おともだち絵本シリーズ こえだちゃん 8 「こえだちゃんのかんごふさん」


 

70年代後半~80年代にかけてタカラから発売されていたおもちゃ、「こえだちゃん」シリーズの絵本です。

これはテレビ絵本ではないので、ここで紹介するのもちょっと変なんですが、同じ形態(ボール紙製)の絵本なのでここに載せることにしました。
私はこえだちゃんのおもちゃのちょうどど真ん中世代ですので、とても懐かしいです。幼稚園の頃が流行のピークで、いろんなお部屋・お家のおもちゃを買ってもらったものです。今思えば、多分雑誌の「全プレ品」だったと思うんですが、こえだちゃんのエプロンも持ってました。ピンク色でフリルがたくさんついていて、正面とポケットにこえだちゃんとお友達のイラストがバーンとプリントされていて、かなりお気に入りだったのを思い出します。
発売された頃~80年代半ばまでがこのお馴染みのデザインで、80年代後半~90年くらいにかけてピンクの髪の毛になったり植毛になったりいろいろリニューアルされたようなんですが(当時はちょうどおもちゃを卒業しつつあった時期なので、このことを知ったのは大人になってからです)やっぱりこえだちゃんといえばこのデザインが一番しっくりきます。
この絵本が発売されたのは81年のようです。当時は、「おともだち」のような「講談社の学習雑誌」にお話が連載されていたりもしました。
この絵本は、おもちゃとして発売されていた「こえだちゃん 森のどうぶつびょういん」を舞台にしたお話になっています。幼稚園~小学校の頃一緒に遊んでいた友人が持っていたおもちゃなのでとても懐かしいです。
裏表紙の「パノラマハウス」もイイですね~。いろいろ遊べそうです。こんなことされたら、欲しくなってしまうじゃありませんか(笑)。

 

絵本の内容は、こえだちゃんがかんごふさんをしている「森のどうぶつびょういん」で森の動物達の健康診断をしていると、怪我をした動物達がたくさんやってきました。暴れん坊のクマ「くまごん」に乱暴されたからです。みんなの手当てをしたこえだちゃんがくまごんの健康診断をすると、くまごんは風邪をひいていました。「はやくよくなるように、いちばんおおきなちゅうしゃをうってあげるわ」とこえだちゃんが注射器を見せると、くまごんは「こわいよ~」と逃げていきました。これでくまごんはみんなをいじめなくなるでしょう。めでたしめでたし。

というものです。他のアニメの絵本に比べると、あまりにも文章が少なすぎて、上の説明で半分以上語ったことになってしまいました(笑)。それにしても、可愛らしい絵柄ですよね。文章が少なくても小さい女の子達は大喜びだと思います。それに、小さなキャラクターですが、こえだちゃんやそのお友達の服装なんかも、ちゃんとオシャレにデザインされてます。よく見ると、「森のどうぶつびょういん」以外のおうちも全ておもちゃとして発売されていた物が描かれています。「あっ、これ○○ちゃんが持ってるやつだ~」とか言いながら楽しむことができます。夢がありますねぇ~。


森の動物達を診断するこえだちゃん。パンダちゃんのデザインが懐かしい!!これの人形もってましたよ。
なぜか、キリンだけが手塚マンガ風デザインに見えるのは私だけでしょうか??


大きな注射器を見せると一目散に逃げていくくまごん・・・。イイですね~。こえだちゃんの注射器でかすぎ(笑)!!
こえだちゃんは別に今までの悪事のおしおきのつもりで注射器を見せたわけじゃないのに、なぜ「みんなをいじめなくなくなるでしょう」というオチになるのか・・・というツッコミは置いておいて、子供の頃って注射器がやたら怖く見えたもんです。でも、その逆にとても興味があるというか、憧れでもありました。お医者さんごっこのおもちゃでも注射器が一番好きだったし、小学生の頃は注射器型のシャーペンを持っていたりもしました。




2011年5月19日 記