ビデオ戦士レザリオン 全話レビュー 18話

内容
敬の学校に転校生がやってきたが、その正体は月からの亡命宇宙船に紛れ込んで地球へ来たエリック・シッドの妹、ケティだった。敬を気に入ったケティは、オリビアと剣道の試合をして、デート権を獲得する。浮かれる敬だが、そんな時反乱軍の攻撃が開始された。敬とケティはデートの約束をしたまま、お互いの正体を知らずに戦うことに・・。


今回の話は、一見明るい話に見えてなかなかダークですよ。私の中の「レザリオン・ワーストエピソードベスト3」の第3位がこれでした。これでベスト3全てが出揃ったことになります。改めて書くと、1位「走れオリビア(12話)」・2位「休日戦争(13話)」、そして3位がこの「ハロー転校生(18話)」でした~。これが、同じ鬱エピソードでも1位、2位とはまた違ったイヤさがあるんですよ(苦笑)。

月からの亡命者を乗せた宇宙船が地球へやってくる所からスタートしますが、将軍は怪しみながらも地球への着陸を許可します。その代わり亡命者に見張りをつけることにしました。そしてその中に中学生の少女がいたことから、将軍は敬に見張りを頼むことに。しかし、通学の準備に忙しい敬に「悪いことをした訳じゃないんだし」とあっさり断られてしまいました。このシーンで、敬の貴重な生着替えが拝めます。しかも、こんなことを思ったのは私1人かもしれませんが、妙にエロかったです(笑)。他のところでも語りましたが、敬もオリビアも服を着ている時は子供っぽい感じなのに、脱ぐと結構スゴイのです。それで、あまりすごすぎてもエロさは感じられないのですが、今回の敬は年相応なお色気を醸しだしていて、私にはあまりにまぶしすぎました。しかも、今回見る限りでは敬のあの普段着のツナギの下ってノーパンじゃないですか???どう見ても、裸の上に直接ズボンを履いてるような感じでしたよ。パソコンで将軍と会話しながらの着替えだったんですが、そのパソコン台に隠れて見えそうで見えないような、その演出も一体!!??デジタルとエロの融合?!あのパソコンはテレビ電話みたいになっているので、将軍には全て丸見えだったと思います(笑)。ノーパンか否か、将軍のみぞ知る事実ですね。

あのツナギにしたって、実は上下セパレーツ式?今時流行りの2WAYなんでしょうか??謎ですが、あのひし形のベルトに秘密があるようですね!さすがレザリオン、ファッションの方も先を見据えてますね。

地球では、このところ反乱軍の攻撃がない(またか・・)ので敬は浮かれ気味。「やっと普通の男の子に戻れた」とウキウキしながらオリビアと登校しています。わざと間を空けて油断させておいて、ある日突然ドカンと大きな攻撃を仕掛けてくる作戦第2弾です。さすがに今回は将軍も博士も警戒してましたけど、敬は相変わらず平和ボケしています。
「平凡な日常」を愛する男、香取敬。たとえクラスメイトにあまり相手にされてなかろうと、オリビアさえいれば楽しくて仕方がないようです。しかも「普通の男の子」って自分で言うところがイイですね~(笑)。

そこへ、今回のゲストキャラ・ケティが転校生として登場!!レザリオンのゲストキャラ随一の美少女で、どことなく「魔法の妖精ペルシャ」の変身後の姿に似ています。学校へモーターサイクルで乗り込んでオリビアと言い合いになりましたが、優しく声をかけてくれた敬のことは一度で気に入ったようです。
デレデレする敬にオリビアは「浮気者!」と大激怒。「浮気者」・・80年代の男の子キャラにたくさんいますね(笑)。嫉妬でイライラのオリビアはその日の剣道部で大荒れ。怒ったオリビアはマジで怖いです。そこへケティがやってきて、敬とのデート権をかけてオリビアと剣道で対決することになりました。♪けんかをやめて 二人をとめて~♪状態の敬。女の子にもてなくて、人望も薄い敬が初めて人にもてはやされている!!一視聴者として嬉しい展開です。よかったね~敬!!
剣道の腕は確かなオリビアですが、ケティにあっさり負けてしまいました。敬は、あまりの運動神経の良さに、反乱軍と絡んでいるのではと心の片隅で思いつつも、まさかこんな可愛い子が・・と考えるのでした。

