やっと全話見終えたので、少しだけ感想を書きたいと思います。
1981年に放送されていた「戦国魔神ゴーショーグン」です。当時のアニメファンの方なら100%知っているのではないかと・・。今回これを見ようと思ったきっかけは、家にDVDがあるからです。もともとそこまで興味がなかったのに、いつ、どういう理由で購入したのか全然覚えていません・・。
今まで、東映やサンライズ系のロボットアニメはたくさん見てきたし、見方(?)がわかっていたのですが、この路線についてはJ9シリーズなどもそうなのですが、最初の数話だけ試しに見ただけで、その後なんとなく見なくなってしまう・・というパターンを繰り返していました。というのも、これとかJ9シリーズとかは、スタイリッシュな雰囲気と粋な会話が売りポイントだったりして、あまりオシャレでない私は付いていけなかったのです(笑)。普段から本気なのか冗談なのかよくわからない会話が繰り広げられ、バトル中でもそんな感じなので私としては「もっと真面目にやれぃ!!」と思ってしまいます。たまになら、そういう雰囲気でも息抜き的でいいのですが、ずっとそれをやられると逆に疲れてくるというか・・。きっとこの時代には、それまでの重くクソ真面目な雰囲気と、すぐアツくなるところがちょっとダサいと思われていたのでしょう。80年代ってどのアニメも漫画も、すぐにギャグをやろうとしてましたからね。
全話見て、良かった点から。まず主題歌がイイ!!特にOPの♪合身GO、合身GO、戦国魔人ゴーショ~グ~ン♪の所が、映像ともマッチしていてとても好きです。OP映像だけでも何度も見てしまいます。あと、EDも感動的です。OPもEDも、当時らしく王道なものでとてもイイ。
あと、キャラデザがとてもイイ!!あのデッサンに狂いのないカッチリした感じが大人っぽくて好きです。ここに載せている画像はDVDのジャケットで近年描かれた物だと思いますが、昔のやつの方が何倍もイイです(^^;) いろいろ当時の画像を探したのですが、あまり適当なのがなくて、結局これにしてしまいました。当時の番宣ポスターとかがあれば一番雰囲気がわかっていいんですけどね。これに限らず70年代~80年代のアニメのデザインって本当にいいなと思います。本編は作画が変な時もたまにあったけど、全体的にきれいだったと思います。あと、メカやコンピューターもすごく新しい感じがするというか、普段70年代の物を中心に見ていると、たった数年しか変わらないのに80年代に入るとこんなに絵柄がきれいになるのかと感心しました。
メインキャラの3人もイイですね。初期のケンタが打ち解けるまでのごたごた話や、メンバーの過去話、ゲストとの交流話とか毎回舞台が違うところとか、良かったと思います。特に私は少しずつ全員が距離を縮めていく初期の話が好きです。レミーのセリフですごく好きなのがあって、OVAが「自分だけロボットだから」と疎外感を感じる回で、男子たちがみんなで風呂に入ってコミュニケーションを深めようとした時、キリ―に「レミーも一緒に入らないか?」と言われて「やめとくわ。ますます汚れちゃいそう」と返したところです。レミーはセクハラ返しがとても上手くて、この返しに「センスあるなぁ」と感心したものです(笑)。
逆に、個人的にイマイチだなぁと思ったのは、ゴーショーグンで戦う時に叫びがないこと。攻撃は基本無言で、「GO ゴーショーグン」「ゴーフラッシャー」くらいしかなくて寂しかったです。叫ばないならガンダム以降のサンライズロボくらいクールに(?)徹底するか、70年代東映ロボのノリで思い切りやるか、どちらかにしてほしかったです。あと、合身という収納システムも個人的にはイマイチ・・。戦いはかなり地味に感じましたが、おもちゃの売上的にはどうだったんでしょうね?
あと、後半になると敵が何をやってるのかだんだんわからなくなってきました。最後も結局やっつけてはいないんですよね。ケンタが最終的に結局どうなったのか、どこに行ったのかもあまりはっきりせず、なんかこう・・「敵をやっつけてやったぜ。もう世界(地球)はこれで完全に平和になったぜ!」というはっきりした確証が欲しかった。ラストでメインキャラ達のその後がナレーションで明かされますが、全員何らかの理由で報われてなくて笑ってしまいました。ここは面白かったです。
あと、ずっと気になってましたが、ケンタのデザインが子供っぽすぎ!最初5~6歳くらいかと思っていたら、10~13歳までの3年間だったとは・・。他のキャラがみんなリアルで大人っぽいデザインなんだから、それに合わせてちゃんと10歳くらいに見える等身・デザインにして欲しかったです。とはいえ、ケンタのデザインはとても懐かしい感じがします。あの当時の子供ってみんなああいう服装をしていて、イメージ的にあんな感じでしたよ。でもやっぱり小学校低学年くらいまでのイメージですね。あと、初期のケンタのわがままっぷりも年齢的にどうなんだという感じで、ここももう少し幼い年齢で始めればよかったんじゃないかと思います。
敵について触れていませんが、単に興味がないからです。このアニメといえば、主役側よりもブンドルなんですよね。確かに美形だけど、私はやっぱり興味が持てず、「ほうほう、これがかの有名なブンドル様か」という感じでした。みんな、なんでそんなに美形の敵が好きなのか。私にはわからない・・。真吾とかキリ―とか、サバラスの方がカッコよくないか?? しかも、敵側って思ったよりも深く描かれてなかったと思います。過去エピソードもなく、なんでそこにいるのかとか不明のままでした。映画ではいろいろ触れられるんでしょうか。まだ見てないのでわからないのですが・・。
読んでいただければわかると思いますが、そこまで内容にもキャラにもハマらなかったけど、面白かったです。26話しかないので、気軽にサクッと見れるところもいいですね。
今回もまたあのノリにあまりついて行けなかった私・・でも、戦いの時にいつもみんなが冗談ばっかり言い合っているのは「怖いから」だそうです(レミー談)。それなら仕方ないか。
しかし、今年は2022年。もう40年以上前に作られた作品です。そろそろついて行けるようになりたいところです。ボルテスの感想の所でも同じことを語っているけど、時代は巡り廻っていくもので、10年がひと昔とすればもう4周目なんですよね。ということは今これを見るのは逆に最先端オシャレに感じるターンに入ってきているってことでは??ファッションや雑貨なんかも、また30年・40年前のが流行ったりしてますからね。アニメについてもそうだと思うことにします(笑)。
| 2022年11月25日 記 |
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