ゴッドマジンガー


今回は「ゴッドマジンガー」について語りたいと思います。

ビデオをレンタルして○○○○したのはもう5年くらい前だと思いますが、ざーーっと気になるシーンだけ早送りで見た後はずっとほったらかしにしていました。昨年末からやっと少しずつ消化し初めて、先日ようやく全話見終わりました。こちらの画像はDVDのジャケットからですが、持ってません(^_^;) 放送されたのは84年で、ちょうどリアルタイム世代なんですが、私はこのアニメがあったことすら知りませんでした。マジンガー全盛期から10年近く経ってから製作された上、内容に全く関連性がないため、紹介されることもほとんどないと思います。しかも放送当時は、リアル系のロボット全盛でこの手の物は何だか古臭い感じだったんですよね。

私が見ようと思ったきっかけは「魔神全書」に紹介されていたからです。内容がどうこうというより、絵柄が単に気に入ったから見たいと思ったんですよ。絵柄は、期待通りですごく気に入ったんですが、肝心の内容の方は正直言ってそんなに面白いとは・・・。何と言うか、全体的に抑揚がなくてこれと言った盛り上がりがないんですよね。とはいえ、絵柄もいいし話数も短いのでとても気軽に見れる所がイイですよ。

内容はというと、ある日突然ゴッドマジンガーに「選ばれた戦士」として、強制的に太古のムーに連れてこられた現代の高校生・ヤマトが、ドラゴニア軍からムー王国を守るために頑張る、というもの。かなり省略してますけどね(汗)。あとは、それを手に入れた者は全世界を支配できるという「光宿りしもの」の争奪戦が主に描かれています。最初は、自分とは全然関係ないムー王国を守らされてちょっと「やらされてる感」のあったヤマトですが、「光宿りしもの」が敵のドラゴニア軍の手に渡れば、ヤマトがいた現代の世界まで破壊されてしまうと知ってからは本格的に戦うようになります。

見どころは、「光宿りしもの」探しで、その手がかりとなる円板の争奪箭のあたり、燃えどころはゴッドマジンガーとヤマトが一体化して怒った時のダイナミックな戦いぶりとヤマトの鮮やかな剣術。そして萌えどころはヤマトのミニスカートと美脚です。
殺伐とした戦いぶりのわりにはホノボノ感の漂うゴッドマジンガー。それでもふたりの犠牲者が出ます。4剣士の中の1人、ノローがまず犠牲になるのですが、なぜか印象が薄い・・。4剣士はみんな地味なルックスなのですが、出番も多いし個性もあります。なのにこの薄さは一体?!ノローは名前の通りちょっとのんびり屋さんで、ぽっちゃりさん。そして食いしん坊というキャラクターです。でもよく考えれば4剣士のうち3人がぽっちゃりしていて、一番ぽっちゃり(というよりガッチリ??)のデリアが食いしん坊ではないが酒飲みという設定でした。もしかしてちょっとキャラ被ってる??そんなところが印象を薄くしてるのかもしれませんね~。もう1人の犠牲者はムー王国の女王アイラの側近、ムラジです。ムラジはアイラの「じいや」的存在で「アイラ様、立派になられましたなぁ」という感じのキャラクターです。こちらはちゃんと「ムラジの最期」というサブタイトル付きで放送され、内容も結構グッときました。特に、普段静かに助言&判断を下すムラジが、実はもと兵士というで、死ぬ覚悟で颯爽とエルド王子の元に乗り込んでいくシーンはカッコよくて燃えました。

ちょっと変わっていて面白いなと思ったのが、「光宿りしもの」の手がかりとなる円板です。片割れをエルド王子に奪われてしまうのですが、普通ならその後取り替えそうと乗り込む展開になることが多いと思います。しかし、このアニメでは違いました。アイラ様の「誰も傷つけたくない」という思想から、取り戻すことは考えず、「なければ作ればいいのです。材料さえ同じなら同じモノができるはず」と捏造作戦に出たのです。「え~!?」という反応の4剣士でしたが、アイラ様のごり押しで、石を加工する技術を持つギロンとゾルバは渋々洞窟の中で地道な作業をすることになったのでした。それで、普通なら「やっぱり本物じゃないとダメだ」という展開になると思うんですが、また違いました。本物そっくりに作られた円板はそれなりに反応(映像が浮かんだ)したのです。本物の円板の場合だと、ムーの神(?)のじいさんのホログラムから「光宿りしもの」プレゼントというビッグな特典があり、大分違いますが(笑)ヒントをくれるだけでも随分サービスがいいですよね。これがなんだか面白くて印象に残りました(笑)。

