今回は、とにかくイイですよ~~!!全45話の中で一番好きかもしれません。前回の27話からこの28話の流れは個人的には「超名作」だと思っています。この2話を見終わったとき、「これからは堂々と「レザリオンファンだ」と言ってやる!」と思ったものです(笑)。もちろん他の話もとても好きなんですが、特に今回の盛り上がりがかなりツボでした。何しろオリビアの愛が泣かせます。普段からラブラブな二人ですが、どちらかと言えばこれまでは敬→オリビアな描写が多かったと思います。でも、今回は逆なんですよ。今まで敬に助けられていたオリビアが、今度は敬を助ける番です。オリビアの気持ちはこのサブタイトルどおり「愛の賛歌」の歌詞そのままなんじゃないでしょうか??
あと、今回からOPの映像がジャーク編バージョンに変わります。ゴッドハイドの顔アップのところがギャリオサバンに、敬がタイピングしている所がレーザーバトルギア装着シーンに差し替えになるんですが、どうせならバトルギア装着シーンは次回からにして欲しかったところです。今回の話がバトルギア初披露なのに、OPでいきなりネタばれというのはちょっと残念な気がします。
前回の戦いからおそらく一夜明けた後だと思いますが、前話の回想シーン→敬の夢で始まります。夢でうなされる敬。ギャリオサバンの串刺しの威力はすごかったらしく敬はすっかりトラウマを抱えてしまったようです。ところで、今回敬は上半身裸で寝ていました。上半身裸で寝るとなんか「悩める若者」っぽく見えてイイですよね~(笑)。普段は子供っぽく描かれているのでちょっと違和感があるような気もしますが、新鮮でした。あのロンパースみたいなつなぎが余計子供っぽくみえるんですよね。可愛いので別にいいんですけど。あと、アニメキャラの寝巻きで発見したことがあるんですが、70年代は男性だと青系の縞パジャマ(全開前ボタンでいかにも「パジャマ」なシンプルな形)で、女性の場合はネグリジェが多いんですけど、80年代になると男女共に上下お揃いのスウェットのことが多いんですよ。私服がベルボトム→スリム・ストレートに変化したように、パジャマにも流行があるんだなぁと思いました。ちなみに、敬とオリビアもスウェットっぽいのを着ていました。
話がズレましたが、敬はあの串刺しの後、とどめを刺されることなく無事に家に帰って来れたということですね。あんなにギャリオ優勢だったんだから、そのままバッサリグッサリとどめを刺せばレザリオンなんてイチコロだったような気がするんですが・・・(私はどっちの味方なんだ)。他のヒーロー物でも言えることですが、「ここであっさり殺してしまうのも面白くないからじわりじわりといたぶってから・・」とか、「こんな弱すぎる相手と戦って勝っても面白くないから出直して来い」とか言ってなぜか見逃してくれるんですよね。そうやって余裕をこいてチャンスを与えているうちに形勢が逆転して結局はやられてしまうのに、敵って哀しいですね。
敬は基地のコンピューターを使ってレザリオンの中身の修理をしていました。敬は地道にタイピング作業、外側の見える部分の修理はメカニック担当の人がやっているようでそのあたりがなかなかリアルですね。博士は敬を元気付けるためにもレザリオンの強化作戦に必死です。記憶を取り戻し、急に理知的になったエレファンも手伝っていました。
そこへいつものようにオリビアが訪ねてきますが、余裕のない敬は「あとにしてくれ」と面会を断ってしまいます。ここで「いつもなら何をおいても真っ先に駆けつけてくれる敬が初めて面会を断った。オリビアは敬が遠くへ行ってしまったようで寂しかった」という内容のナレーションが入るのが切なくて良すぎです。
ジャークは地球に「ジャークシティ」を建設するために軍のメカを引き連れてやってきます。ジャークが地球を侵略しようとするのは「資源が豊富だから」で、「人口を増加させること」「食料難を解消すること」が目的でした。ジャークは地球へ全面降伏を命じますが、もちろん連邦軍は聞き入れません。地球を攻撃してくるジャークに怒った敬は「今度こそ」とレザリオンで応戦します。
しかし、勢い良く飛び出して行ったものの、いざギャリオサバンと対面すると前回の戦いの恐怖が蘇り、敬は一歩も動けなくなってしまいます。そんな敬をあざ笑うギャリオ・・。固まってしまったレザリオンは迎えに来たG1とG2に抱えられて退却します。敬はその中で悔しさのあまり号泣するのでした。
ここでもギャリオはレザリオンを倒さずに逃がしてしまいます。そして、敬はやっぱりこの後家に帰ります^_^; 昨日と全く同じじゃん・・!!
