。敬はサハラの尻をつつき「俺達のことも紹介してよ」とご催促。尻を触られたのに「ったくも~!」となぜか嬉しそうなサハラ。てっきり殴られるのかと思ったけど、敬はその対象にもならない存在のようです。相変わらず得してますね(笑)。
サハラはソフィアとガロに敬とエレファンを紹介すると、ガロは敬を見るなり「ええっ?!シークレットフォースにはこんな坊やもいるのかい?」とビックリ。それを聞いた敬はガックリ(可愛い)。確かに特別部隊に子供がいたらびっくりしますよね。でも、ガロは間違っています。敬は子供だけど人間です。その隣にいる毛むくじゃらの宇宙人が隊員になっていることの方がもっと衝撃的じゃありませんか?でも、ガロもソフィアもエレファンの存在に無反応。二人は本当にエレファンが見えてるんだろうか??
サハラは敬のことを「彼が我が軍一のヒーロー、レザリオンのパイロットなのよ」と説明すると、ガロは「これはまいったな。すみません、敬。我が軍のヒーローを「坊や」呼ばわりしてしまって・・」と敬に握手を求めるのでした。敬が軍にいることもすごいけど、「レザリオンのパイロットだ」というもっと衝撃的な事実については「これはまいったな」の一言で受け入れるガロ・・・。彼もまた、何かが間違ってますね。
「いや、いいんスよ~、そんなこと~」となぜか腰の低い敬ですが、ガロの胸に五重塔のブローチが付いているのを目ざとく発見します。これは、ジャークに襲撃された時にオリビアが落とした物でした。落ちていたブローチを拾うところまでは理解できるけど、それをわざわざ自分の胸に付けるなんて・・・。ガロってやっぱりちょっと変な奴ですね。でもそのおかげでオリビアとこの姉弟の接触が判明したわけなんですけど。敬も、前回の「京都なのに奈良の大仏」と同じく「アフリカなのに京都の五重塔」と気づいたんだろうな。さすがですね。敬はガロがオリビアに会ったということを聞くと「僕をそこへ連れて行ってください!」と大興奮でしたが、「もうそこには誰もいない」ということと「オリビアが催眠状態だった」ということを知って再びショックを受けるのでした。
ガロからふんだくった(嘘です)五重塔ブローチを見つめつつ物思いにふける敬。チャールズとエレファンが声をかけますが、敬は「このアフリカにオリビアがいるというのにどうすればいいんだ・・」と落ち込みモード。そこへジャーク艦隊が地球へ向かっているという情報が入り、シークレットフォースは迎え撃つことになりました。しかし、敬は「俺はオリビアを探すから先に行ってくれ」と、あと10話で最終回だというのに今更そんな訳のわからんことを言ってチャールズ・エレファンを呆れさせます。見ていた私も「おいおい、それはないだろう」と思ってしまいました。二人に呆れ気味に説得された敬は「わかったよ、行けばいいんだろ?」と逆ギレ気味で出撃するのでした。
その時、サバンナに落ちていた隕石が発動し始めます。忘れそうになりますが、敬達はそもそもコレの調査をするためにアフリカに来ていたのでした。隕石の中身は大きなサボテン型要塞で、サボテンの中にはサバンナ砲という武器が入っていたのです。それにしてもジャークの作戦って、レザリオン達を大気圏外へおびき寄せて置いて、その隙に別の部隊が地上で事を進めるっていうのが多いですね。そして、その戦法に毎回騙される連邦軍って・・・。
サバンナ砲の威力は、地上から大気圏外で戦っているレザリオンやシークレットフォースに向かって発射できるほどすごいものでした。地上ではソフィアやガロが率いるアフリカ部隊が応戦しますが、歯が立ちません。レザリオン達がサバンナ砲に翻弄されている隙にジャーク艦隊が地球へ突入したため、シークレットフォースも逆戻りです。そして結局サバンナに全員集合で地上戦に突入。撃たれるわ、サボテン要塞自体も動き出して攻撃してくるわでみんな大ピンチ。
その時、サバンナ砲の銃口がレザリオンを狙っていることにガロが気づきます。全く気づかない敬。ついに発射されるとガロ(の搭乗しているGロボ)はレザリオンに体当たりして身代わりになり、敬とレザリオンを守ったのです。
変な奴だったけど、カッコいいぜ、漢(おとこ)だぜ、ガロ!!それを目の当たりにした敬は怒りと哀しみで泣きを入れながらサボテン要塞に突撃!レザリオンの運命はいかに?という所で今回は終了です。
今回の話は敬達とチャールズ・サハラの友情と、ソフィア&ガロの交流がイイですね。その代わり、最近結構目立っていたエレファンが再び空気のようになっちゃってますけど・・・。
そして、今回も敬とオリビアのすれ違いが描かれてますが、「五重塔ブローチ」のエピソードはちょっと無理がありすぎるような気がします・・・。オリビアは保護された時点でガロやソフィアが地球連邦軍だということをわかっていたはずなので、いつも付けてる赤いカチューシャとか、35話で登場したロケットペンダント(中は幼い頃のオリビアと両親の写真)を「敬に会ったら渡して下さい」と渡す設定でも良かったかも?
そんな感じで、できればもう少し切ない感じにして欲しかったところです。でも、ガロが最後にレザリオンの身代わりになって自分が撃たれてしまったシーンはイイですね~。これでこそ王道です!
次回もアフリカ編の続きです。しかも、久々にサハラがメインのお話です。
| 2009年11月5日 記 |
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