今回はこのアニメ「魔女っ子チックル」についてご紹介したいと思います。放送されていたのは78~79年で、原作はなんと永井豪先生です
数ある魔法少女アニメの中でもマイナーな方に入るんじゃないでしょうか。
一昔前よくやっていた「懐かしの○○」系の番組で紹介されたりすることもほとんどなかったと思います。
私も、自分が生まれた頃にやっていた作品なので全然知らなかったのですが、高校生の頃に魔女モノの主題歌ばかりを集めたCDを入手してから知りました。主題歌も可愛いですし、絵柄にも魅かれ、それからずっと気になっていたアニメでした。再放送も期待できないし、いつか見ることができる日が来るんだろうか・・と思っていましたが、近年DVD化!1年くらい前にようやく入手しました。内容はと言うと、誕生日のプレゼントに父親から絵本をもらったチーコ(人間の女の子)は、いたずらのしすぎでその本の中に閉じ込められていたチックルを助け出す。それからチックルはみんなに魔法をかけ、チーコと双子の姉妹として人間界で生活することになる・・というモノです。
原作は豪先生ですが、別にお色気シーンが多い訳でもなくシンプルな魔女っ子アニメだと思います。前半は学校のシーンが多く学園モノっぽい感じがしますが、中盤からだんだんフェードアウトしていきます。後半は、「前半に出てきた多くのクラスメイト達は一体どうなったんだろう・・」と思ってしまうほどです。各話のエピソードも地味なんですが、結構感動する話もあったりしてお気に入りのアニメです。
ちなみに感動した話は7話「お姉さんはいじめっこ」、11話「はばたけ!母の愛で」、そして45話(最終回)の「魔法の国からの使者」でした。特に11話と45話は泣けた(ToT) そして7話もとても印象的で、チックルが本当の自分の姉ではないのでは、と気づき始めたヒナちゃん(チーコの妹の小さい女の子)がノラ犬に襲われてしまう。魔法を使って助ければ簡単なんだけど、魔法を使えば「本当の姉妹」にはなれない、と思ったチックルは少女マンガの主人公とは思えないポーズ&形相で「ワン!!」と一喝、魔法を使わずにノラ犬を追い払い、ヒナちゃんを助けるというお話。ヒナちゃんは、魔法を使うチックルと一緒にいると変なことばかり起こり、いつも被害に遭ってしまいます。それを一生懸命両親に伝えるのですが、まだ幼いので何を言っても信じてもらえない・・というちょっぴりカワイソウな役周りだったりします(^_^;) 両親もまた、チックルのおかしな行動を見て怪しんだりする回もあるのですが、でもそのおかげで(?)最終回が感動的な物になってるんですよね。
あと、面白かったのは33話「俺たち女の子!?」で、「全てにおいて女性の方が男性より優遇されている。平均寿命だって男より女の方が上だ」ということに不満を抱いたドン太(チックルのクラスメートでガキ大将)達がチックル達を観察し、その理由をさぐるというもの。その結論が「女はスカートを履くからだ」(男女の違いといえばコレしか浮かばなかったらしい・・)というもので、よくこんなネタを思いついたな~と、ヘンなところで感心してしまいました(笑)。脚本家の方が常々疑問に思っていたことなのかもしれません。ちなみに、当時の女性の平均寿命は77歳。男性は72歳とのこと(チックル談)。
そしてチックルといえばこのツリ目がまたイイんですよ。
当時の少女アニメにありがちな目の描き方とは全く違っていて、特に前半(左)は豪先生の絵柄にかなり近いと思います。中盤から右のような絵柄に変わり、随分可愛らしくなるのですが、前半のような少年マンガ風のファニーフェイスなチックルが私としては好きでした。
チックルは見た目意地悪そうな顔をしていますが、そんなことはなく男気あふれる(?)サッパリした性格です。そしてちょっと子供っぽい所(チックルは小学生ですが・・)がキュートです。声は吉田理保子さんがやっていて、「 魔女っ子メグちゃん」のメグ、「グレンダイザー」のマリアと同じような雰囲気です。キャラ的にはメグちゃんとマリアを足して2で割ったような感じでしょう か。
魔女モノのアニメがお好きな方にはオススメのアニメです。両手の人差し指を立てて右・左。くるっと回して「マハール ターマラ フーランパ!」と言いたくなること間違いナシ(^^♪
| 2007年11月17日 記 |
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