85年に放送されていたシンエイ動画版・オバケのQ太郎のとってもキュートなテレビ絵本です。
3度目のリメイク作品で、世間一般的には(?)これ以前の2作の方が有名&人気なようですが、私の世代のQちゃんといえばやっぱりコレ!原作は昭和30年代後半~40年代前半の雰囲気満載で、子供時代の私にとっては少々古臭い気がしたのですが、アニメ版はちゃんと時代に合わせてアレンジしてあるところが良かったです。絵柄もとても可愛いですしね。オバQに限らず、シンエイ動画がアレンジ(デザイン)した藤子キャラが大好きです。原作のデザインに丸みと厚みを持たせて、可愛い部分をより可愛くしてるところがイイんですよね。
いろんな所で触れてますが、私は小学校1~2年生の頃、オバQが大好きでした。原作コミックもたくさん集めていて「これがアニメと同じ絵柄&設定だったらいいのにな・・」と思いつつ脳内変換していたのがとても懐かしいです(笑)。グッズも原作の絵を基にした物が多くて、唯一、映画を観に行った時に買ってもらったパンフレットに載っていたのがアニメのセルイラストで、それを大事にしていたのを思い出します。
今思えば、ここで紹介する「テレビ絵本」を買えば簡単にアニメのイラストを楽しむことが出来たんですよね・・・。当時はその発想は全くありませんでした。小学校低学年なので、普通に絵本が買ってもらえる年齢だと思いますが、自分の中で「これは幼稚園くらいの子が買う物」という固定観念が無意識のうちに働いていたのかもしれません。
絵本の内容は、大原一家や正ちゃんの友達と一緒に「しおひがり」に来たQちゃん。何も知らないQちゃんはいつもの通りみんなに迷惑をかけつつボケをかましつつ貝を探しますが、なかなかみつかりません。海に潜ったQちゃんは大きな貝が魚をくわえているのを発見。ひっぱると鎖状に連なった魚達が・・・。その魚達の姿に衝撃を受けていると、最後の魚がタコの足をくわえているではありませんか!大量の魚とタコを同時にゲットしたQちゃんは「かいはとれなかったけど、きょうのえものはQちゃんがいちばんだ」とみんなに褒められるのでした。めでたしめでたし。
絵本の内容とは直接関係ありませんが、大人になってからこのアニメを見直すと、大原家って他の藤子アニメの主人公一家に比べるとかなり恵まれていると思います。というのも、大原家は家族揃ってどこかに出かけるとか旅行に行くとかいうエピソードが多いんですよ。パパが会社の帰りに正ちゃんにおもちゃを買って帰るというエピソードも何度か見ましたし、家ではいつもママが手作りのお菓子(豪華なケーキの時もあった)を作って待っています。
それに比べると、のび太は欲しい物もあまり買ってもらえず、どこにも連れて行ってもらえず、おつかいに行かされたり0点とって怒られたりするだけ。何てかわいそうなんだろう、とずっと思っていました。でも、そんな野比家だからこそ、ドラえもんの存在が生きるんでしょうけど・・・。最初からのび太を助けるためにやってきたドラえもんに比べると、Qちゃんは特別に何の役にも立たず、単なるトラブルメーカー。そのQちゃんにみんなが振り回される姿を描いたものなので、正ちゃんを「かわいそう」な境遇にしなくても良かったということなんでしょうね。
それとも、あんな大飯食らいのQちゃん(毎食ご飯20杯?!)を養えるくらいだから、最初から経済的にはわりと恵まれているのかも??ママが「赤字だわ~」と嘆くシーンはわりと出てきたような気がしますが・・・。
カメに乗りつつ貝を探すQちゃん。むちゃくちゃキュートですねぇ・・・。和みます。
鎖状に連なった魚と共にタコをゲットし、みんなに褒められるQちゃん。終始和やかです。しかし、この魚達、見ようによってはなかなかグロイですよね(苦笑)。実際リアルに魚がこんな姿になってるのを見たら失神してしまうかも(笑)。「すごいなあ」と言われてるけど「すごい」どころじゃないだろう・・。
あと、これも絵本の内容と関係ないけど、オバQの中では正ちゃんの他に、ヒロインのよっちゃんが好きだったのを思い出しました。あの声がまた、たまらなく可愛かったんですよね~。「ひみつのアッコちゃん」とか石森キャラなヘアスタイルが連載当時を思わせて素晴らしいです。子供の頃、あのヘアスタイルどうなってるんだろう?とよく思ってましたよ。
よっちゃん、スミレちゃん、魔美ちゃん、怪子ちゃん、ルナちゃん・・・。あと、アニメ版の「プロゴルファー猿」の若葉ちゃんもいたなぁ。藤子キャラで一番可愛いのは誰かなぁ~(危)。
| 2011年5月17日 記 |
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