成り行きとはいえ、本気でデートの約束をしてしまった敬は、公園でケティと待ち合わせをすることになりました。待ち合わせの時間までバイクを飛ばして、絡んできた暴走族をやっつけたりと活発なケティですが、「月に比べて地球はこんなに生き生きしている、私も敬やオリビアと一緒に地球で生活してみたい」と兄のエリックシッドの写真入りのオルゴールペンダントに向かって語りかけるのでした。ケティにとってレザリオンは兄の仇。レザリオンがいるから月や地球が平和にならない、と思っているようです。
一方、能天気な敬はルンルンでデートに着ていく服を選んでいました。「俺って何を着ても似合うからな~」と自分萌えする敬。そうかなぁ~。はっきり言って他の服はあまり似合ってないような気がするけど。やっぱり敬はいつもの作業着みたいなオーバーオールが一番似合うと思います。あと、学ランとか星座をモチーフにした鎧とかも似合いそうですよね。

その後、ついに反乱軍の作戦が開始される時が来ました。海底基地から出撃するケティ。ケティはまだ少女ながら海底基地にあるレッドベア隊の隊長だったのです。戦闘開始を聞きつけて敬も出撃しますが、「これからデートなんだから早く片付けなくちゃ~!」とおふざけモード。今から戦う敵がそのデートの相手だとは知らずに・・。
先に駆けつけていたチャールズとサハラは苦戦していました。サハラによるとレッドベア隊は「いつもの敵と違って素早い」そうです。「ガキっちょは?」と珍しく敬のことを当てにしてしまいそうになってましたがやっぱり「レザリオン早く来て」とは言わないのがさすがです。敬は連邦軍の基地に向かった敵を倒しに行ったため、今回はG1・G2とレザリオンは二手に分かれて戦うことになります。久々に(?)G1・G2は自分達だけでその場を凌ぎました。敬を心配するサハラですが、チャールズは自分がヘトヘトに疲れていたため、「ガキっちょのことだ。大丈夫だろう」の一言で終了。いつも助けてもらってるくせに、適当すぎ(笑)。

チャールズの想像通り、敬はいつもと同じく余裕でした。敵が素早いためか、タイピングの速度はかなりUPしてましたけどね。
ケティの乗ったレッドベアと一騎打ちになったレザリオン。ケティも一歩も引きませんが、意味もなく例のオルゴールペンダントが落下。そこで油断して隙を付かれ、「兄さん!」の叫びと共にレザリオンに真っ二つにされてしまいました。
そして軍では、冒頭で見張りを付けた亡命者全てがこのレッドベア隊だったことが判明していました。

戦いが終わって、敬はケティとの待ち合わせ場所の公園に向かいますが当然ケティは来ません。「二時間も遅刻したんだから、怒って帰っちゃったんだろうな。明日学校で謝ろう」と敬も公園を後にします。誰もいない公園・・と思ったらオリビアが隠れてその様子を伺っていました。「敬のやつ、フラれてやんの」と微笑む所で後味悪く終了。

こういう話ってロボットアニメによくあるパターンで、戦っている途中で「君はまさか!!」となって、戦いをやめるように説得。そしてラストは主人公の胸の中で息絶える・・というのがありがちなんですけど、今回はお互いに何も知らないまま終わってしまったのがちょっと違うところですね。視聴者から見るとけっこうむごい話なんですけど、当の本人達がこの事実を知らないため最後までほのぼのストーリーのまま、というところがかえって後味悪いです。

当然、翌日からケティは学校に来るわけないんですけど、敬達は深く考えることもなくそのまま忘れ去られて行くんでしょうね。ラストシーンのBGMも、特に寂しげな感じでもありませんでしたし、そのあたりのクールさがこのアニメの特徴だったりもするんですけどね。



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2008年11月12日 記