ビデオ戦士レザリオン 全話レビュー 6話

内容
オリビアやブルーハイム博士の協力で無事に中学2年生に進級できた敬はハイテンションだった。そんな時、地球連邦軍では地球にさかんに現れるというUFOについて調査していた。UFOは宇宙に張られているガードベルトを難なく突破し、地球へ突入できる上、その間EM効果によって全ての防衛装置の電子システムが働かなくなるという。UFOの正体は落ちこぼれ宇宙人のエレファンで、EM効果の調査のため、地球や反乱軍の周りを偵察飛行していた。 レザリオンは、EM効果の瞬間に地球に侵入した反乱軍のブラックベアを倒しつつ、UFOを追いかけるのだった。


エレファン初登場の必見エピソードです。インパクトのあるルックスで、こんなに初期の頃から登場していたわりには、意外に影の薄いエレファンなんですが、私はこのエレファンが意外と気に入っています。宇宙人なのに温かみがある所がいいし、毛むくじゃらなルックスもセサミストリートのキャラっぽくてある意味「キモかわ」だし(^_^;)、最初の頃はボケーっとしてますが、記憶を取り戻してだんだん戦士っぽくなっていく所も好きでした。

それはさておき、今回のレザリオンも初っ端からいきなり「成績ネタ」です(汗)。成績ネタ第3弾で、コンピュータ改ざんネタ第3弾!!も~、成績&改ざんネタやりすぎなんですけどね~。でも毎回違った展開でこれがまた面白いんですよ。今回は敬とオリビアが無事一緒に中学2年生になれて浮かれまくる様子が描かれています。人目も憚らず、仲良く手をつないで「ウフフ」「アハハ」と校庭を走り回ります。羨ましいですね~。
敬とオリビアは、お互いに全く照れがなく、中学生とか高校生というよりも、幼稚園くらいの子供がじゃれあっているような、従兄同士のような、一休さんとさよちゃんのような(笑)、そんな感じでとても微笑ましくて可愛いんですよ。この二人の関係が好きだという人は結構いるんじゃないかと思います。
落第間違いナシの敬でしたが、オリビアの泊り込みの指導と、ブルーハイム博士のコンピューター改ざん(というよりカンニング??)によって無事に進級試験に合格することが出来たようです。中学校は義務教育なので実際は落第はないはずなんですが、敬の学校は「試験に落ちれば何度でも同じ学年をやってもらいます」という恐ろしい場所でした(笑)。それにしても、敬って5話までまだ中学1年生だったんですね・・・恐るべし・・。

過半数の人にとって「落第」はのび太の0点と同じくらい「実際はありえない話」なんだと思いますが、私もこの敬と同じく落第の恐怖をリアルに味わったことがあるんですよ(苦笑)。落第だけは絶対にイヤですよね~。授業を受けるだけなら別に構わないけど、自分より年下の人達と修学旅行とか学園祭なんて・・。
何を隠そう、私は高校1年→2年になる時、そして高校2年→3年になる時にレポート提出&追試を受けまくってやっとのことで進級させてもらったという過去を持っていまして、本当に敬が他人とは思えません(笑)。おまけに、中学2年の時私もリスを飼っていたし。一週間で死んだけど・・orz
高校3年→卒業の時も、日本史が1年間オール赤点で、本来なら卒業できなかったはずなんですが、追試を受けさせる時間がなかったのか、もうどうでもいいからさっさと卒業してくれ、と思われていたのかウヤムヤになって無事に3年間で卒業できました。
高校の勉強は全く付いていけず、多分3年間の試験で50点以上を取ったことはほとんどないんじゃないかな・・・。今だから笑いながら言える話ですけどね~。特に日本史は全然覚える気がなくて、未だに「おれは直角」のOP主題歌に出てきた年号くらいしか知らなかったり・・・。
こんな調子だったのに大学に入学できたのが奇跡ですね。1浪したけど。

自分の情けない過去話が長くなりましたが、敬の学校の試験は、ペーパーテストではなく、コンピューター入力なので、軍の力を使えば、簡単に学校のコンピューターに侵入出来るようになっています。ブルーハイム博士は「敬が落第したら大変じゃ!」と軍のコンピューターから敬のテストを解いてしまいました。4話であれだけ改ざんを怒っていた敬ですが、今回はすんなり受け入れてました。戦いが続いて自分の力だけじゃ無理だと認めたんでしょうか。♪その気もないのに無理すんな♪ってことだったんでしょうか。それか4話での出来事をすっかり忘れているのかも・・・。

やっと戦いの話ですが、今回はEM効果というちょっと難しい言葉が使われたりしています。「EM」とは、調べたところによると「電磁 (Electromagnetic) 、電磁気 (Electromagnetism) 等の略」とのこと。エレファンのUFOがガードベルトを通過する時、電磁気の関係で、防衛装置が作動しなくなる、ということですね。その間に反乱軍が責めてくると大変ヤバイんだけどどうしよう、ということが軍の中で話し合われていました。