肝心のゴッドマジンガー、ロボットについては何も触れていませんでした(^_^;) ゴッドマジンガーはロボットというより「ムーの守り神」の石像のような扱いで、他のロボット物のように操縦席に乗り込むタイプとは違い、ヤマトと一体化、同化して戦うようになります。他のマジンガーシリーズが科学系としたら、こっちは天然系(?)というか、うまくいえないけどそんな感じです。しかも、このマジンガーは意志を持っていて、勝手に判断して動いて行方不明騒ぎを起こしたり、ヤマトが必要だと感じた時は「ヤ~~マ~~ト~~」といきなり呼び出したりします。あと、戦いの時怒ったヤマトと連動して口が開き、魚みたいなワニみたいな歯をむき出すこともあります。これが怖いというか可愛いというかコワかわ、微妙な感じですが結構気に入っています。意味もなく胸キュンになります。

主人公のヤマトは豪先生のキャラクターらしくつり目で、日本男児的な美少年です。なんとなく「魔女っ子チックル」を男にしたような感じにみえます。ウエスタンな装いだった70年代のマジンガーシリーズ(・・に限らず70年代のヒーロー物はなぜかウエスタンが多いですね)の主人公達とは打って変わって、登場時の私服は赤いスタジャンにスリムのジーンズ。おまけに、登場早々女の子にフラれるという所にエイティーズが炸裂しています。そんなヤマトですが、ヤンチャな妹やムー王国でのマスコット的存在の女の子、マドマに対するお兄さんぶりは歴代マジンガーシリーズから受け継がれているようです。後半になるにつれ、ヤマトの体はボロボロになって、倒れたり、ついには死んでしまったり(!)大忙しです。物語が進むにつれてアイラがヤマトを好きになるあたりがイイですね。ヤマトはあまり気にしてない感じでしたが、戦いが終われば現代に帰らなければいけないし、どういう結末になったんでしょうね。本編では敵を倒して「やったね!」というところで終わってしまいました。

あと、個人的にはずせないのはヤマトの美脚についてです。もう、あのスラリと伸びた足の美しさと言ったら・・・。
それというのも、ヤマトは男子高校生なのに、ムー王国では赤いミニのワンピース姿。ギリシャ神話などに出てくるあの服、「海のトリトン」とかが着てるやつです。妹よりも、ヒロインのアイラよりも短いスカートをヒラヒラさせて走り回るのですよ。し・か・も・やたらローアングルが多いし、パ○チラシーンまで用意されており、私のハートはもうドッキドキです。
ヒロインのは全くない(多分)のに、男子高校生(しつこい)がパ○チラっていいんでしょうか?
中学の時、「ドロロンえん魔くん」の再放送を見ていて、その時にえん魔くんがやはりパ○チラシーン続出で、淡いときめきと同時に「男の子なのにパ○チラって・・」と思っていたのですが、そのときのことを思い出しました(笑)。しかも作者が同じだし、やはりさすがダイナミック作品としか言いようがありません。

ムラジもおもわずうっとり見惚れる美脚っぷり。 (単にヤマトの蹴ったボールに目が行ってるだけです(笑))
なまめかしすぎです。

このアニメでは別にヤマトだけがミニな訳ではなく、民衆も、敵のエルド王子も、あの4剣士でさえも生足で走り回っています。しかし4剣士はゴツイ足だし、美形なエルド王子の足も何かが違うのです。
私にとって、彼に匹敵するほどの美脚ヒーローといえば、グレンダイザーの後半の甲児くんくらいです。甲児くんといえば、4剣士のひとり、ギロンの声を石丸さんがされています。冷静な性格で、ヤマト達が暴走しそうになるのを止めたりする役目なのですが、あの声で冷静なセリフを言われるとなんだかヘンな気分になってしまいます(^_^;) やっぱりあのイメージが強すぎるんでしょうね。

今回は私の変態っぷりをさらしてしまい、いつもと違う意味で恥ずかしいです。ちなみに、私と同じ所に興味がある方は3話、5話、11話あたりがオススメです。内容の方はちょっと薄い感じですが、この絵柄が好きな方は楽しめると思います。美形の王子(敵だけど)、きれいなお姉さん(敵だけど)、女王様に妹キャラ等よりどりみどりですよ。ただ、もっと細かい心理描写があれば・・と思いました。

                                                                               

2008年1月15~16日 記