ビデオ戦士レザリオン 全話レビュー 19話

内容
日本では、食糧不足が問題になっていた。食糧を積んだ輸送船団が、全て反乱軍から攻撃されてしまうからだった。食糧不足は深刻になる一方。その被害はサファリパークにまで及び、動物達までが飢えに苦しんでいた。学校の宿題のために訪れていた敬とオリビアはその様子を目の当たりにし、何とか動物達を助けようと奔走する。

この話は、個人的にレザリオン45話中一番どうでもいいエピソードだと思ってたんですが(汗)、このレビューのために改めて見返してみると、食糧不足という、レザリオンワールド的には死活問題だったことに気づきました(遅)。ただ、食糧危機に陥ったのは日本だけというのがスケールが小さいというか・・・。というのも、地球連邦軍の大元の基地が日本にあるため、反乱軍は「日本さえ食糧がなくなれば戦わずして連邦軍を飢え死にさせることができる→レザリオンを倒せる」・・と考えたわけです。

今回は、敬のお母さんがスーパーへ向かってダッシュしている所から始まります。スーパーへ着くとすごい人だかり。いつの間にか牛肉がお一人様500gまでの配給制になってしまったようです。

敬とオリビアは学校の宿題のためにサファリパークへ来ていました。一週間も通いつめていた二人はすっかり動物達とお友達になったとのこと。そしてオリビアが特に仲良くなったのがダチョウの「マッチ」!!敬も思わず反応したこのネーミング、ギンギラギンにさりげないあの某アイドルが浮かんできますが、多分元ネタはこの方で間違いないでしょうね~。次々と斬新なネタを投下して2000年代に生きる私を驚かせてくれるレザリオンですが、こういう所が「ああ、84年なんだなぁ~」と感じます。
そしてこのマッチこそが今回のエピソードの重要な役割を果たしてくれます。
敬とオリビアにサファリパーク内を案内していたのは飼育係のトミー。このトミーも地味なゲストキャラながら大活躍です。敬達は、このトミーから動物達の食糧がどんどん不足してきていることを聞きます。

そんな非常時にも関わらず、この状況を喜んでいる組織が反乱軍以外にもありました。ある肉屋(その名も大森肉屋!)の社長です。この社長は手に入るだけの肉をどんどん買い占めておいて後々高額で売ろうと企んでいる、まるで「一休さん」に出てくる桔梗屋さんのような人物なんですが、反乱軍とは全く関係ありません。単なるセコイ奴なのです。

後日、食糧を積んだ海外からの輸送船が日本へ向かう途中、反乱軍に攻撃されて全滅したという知らせが連邦軍に入ってきます。これで6回目だと頭を抱える将軍。モンローが「これが最後です」とコーヒーを持って入ってきますが、コーヒーが最後の一杯になるほど深刻な状態だったとは!!切羽詰まりすぎ!!軍の上部がこんな状態ということは、一般市民の生活は一体・・と気になる所ですが、敬やオリビア、買い物に来ていた敬のお母さんもあまり危機感を感じていない所が不思議です。ただモンローのセリフによるとインスタントコーヒーはあるようなので、保存が利く物や日本で製造できる物についてはなんとか大丈夫な状況なんでしょう。
そんなモンローに「苦労をかけるね」と労う将軍ですが「苦労せずにダイエットできるからいいんです」と笑顔で答えるモンロー。なんていい人なんだ。

サファリパークでは、動物達のえさを運んでくるはずだった輸送船が攻撃されてしまい、敬達はショックを受けていました。その時、例の肉屋の車が意味もなくサファリパーク内を車で通り抜けていきます。その時に社長が投げた葉巻を、空腹だったダチョウのマッチは食べ物と勘違いして食べてしまいました。苦しむマッチに向かって「死ぬな」「頑張れ」と励ますトミー・敬・オリビア・・・。そんなことする前になんとか吐き出させることが出来たような気がするんですが、とうとう力尽きてマッチは死んでしまいます。社長に詰め寄ると「こんな所にサファリパークがあるのがいけないんだ」と取り合ってもらえません。マッチの敵討ちのため、「買い占めている肉を全て動物達にくれてやる」と意気込むトミーに、「そんなことしたら大変なことになるよ」と慎重派な敬。しかし「私も」とやる気満々のオリビアを見て、敬も一緒に協力することになるのでした。

