
懐かしのバタークリームケーキです!
私が子供だった頃はまだクリスマスケーキを注文する時に生クリームとバタークリームのどちらにするかが選べたんですが、いつの間にかバタークリームは姿を消してしまいました。子供の頃からの「バタークリーム=不味い」という固定観念がずっと持続していて、その後何年もずっと思い出すこともなかったのですが、近年になって「そういえば昔、バタークリームケーキってあったよね?どんな味だったっけ?」と急に気になってきました。そう思って探してももうどこにも売ってないし、もう食べられない、入手できないと思うと急に欲しくなるもので、スーパーのケーキ売り場の前を通るたびにバタークリームじゃないかどうか確認(目視だけど)したりしていました。
そう思っていたら、昨年のクリスマスの頃、母から「あるスーパーで『バタークリームのケーキあります』と書かれていたのを見た」という話を聞き、「ついに復活の時がきたか~!!」とワクワクしていたら母はいつもどおり生クリームのケーキを注文していました。「なんだよチクショー」と残念に思っていたら、2011年12月25日の昼休み、職場の近くの小さなスーパーでバタークリームのケーキが売られているのを発見しました。しかも、25日だから半額!!しかもレア(?)なチョコレート味!!前日にもケーキ(生クリームの)を食べていたし、その残りを25日の夜にも食べる予定だったので、こんなに毎日ケーキばっかり食べていいのだろうか??と職場に戻ってから自分の体型と相談しつつ半日悩みました。でも、これを逃したらもう一生手に入らないかも・・と思うと買わずにはいられなくなり、結局仕事の帰りに半額でお買い上げしてしまいました。それがむちゃくちゃ美味しかったんですよ。子供の頃から思っていた「バタークリームは不味い」という記憶が一気に消し去られました。
長くなりましたが、それがこの画像のケーキを入手したきっかけです。以前食べたのはチョコ味だったので、今度は白いクリームバージョンが食べたいと思って、ネットを探したら一つだけ通販をやってるお店があってそこでお取り寄せした物です。これもむちゃくちゃ美味かったですよ。楽〇で検索したらすぐに見つかるところで購入しました。超・おススメです。
子供の頃のバタークリームケーキの思い出は、クリスマスイブの前の週の日曜日に子供会で行われていた「クリスマス会」です。これに参加したお土産のケーキがバタークリームだったんですよ。それで、そのもらったケーキも喜んで食べてましたが、クリスマスイブに家で生クリームのケーキを食べると「やっぱりこの美味しさには勝てないね!」と「生>バター」を実感するのが定番でした。給食でもケーキが出ていたのですが、それも生だったので本当にバタークリームって今考えるとレアだったんだな~と思います。
この画像のケーキはピンクのバラとグリーンの葉がお上品な感じですが、私が覚えているのは「ドレンチェリー」という真っ赤な砂糖漬けのチェリーと葉っぱを模した緑色の砂糖菓子(「アンジェリカ」という名前だったと思いますが・・)が乗っている物です。甘ったるいだけであまり美味しい物ではないんですが、あのチープな感じのケーキがもう一度食べてみたいです。今回2つのケーキを食べてみて、生クリームよりバターの方が美味しいという感想をもちましたが、昔のもこんなに美味しかったんでしょうか・・・。
2012年6月19日 記 |
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