ハワイ三部作が終わったと思ったら、今回からは怪僧バンズ三部作ですよ。幻覚を駆使して敬達を苦しめるというのが、現実離れしていてイイですね。全員が普通の人間だった反乱軍偏では出せなかった敵ですからね~。なかなか、ファンタジックな(?)ところがいいと思います。
そして、今回やっと最後のキーワード「ライフモス」が登場します。
ハワイから帰ってきた敬達は久々にのんびりと日常生活を楽しんでいました。
何を思ったのか、敬は腰蓑・花輪・お母さんのブラジャーを装着し、公園で近所の人やちびっ子達に囲まれつつ「ハワイ仕込みのフラダンス」を披露していました。しかも、みんなに笑われるとか呆れられるならまだしも、観客全員ドン引きです。無言で敬の行動を見守る人々・・・。その現場に現れたオリビアも、敬のあまりに唐突な行為に「何やってんのよ!」とか「バカね~」とは突っ込まず、ただ呆然。「オリビアも一緒にやらないか?」という敬に「私は遠慮しとくわ」と慌てつつ普通に断ってしまうオリビア・・。こういう時は「アホか!」と突っ込んでくれた方がスッキリするのに、その優しさが余計痛々しいです。そこへ助け舟(?)のお母さん登場!初っ端からハズしっぱなし・滑りっぱなしの敬を引き摺って連れ帰ってくれました。そして、それを終始呆然と見守るご近所さんとオリビア・・。戦い以外の時は3枚目キャラを保とうと体を張ってアピールしてみせた香取親子。「すべり」は想定外だったかもしれないけど、相変わらず見事なサービス精神です。それにしても、敬はハワイで本当に一度でもフラダンスを見たんでしょうか?「戦いが終わってすぐに帰った」とは誰も言ってないし、もしかしたら一泊くらい遊んできてたりして??基地は全滅させてしまいましたけど・・。
以前もどこかで語りましたが、私が始めてレザリオンを見たのがこのシーンでした。それまで、OPとEDの映像とエリックシッドとのツーショットポスターしか見たことがなくて、それ以外に何の情報もなく、敬のことをもっとシリアスで大人しいキャラだと思っていたのでこのシーンをみた時の衝撃はすごかったです。何かが音を立てて崩れていくのを感じました(笑)。「・・80年代のアニメだもんな・・」ということを改めて感じました。80年代は何かというとすぐにギャグとラブコメに走りますからね~。
敬がそんなことをしている時、基地ではゲートボール大会が開催されていました。博士とエレファンが対決して、その様子を将軍・チャールズ・サハラが「微笑ましいね」という感じで見守っています。事件もないのにどこにも行かず、そのまま基地内で息抜きとは、もう「平和記念日」の頃のようにはいかないようですね。
一方、月基地ではジャーク星人達が跪く中、ジャーク大帝が初登場。「ライフモスはまだか」と催促していました。ライフモスというのは火山帯や鍾乳洞に生えている「黄金に輝く命の源の苔」であり、それを食べれば永遠の命を得ることができるという物で、地球侵略に加えこのライフモスを探すことがジャーク星人達の目的だったのです。前回までそんなことに一言も触れなかったくせに、ジャーク星人達は今回から大慌てでライフモス探しを開始。手当たり次第に山や遺跡を掘り起こしていきます。そんなこととは知らず、これを謎の事件と見たシークレットフォースも出動。チャールズ・サハラ・エレファンの3人は調査を始めていました。
その頃月収容所ではスティーブ(オリビアのパパ)とその同僚2人がインスパイアの「ジャーク軍への反乱計画」に巻き込まれようとしていました。最初は「無謀だ」と反対するスティーブでしたがインスパイアに「このままでは地球が蹂躙されてしまう。娘がどうなってもいいのか」と脅されると、その作戦に乗らざるを得ない心境になってしまったようです。インスパイアの計画はブラックベアを使って、ジャーク母船へ突撃することでした。インスパイアはジャーク達にとって「地球の火山についての情報源」になっていて、ジャークの母船へ自由に行き来できるようになっているそうです。母船の様子を見てインスパイアからの出撃の合図を待つ3人。その時、スティーブが通信機を発見します。インスパイアから「次は浅間山と富士山が狙われる」と聞いていたスティーブはそのことを地球連邦軍へ伝えようと通信機を使って情報を流します。・・・それってかなり無謀で危険だと思うんですけど・・・。結果は案の定に終わります。逆探知され、情報源がバレバレになったスティーブ達はジャーク星人達から追い詰められます。危機一髪でブラックベアに乗り込み、ジャーク母船へ突入したものの途中で捕獲され、結局インスパイア共々捕まってしまいました。たとえ通信してなかったとしても、最終的にはこんな感じで終わってたと思いますが、それにしてもスティーブ・・・なかなか大胆ですね^_^; 地球連邦軍より、もっと自分のことを心配してほしいところです。暗殺処分されなかっただけでもマシですが。
ここでやっと敬が登場!今回敬はフラダンスを踊ってスベッただけで何も活躍していません。ここからやっと彼の本領発揮です。スティーブから送られてきた電文で「浅間山と富士山で何か起こりそう・・」ということを知った連邦軍。
敬はチャールズ・サハラ・エレファンと共に富士山へ向かいます。「この情報を送ってきたのは誰なのかしら」と不思議がるサハラとチャールズですが、敬は「まさか、オリビアのパパが・・?」と予想を的中させていました。さすがですね。富士山付近へ到着すると、大穴を残し既に誰もいなくなっていました。そこへ、三味線の音が響きます。今回からしばらく登場する敵「怪僧バンズ」の登場です。それにしても「怪僧」も名前の一部に入ってるんですねぇ~。
バンズは三味線をかき鳴らしつつピラミッドを出現させて敬達の前で崩れさせたり、砂嵐を起こしたりします。洗濯機のようなグルグル砂嵐に巻き込まれる4人がなんだか笑えます。笑うシーンじゃないんですけどね~。しかも、今までのレザリオンではなかったシーンなので、なんだか違和感があります。砂嵐の中、敬はレーザーコマンドを呼びます。こんな時ひと声で飛んでくるメカは便利ですね。チャールズ達はグルグル回りっぱなしですが・・・。
レザリオンで応戦する敬。バンズは自分はメカに乗らず、三味線を弾いて外からジャークサバンを操ります。しかし、レーザーバトルギアを装着したレザリオンに怯んだ隙に砂嵐が消え、元の場所に戻っていました。バンズは幻影を見せて敬達を脅かしていたのです。レーザーソードで真っ二つにされたジャークサバン。勝ち目がないと思ったのか、バンズはすぐにその場を去っていきました。
ジャークがこれからもライフモス探しを続けることを宣言し、そしてバンズが三味線を弾きながら街へ消えていくところで今回は終了です。
今回はライフモスがどれだけジャークにとって必要か、ということが語られていますが、前回まで全くその伏線がなかったためとても唐突な印象があります。ジャーク大帝もいきなり登場して初セリフが「ライフモスはまだか~」ですからねぇ~。
それから、今回もインスパイアが大活躍?でしたね(笑)。彼はこれから最終回まで地味に毎回登場し、活躍していくんですから本当に侮れないですね。あと、オリビアのパパも、気が小さいんだか大胆なんだか、もともと以前からハイ&ローな波があった人物ではありますが・・・。彼もこれからいろいろ大忙しです。
そして次回、ついに敬とオリビアにとって運命の時が訪れます。
| 2009年9月16日 記 |
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