そんな時、今度は地球に潜んでいる反乱軍の工作員がある作戦を決行しようとしていました。サファリパークの動物達を利用(洗脳して街に放す)して、東京の街をムチャクチャにしようという作戦です。それにしても、肉屋といい工作員といい、何でこんなにサファリパークに無理矢理絡もうとするのか・・・。

その晩、敬とオリビアはトミーとの約束を果たすため、サファリパークに向かいますが、途中で反乱軍の工作員にやられてしまいます。オリビアは口を塞がれて縄をかけられただけだったので(それでも普通に考えればすごいことだけど・・)自力で脱出しますが、剣道着姿で自転車に乗っていた敬は銃で撃たれてしまいました(汗)。
しかし、3話で銃の乱射に巻き込まれてもかすり傷ひとつ負わなかった強運な母親の血を受け継いでいる敬は、面と胴着をつけていたお陰でこれまた一発も体に当たらず免れていたのでした(^_^;) 剣道着をプロテクター代わりにして自転車で向かってくる所も面白すぎだけど、強運すごすぎ!!思えば、全話通して敬が負傷したシーンってほとんどなかったかも・・・。
工作員の動きを知った敬とオリビアは急いでサファリパークへ入ろうとしますが、そんな時反乱軍の攻撃が。トミーはオリビアに任せて、敬はレザリオンで出撃です。

二人の到着が遅いので、トミーは「敬やオリビアは口だけの同情だったのかも」と1人で計画を実行することにしました。サファリパークのライオン達は工作員に操られて攻撃的になっています。脱走して街を襲うライオン達。しかし、普段から甲斐甲斐しく動物達の世話をしていたおかげか、トミーが近づくとライオン達の洗脳はすぐに解けてしまいまし
工作員はダイナマイトを積んで連邦軍基地へ侵入して来ていましたが、そこへライオンに乗ったトミー参上!!他のライオン達を指揮して工作員達をやっつけてしまいます(すごすぎ!)。そんなサイボーグ008のようなトミーを、オリビアの知らせで駆けつけた連邦軍が援護。こちらは一件落着です。

その頃、G1とG2は反乱軍の攻撃にいつものように苦戦していました。そこへレザリオン登場!!レザリオンは、いつものカッコイイOP主題歌が流れる中、反乱軍の原子力潜水艦の中に電送で直接侵入して軽くやっつけてしまいます。その間、ほんの2分程度。今回はトミーの活躍に時間を割いてしまっているおかげで、番組としては肝心のレザリオンのバトルシーンがかなり駆け足になっちゃってます。その後こちらも一件落着。

最後に、今度はマッチの仇・肉屋へのお仕置きが待っていました。「肉なら返すから~」と言う社長のお尻にライオンが噛み付いて「もうこりごりだよ~勘弁してくれよ~」状態。それを見ていた敬・オリビア・トミーが「アハハハハ」と和んでめでたしめでたし。
輸送船が日本に着いたので食糧不足も解決です。

今回の話は、レビューがなかなか進まず、ダラダラと時間がかかってしまいました。内容的にはユルイ方で、難しい話でもなかったのですが、サファリパーク・連邦軍・反乱軍・工作員・・・いろんなことを説明しなければいけなかったからかもしれません。何となくかったるかったです(^_^;)

個人的には、肉屋って別に出てこなくても良かったんじゃないかと思うんですけどね~。葉巻を捨てる役目だったら工作員でも出来そうですし・・。「肉を買占めする業者」をどうしても入れたかったのかもしれませんが・・・。サファリパーク内を車で通ったのも意味不明でした。



 

2008年11月20日 記