普通だったら誰もいない訓練室とかで「ちくしょう!」とか言いながら壁にパンチして自分の拳を血まみれにしたり、雨の降りしきる河原や橋の下で号泣するとか、暴れるとかそんな展開になりそうなものですが、とりあえず自宅に帰って部屋に篭ってシクシク泣いている所が敬らしいな、と思いました(笑)。敬にとっては自室が一番落ち着くということでしょうね。
そんな敬の様子を耳にしたオリビアは元気付けようと訪ねてきますが、更にパワーダウンした敬はカーテンの締め切られた部屋に閉じこもっていて、「帰ってくれ」と追い返そうとします。一瞬哀しげな顔をしたオリビアですが(ここがまたイイ!)、「いや!私、敬といたいんだもん」ときっぱり言い放ちます。イイですねぇ~~。こんなにはっきり宣言してもらえるなんて敬は幸せモンです。そしてオリビアは敬を元気付けるため数々の作戦を決行します。
まず第1弾は「ギター演奏作戦」。部屋にあったギターを弾いて敬の心を開こうとします。これがまた、アナログで古臭くって素敵なんですよ。心に染み入る名シーンです。敬の部屋にギターがあるのがキャラ的に「ちょっと違うだろう」という気がしますが、たまにはこんな小道具も素敵です。
「体が動かなくなった」とぽつりぽつりとつぶやく敬を懸命に励ますオリビアですが、敬の心は晴れないままです。
そこへ、作戦第2弾!「デビッドからの電話作戦」です。敬のパソコン友達・デビッドに励ましてもらおうとあらかじめオリビアが連絡を取っていたのです。その作戦は敬にバレバレでしたがとりあえず久々にゲームをすることになりました。敬が戦いに巻き込まれるきっかけになったロボットゲームです。しかし、デビッドのロボットが攻めてくるのを見た途端、敬のトラウマが発動!パソコンに突っ伏して泣き出してしまいました。画面上のロボットを恐れるほど敬のトラウマは深刻でした。デビッドはとりあえず敬を慰めますが、どんな言葉も敬の耳には入らず、途中で通信を切ってしまいます。
ここのシーンはずっと物語を見ていればとても切ないですよね。敬、かわいそうです。彼の細腕にはこんな仕事重荷すぎだ。Gロボがもう少し強ければなぁあ。と心から思ってしまいます。
そんな時、ジャークがまた攻撃を仕掛けてきます。人々が避難して二人だけになった街。「二人っきりだなんて、そんな甘っちょろいことを言っていいのか?パパのことは・・」と言いかける敬に「パパには会いたいわよ。でももういいの!敬のこんな姿、もう見たくないもの」と駆け寄るオリビア。パパ的には「┗┃ ̄□ ̄;┃┓ ガーン!!」という感じですが、オリビアの愛・MAXです。「パパのことはもういいの作戦」も失敗でしたが、パパのことは今後もちゃんと描写されますのでご心配なく・・。
その時、シークレットフォースが出撃、みんなジャークに倒されていきます。勝ち目がないのに戦っては倒れていく隊員達を見た敬は決心します。「俺は行く。戦わなければ!」と・・。いや~カッコいいですね~!
なんとかレザリオンで出撃したものの、再びギャリオサバンに怯える敬。絶体絶命の時、ギャリオサバンに向けて一発の銃声が。なんとオリビアが銃(バズーカ砲?)を放ったのです。しかも、その銃は偶然辺りに転がっていた物でした。そしてレザリオンの前に立ちはだかり敬とレザリオンを守ろうとしたのです。このシーンは何度見てもカッコよくて素晴らしいとしかいいようがありません。ここで流れるBGMのギターも似合いすぎです。オリビアは生身の体でレザリオンを守ろうとしたのでした。オリビアを踏み潰そうとするギャリオサバン、敬はオリビアを守ります。
そこへ、タイミングよく強化パーツが完成。博士からの連絡でキーボートを叩く敬!ついにレーザーバトルギアのお披露目です。装着シーンもここで初登場ですが、これがまた気合が入っててキラキラでカッコいいんですよ。オリビアのスペシャルMAX愛のおかげで勇気を取り戻した敬。レーザーバトルギアの防御力も相まって、ギャリオサバンを串刺しにします。「ばかな!」という言葉を残しギャリオは退却。「光の世界」をBGMに、オリビアとレザリオンの中の敬が見つめあうシーンで終了。
私なんかがレビューするにはもったいないほどカッコよくて出来すぎた話でしたが、少しでもその良さが伝わったでしょうか??ロボット同士の戦いに生身のオリビアが応戦して敬を守ろうとする「バズーカ作戦」なんかカッコよすぎでいじらしすぎて、ロボットアニメが好きならシビれること間違いナシ!
挿入歌「忘れないでForever」「光の世界」が聴けるところもイイですよ。特に「忘れないで~」の方はまるで映画主題歌みたいな感じで、映像にマッチしすぎでした。
レーザーバトルギアがなくても、最終的に自分でトラウマを乗り越えたシーンも素晴らしいかったです。
という訳で、敬・最大の試練の巻でした。でも、これで終わったわけではありません。むしろ本当に大変なのはこれからなんですよね。
| 2009年6月30日 記 |
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