ひかりのくにテレビ絵本 花の子ルンルン3「さくらそうのはなことばの巻」


 

この絵本はアニメの21話「ブレーメンのわんぱく坊や」が元になっています。こちらも話のオチはアニメと同じですが、途中にいろいろ違いがあります。「1」と「2」よりも多いかも?


この絵本の内容は、ドイツにやってきたルンルンが、何の前触れもなく小さな男の子(エミール)にストーカーされる所から始まります。理由を聞いても「行く方向が同じだけ」と言って撒いても付いてきます。そのうちに「はなが たくさんさいている いえに いくんだよ」と答えたため、ルンルンは思わず七色の花を期待。それを聞いていたトゲニシア達はエミールを誘拐してしまいます。ルンルンはとっさに警察官に変身してトゲニシアを追い払います。その後、エミールに連れられてある家に行くと、突然エミール号泣。ここは亡くなった母親が住んでいた家で、どんな家に住んでいたのか見てみたかったとのこと。そんなエミールにルンルンは自分も両親がいないということを話し、慰めます。なんだかよくわからないけど二人の間に友情が芽生えた所でなぜかめでたしめでたし。最後はいつものようにセルジュが花の種(さくらそう)を渡して終わりです。さくらそうの花言葉には「きぼう」という意味があるとのこと。

この話、アニメの内容を見ていれば大丈夫なんですが、見ていなかったらなんだかよくわからないと思います・・。アニメだと、最初にエミールがルンルンに付きまとった理由は、ヌーボとキャトーが言葉を話す所を見てしまったからです。「この犬、しゃべってる~!みんな~!犬がしゃべるよ~」と野次馬を集め、ヌーボの頭を何度もグーで殴り「しゃべってみろよ~!」とわめくエミール。ルンルンが注意するのも聞かず公園の花を勝手に引っこ抜き、その罪をルンルンにかぶせ、自分はダッシュで逃走するなどウザさ大爆発。
絵本ではその後トゲニシアに誘拐される展開になっていますが、アニメでは「花探しの邪魔になる」とのことで「花粉風」によって一度引き離す(ルンルン達のみ吹き飛ばす)だけです。トゲニシア、今回は何気に意外といいことをしてくれちゃってますね(笑)。ルンルンが警察官に変身するシーンも絵本オリジナルです。アニメではルンルンの変身シーン自体ありません。
その後も、絵本ではエミールがルンルンを母親が住んでいたという家に案内していますが、アニメではエミールは家出少年という設定で、義理の両親が迎えに来て、エミールとルンルンを連れて行くという展開になっています。ラストはだいたい同じような感じなのですが、なぜか花言葉が違います。アニメでは「おおきんけいぎく」で、花言葉は「いつも明るく」だったのが絵本ではなぜか「さくらそう」に変わっています。内容からして花言葉は「いつも明るく」でも「希望」でもどっちでもいい感じなんですが、なぜわざわざ変更したんでしょうね~?

 

エミールを撒くも、一歩ウワテなエミールに簡単に見つかってしまい「アイタタ・・」なルンルン。「しまった!!」
グッズやおもちゃではお嬢様っぽく描かれているルンルンですが、この表情はアニメでのキャラクターが良く出ています。


警官に変身して、トゲニシアとヤボーキを追い払うルンルン。まるでカツオを追いかけるサザエさんのような雰囲気です。「ふじんけいかんが おってきたので びっくりして」逃げていく二人・・。潔いですね。ルンルンの呪文も「フレール、フレール、ル、ル、ル」になっていて微妙に違います・・。(本当はフレール×3です)それよりも、確か、この白い花の鍵(初期変身アイテム)の時は呪文を言わなくても花に光を当てるだけで変身できたんですけどね~。アニメで花の鍵がリニューアルしてから、この絵本が描かれたということなのかもしれません。


最後のページ。
左のルンルンが可愛い!

私が持っているルンルンの絵本はこの3つなので、絵本シリーズは今の所これで終わりです。また他の本を手にする機会があればご紹介したいと思います。・・・それにしても、この絵本、3冊とも内容はいまいち・・私個人の意見ですが、これを幼稚園に行くか行かないかの小さな子が読んでおもしろいのかな・・と思います。絵柄は可愛くていいんですけどね~。




2007年5月1日 記