魅惑のパチソンの世界3「テレビマンガフェスティバル」


これは作品群から86年頃に発売されたと思われます。偶然にも週末放送されていた番組ばかり集まっていて、当時の土日のワクワク感を懐かしく思い出します。

この頃になると小学生になっているので、結構買った時の記憶が残ってるんですよ・・。これは当時まだ珍しかった(と思う)大型スーパーの中にあるレコードショップで見つけたと思います。もちろん正規のカセット棚ではなく、ワゴンセールの中でした。確か買った時に父が一緒にいて、これ買えば?という感じで薦められた記憶が・・・。出来れば「これはオリジナルじゃないから」と止めて欲しかったんですけどね・・・。お目当てはマイナーながら私が子供の頃から愛して止まない「あかぬけ一番」の主題歌でした。パッケージもレルのパチが描かれていたような気がします。オリジナルではなかったですが、これはこれで散々聴いて楽しんでました。ちなみにオリジナルのレビューはここでしてます。

               A面
①電撃戦隊チェンジマン おなじみの東映戦隊シリーズの主題歌です。オリジナルは影山ヒロノブさんですが、そこまで暑苦しく(笑)唄われていなかったため、多少軽い感じはしつつもあまり違和感はありませんでした。
②しあわせカーニバル 世界名作劇場「愛少女ポリアンナ物語」の主題歌です。このアニメ、大好きだったなぁ~。この曲もかなり好きでした。オリジナルは工藤夕貴さんですが、パチの方も若くて可愛い声質なのであまり違和感はありませんでした。普通に聴けます。
③うしろゆびさされ組 「ハイスクール奇面組」の主題歌です。これも懐かしすぎですね。奇面組の主題歌はみんな大好きなので、いつかオリジナルの方のレビューをちゃんとしなければと思っています。オリジナルはタイトルと同じく『うしろゆびさされ組』。おニャン子の中から生まれたユニットです。はっきり言って、パチの方が上手い(汗)んですが、どこかはじけるような若さが足りません。やっぱりあの女子高生独特のキャピキャピ声が曲に合ってたってことなんでしょうね。上手ければいいという物でもないな~と、昔のアイドルの曲を聴くとつくづく思います。
④ゲゲゲの鬼太郎 これはパチの中のパチ!!これとパーマンとハットリくんが「80年代・輝くパチソンカセット大賞」でパチカセ大賞受賞候補の三つ巴だと思います(笑)。パチソンファン界では有名な志村バージョン。これは当時から聴くのがイヤだったですね~(笑)。番組そのものは大好きで毎週欠かさず見てたんですけどね。でもなぜか昔は「ニセモノ」だとは思わなかったんですよ。認めたくなかったのかもしれません(笑)。オリジナルの吉幾三さんのキャラそのもののモノマネをしながら唄っていて、爆笑モノです。
普通に唄えば声自体は結構似てるのに、♪試験も何にもない・・・てか?♪と、なぜか語尾に「てか?」が付いていて、余計なモノマネをしているおかげで吉幾三というより「志村けん」になってしまってます。オリジナル自体♪たの~すぃな(楽しいな) たの~すぃな~♪とか♪お化けはすな(死な)ない~ 病気も何にもない ん゛~♪とか、東北弁丸出しでインパクト大なのにパチソンは更に上を行く出来で素晴らしすぎです。これからも語り継いで行きたい迷曲です。
⑤おっぱいがいっぱい 「ひらけ!ポンキッキ」の中の唄ですね。今も昔も聴いてて恥ずかしいです。オリジナルは子供が歌っていたと思いますが、これは女性が歌ってます。大人が歌ってるというだけで別に違和感はありません。

 

                  B面
①夢を勝ちとろう 最初の「ワイは猿や!プロゴルファー猿や!」というセリフもちゃんと再現されてます。オリジナルの声優さんに比べると随分細くて可愛らしい声ですけどね。「ミスター味っ子」の初期の頃の陽一君の声に似てるかも(笑)?唄の方はオリジナルは水木一郎さんですが、これはそれよりも軽くてキーが高い感じです。オリジナルを知らなければ普通に聴けるんじゃないでしょうか??
②いきなり
Want You!
「昭和アホ草紙 あかぬけ一番!」の主題歌です。これがもう好きで好きで・・・。何度聴いたかわかりません。ずっとパチしか聴いてなかったので、数年前20年ぶりくらいにファミリー劇場の再放送でオリジナルを聴いた時は逆に違和感がありました(笑)。パチソンの刷り込みって怖いです。オリジナルってやっぱりクリアでキレがあるなぁと思いました(ビールのCMみたいな例えですが(^_^;))。
オリジナルに馴染むとやっぱりショボイ感じがするけど、私としてはどちらも好きです。それにしても、パチソンソンガー(?)ってオバサン系、可愛い系からロック系までいろいろ取り揃ってますね。
③翼よ走れ キャプテン翼のED主題歌です。それにしてもなぜにこれだけED?どうせならOPの「燃えてヒーロー」のパチを入れて欲しかったところです。オリジナルはあねご役の声優さんが歌ってたと思いますが、当時からオリジナルをあまり知らなかったため、そんなに違和感はありませんでした。ただ、途中で翼君とあねごのセリフの掛け合いがあるんですが、こっちの方が微妙で気になりました(笑)。翼役はプロゴルファー猿役をやってた人と同じ人だと思います。猿よりはまぁまぁ合ってるかな??
④炎のキン肉マン 「キン肉マンGo Fight!」と同じ人が唄ってます。オリジナルの串田さんと全然声質が違う(どちらかと言えば正反対?)ので、違う唄に聴こえてしまいます。何ともいえないくらい軽いんですよ。キン肉マンはもっと太くてアツい声の人が唄った方がいいですね~。ただ、唄自体は上手いので、オリジナルを知らなければ「こんな曲か」と普通に聴けると思います。
⑤愛がひとりぼっち 「タッチ」の主題歌です。♪な~みだくん 彼に告げて~♪で始まるやつですね。オリジナルは岩崎良美さん。オリジナルよりもキーが低いような気がしますが、それさえなければ普通に聴けると思います。

この頃になると、こういうカセットについて少しずつ疑惑が浮かんできていた頃なんですが、それでも必死に信じようとしていました(笑)。まさかアニソンにニセモノがあるなんて想像もしてませんでしたから・・。鬼太郎みたいにちょっと変なモノについては「あれ・・?」と思ってましたが、自分がTVで見ているのとイメージが合っていたり、似ているのも多いためなかなかコレといった決め手が見つからなかったんですよ(笑)。

それにしても、1つのカセットにつき一曲はパンチの効いた迷曲が混ざってますね。製作する側も「これはありえないだろう」とか「バレるだろう」とか思わなかったんでしょうか。

それどころか鬼太郎なんて逆に楽しんで録ってそうだし・・・。なかなか味わい深い世界ですね。





2008年11月16日 記