今までレザリオンが戦っている間も、常にUFOが付きまとっていた、ということになってるんですが、そんな伏線は一度もなかったので、このあたりはちょっと取って付けたような感じがしますねぇ・・。出だしを進級ネタにせず、戦いの後、UFOがレザリオンに付きまとってるシーンにすれば良かったんじゃないかと思うんですけどね~。
ちなみに、エレファンが地球連邦軍や反乱軍の周りを偵察するのは、「EM効果」に対処する方法が地球人にはない、ということを確認するためです。

進級できて一安心の敬は、家でオリビアと一緒に遊んでいましたが、オリビアは読書、敬はロボットのおもちゃを組み立ててます。オリビアが読むような本が敬の部屋にあるのかどうか謎ですが、自分で持参した本かもしれません。関係ない話ですが、中学生って友達の家に集まってマンガを熟読しますよね(笑)。せっかく友達の家に来てるのに、意味ないじゃんと今になって思いますけどね。このシーンを見てそんなことを思い出しました。
このバラバラに遊ぶ二人の間に敬の姉・友美姉ちゃん乱入。「UFOを見たのよ~!」「敬もUFO見たいでしょ?」と大興奮の姉に敬は「俺はいつもUFOに付きまとわれてるんだ」と冷静です。このお姉ちゃん、なかなかイイですね~、リアルなギャルっぽさが可愛いです。敬のお兄さんはアナウンサー、そしてお姉さんはキャビンアテンダント。二人とも花形な職業で、何気に香取家はスゴイです。

進級できてご機嫌の敬は、自分から「出撃しなくていいの~?」と軍に問い合わせてくるほど余裕こいてます。そのふざけっぷりに管制室(?)のお兄さんからは怒られる始末。敬は「アカンベー」で対抗して、また自分が子供であることを武器にしたのでした。ちなみに、このお兄さん、今回が初登場にして、今後一切出てこないんですが、終始ヒステリックな態度でこの話を彩ってくれます。非常時なんだからピリピリしていて当たり前なんですけどね~。
その後、突然「EM効果」によって軍と連絡が取れなくなり、心配した敬は自分から基地へ向かい、出撃します。普段の生意気なガキから一転する、このギャップがまたイイですね~。

反乱軍のブラックベアをあっさり倒した敬は、「今日は許さないぞ」とレーザーファイター型でUFOを追いかけます。
途中でサハラに「随分てこずってるじゃない」と言われた敬は、「チャールズのおいちゃん達こそ、随分(戦いに)手間取ったね~」と言い返しますが、この台詞に私はいちいち orz な気分になります。というのも、私はチャールズ(30歳)と齢が近いのです(-_-;) 敬君、30歳はそんなにおじちゃんじゃないよ。確かにそんなに若くはないけどね。しかもチャールズは30歳にしては老けすぎていて、シルベスタ将軍(45歳)と同じくらいに見えるけどね~。
それはいいとして、UFOはレーザーファイター・G1・G2の三体がかりで追いまくられ、中のエレファンはまるで「関口宏の東京フレンドパーク」の光るパッドの順番を覚えて音楽を演奏するアトラクション(今でもやってるんだろうか??)みたいに操縦席の前で大慌て。サハラは「とどめをさしてやる!」とミサイルを撃ちまくったり、森の中に入ったUFOを「燻り出してやる!オラァ」とノリノリです(注:サハラは女性です)。一方、チャールズはあまり興味ナシ。結局、意外にもUFOを打ち落としたのは敬ではなく、サハラのG2でした。

撃墜されたエレファンは地球連邦軍に保護されていました。気が付いたエレファンは名前やUFOで付きまとった理由等、質問攻めに合います。例のヒステリックな管制室の兄ちゃんも、最後の最後にエレファンに怒鳴り散らし、ラストに花を添えてくれました。何も答えられないエレファンを「今はそっとしておくんじゃ」とブルーハイム博士は皆を外に出します。チャールズは即効で出て行きました。やっぱり興味がなかったのですね。
皆が出て行こうとした時、錯乱気味のエレファンはサハラを指差します。とても意味有り気で何かの伏線っぽかったのですが、別に何の意味もなかったのです(汗)。その上、エレファンは今後しばらくの間、何事もなかったかのように登場しませんし・・・。この件ついてはまた別の話で語りたいと思います。

エレファンがサハラを指差した時、敬がサハラのことを「サハラ姉ちゃん」と言っていました。可愛いですね~。
敬にとっては  チャールズ→おいちゃん、サハラ→姉ちゃん なんですね。マクロスの輝だったらサハラもオバサン扱いでしょうけどね。半殺しの目に遭うと思いますけど・・。
サハラの年齢は、設定では19歳らしいんですが、絶対にそれはありえないだろう~と突っ込んでしまいます。これについてもまた他の回で語りたいと思います。

最後に、敬は夜の公園でオリビアとブランコに乗りながらその日の経緯について語ります。エレファンのUFOを追ったことを「やりすぎたかな」と反省する敬ですが、やりすぎたのはどちらかといえばサハラだと思います(笑)。そんな敬を「敬って優しいのね。これは戦争なのよ。死んだらおしまいなのよ」と心配して抱きしめるオリビアなのでした。なんだかんだで、敬とオリビアのラブラブで「シメ」でした。





                                                        

2008年08月20日 記